今週の気になる新曲2曲。

今週は、クリスマスウィークですので、
話題のクリスマスソングの新曲2曲です。

まずは、twenty one pilotsの
"Christmas Saves The Year"です。



今月リリースされた、彼らの
オリジナルソングのようです。
ホント、2020年を救って欲しいですね。

そして、もう1曲は、
Stevie Mackeyという人の、
"It's The Most Wonderful
Time of the Year"です。



こちらは、現在、
Andy Williamsバージョンが、
Top40入りを果たしております、
その、名曲カバーですね。

Stevie Mackeyって誰？
という感じですが、
シンガーとしては、この曲が
デビューになるようですが、
数々の有名アーティストたちと
仕事をしている、
ボーカルトレーナーらしいですね。

で、その、仕事仲間の一人、
J-Loをft.しているみたいです。

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、
1981年の2曲目です。

（新）ベストアルバムを語るわよ！（198）

・The Very Best Of Miki Howard

今回は、2001年に出ていたらしい、
Miki Howardのベスト盤
"The Very Best Of Miki Howard"です。

調べましたら、発売されているベストは、
このアルバムだけのようなのですが、
最近、この人の歌声が、
今までにも増して心地よく感じられて、
よく聴いておりますので、
取り上げてみることにしました。

ビルボードのR&Bチャートに入ったのは、
全部で12曲あるようなのですが、
このアルバムは、16曲入りですので、
12曲、すべて入っているのかな？
と思いきや、1曲だけ漏れているんですよね。
86年リリースの1stアルバム
"Come Share My Love"からの
3枚目のシングルで、33位を記録した
"Come Back to Me Lover"のみ、
収録されておりませんで、それが残念。

R&Bチャートで、Top10に入ったのは、
全部で7曲あって、そのうち、
2曲がNo.1に輝いているようなのですが、
Hot100に入ったのは、意外にも、
その1位なったうちの1曲、92年のヒット
"Ain't Nobody Like You"（84位）
だけなんですよね。

同じ時期に活躍した、Whitneyや、
Anita Bakerのように、何曲も、
Hot100にもヒットを送り込んだ
人たちもいましたが、なかなか、
クロスオーバーヒットというのを
出すのは、たいへんな頃だったんですね。

でも、曲は、その"Ain't Nobody..."ではなく、
88年リリースの2ndアルバム
"Love Confessions"からのカットで、
R&Bチャートで4位を記録した
Gerald Levertとのデュエット
"That's What Love Is"にしました。

Geraldも、若い...。



※次回は、今週の気になる新曲2曲です。

Time Machine ～2006～

今回は、2006年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Ying Yang Twinsの"Dangerous"です。
（Pop #85 R&B #84）



アトランタ出身のラップデュオ、
Ying Yang Twinsが、
同年にリリースした5枚目のアルバム
"Chemically Imbalanced"
からのカットでした。
Wyclef Jeanをft.したナンバーでしたね。
ビデオのほうは、映画『シン・シティー』の
パロディー？みたいですね。

この曲が、当時、気になったのは、
やはり、Daryl HallとJohn Oatesの
82年のNo.1ヒット"Maneater"を
ネタ使いしていたからで、
そちらは、すぐ気づいたのですが、
もう1曲、たいへん古い
アフロアメリカ人労働歌を
乗りのいいロックに変えて、
77年に、Ram Jamというバンドが
ヒットさせた"Black Betty"も
サンプリングしているんですね。

こちらは、"Black Betty"のことを
その時、知りませんでしたので、
ほう、そうなのかと思いました。
調べることは、ホント楽しいし、
勉強になります。





2006年12月16日付けのビルボード誌
です。

1位は、先日発表された、
グラミー賞ノミネートで。
最多ノミニーになっている、
あの歌姫の、あの名曲です。

＜2006年12月16日、何があったか？＞

1976年に公開されて、大ヒットになった
映画『犬神家の一族』の、
30年ぶりのリメイク版が、
再び、市川崑監督の演出と、
石坂浩二さん主演で作られ、
公開されたのが、この日だったようです。

https://eiga.com/movie/1454/
『犬神家の一族』（2006年版）
（映画com）

※次回は、ベスト盤を語る、です。

"Midnight Blue"

今回の同名異曲は、
"Midnight Blue"です。

3曲、思い浮かんだのですが、
この2曲にしました。
さて、先行漏れした曲は、
誰の"Midnight Blue"でしょうか。(^^;

まずは、Melissa Manchesterの
"Midnight Blue"です。



1975年、Hot100では、
最高位6位を記録した、Melissaさんの
初のヒット曲になるんですね。
同年リリースの3rdアルバム
"Melissa"からのカット。

なのですが、10月に、
この曲のNewバージョンが
リリースされていたんですねぇ。
知らんかった。調べてみるもんです。



そして、もう1曲の"Midnight Blue"は、
1983年に、Hot100の、
46位まで上昇していた、こちらです。



イギリスのブリストル出身の
オペラ歌手であります、
Louise Tuckerが、シンガーで、
プロデューサーでもある
Charlie Skarbekという人をft.して
歌っていた"MIdnight Blue"です。
UKチャートの最高位は、59位。
なんか、もっとヒットしていたような
記憶があるのですが、そんなもんかぁ。

カナダやスウェーデン、
デンマークなどでは、Top10入りする
ヒットになっていたみたいですね。

クラシックに関しては、
まったく詳しくないのですが、
ベートーヴェンのピアノソナタ第8番に
歌詞が付いたナンバーでしたね。

最初は、オランダ語バージョンが
作られたようですが、
好評で、フランス語、英語と
作られて行ったみたいですね。

※次回は、Time Machineです。

80's #162

80年代のお気に入り曲、200曲、
第162位は、1982年に、
Hot100で、最高位24位を記録した
Franke and The Knockoutsの
"Without You
(Not Another Lonely Night)"です。



81年のTop10ヒット、
"Sweetheart"で知られる彼らの、
82年リリースの2ndアルバム
"Below the Belt"からのカットでした。

”Sweetheart"は、日本でも、
ロックファン、AORファンから、
支持が多いナンバーですが、
こちらの曲も、ドラマティックな
バラードで良かったですね。
映像は、少しサイズが横長なのですが。
(^^;

Franke and The Knockoutsは、
リードボーカルで、
ソングライターでもある
Franke Previteを中心に結成された
ニュージャージー州のバンドで、
活動期間は、80年から
86年までと短かったのですが、
上記2曲の他に、もう1曲、
81年に最高位27位を記録した
"You're My Girl"という曲も、
Top40入りをしていましたね。

また日本では、Bon Joviのドラマー、
Tico Torresが在籍していて、
そのTicoが参加していた84年リリースの
3rdアルバム"Makin' The Point"には、
Bon Joviの"She Don't Know Me"に
そっくり（原曲？）な
"You Don't Want Me (Like I Want You)"
というナンバーが入っていることでも、
よく知られているのではないかと思います。

Franke and The Knockoutsは、
86年に解散してしまったのですが、
このあと、88年に、もともと、
彼らのナンバーだった、"Hungry Eyes"を
Eric Carmenが歌って
大ヒットを記録したことと、
"Hungry Eyes"とともに、
映画『ダーティー・ダンシング』の
サントラから大ヒットしました
Bill MedleyとJennifer Warnesの
"(I've Had) The Time of My Life"にも、
Franke Previteさんが、
ソングライターとして、
名を連ねていたことで、再注目されました。

https://www.facebook.com/franke.previte

※次回は、同名異曲です。