probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲2曲。

2020-12-16 10:41:51 | 最近の洋楽
今回は、ビルボードHot100の
最新チャートで、Newエントリー
&Reエントリーしてきた2曲です。

まずは、63位にNewエントリーしてきた
The Kid LAROIの"Without You"です。



オーストラリア出身の17才だそうです。
2003年生まれですってよ、奥さん。(^^;

2018年ごろから、活動しているようですが、
夏に、Marshmelloプロデュースの
Juice Wrldのヒットシングル
"Hate the Other Side"でft.されて、
俄然、注目されたみたいですが、
この曲は、先月リリースされた
1st Mixtape"F*ck Love"の
DXエディションからのカットのようです。

今どきの人ですので、ラップもやれば、
歌いもするスタイルみたいですが、
この曲は、歌ってますが、
なかなか、ロックっぽくていいですね。

そしてもう1曲は、一度、
79位まで上がっていたのですが、
圏外へ去って、今週、98位に
ReエントリーしてきたRitt Momneyの
"Put Your Records On"です。



ややこしいのですが、
Ritt Momneyというのは、
シンガーネームではなくて、
歌っている、Jack Rutterという人の
ソロプロジェクト名らしいですね。

もともと、仲間と組んでいた
バンド名だったようですが、
一人になって、その名前を
使い続けているみたいです。

曲はもちろん、2006年に、
Corinne Bailey Raeがヒットさせ、
日本でも人気になった、あの曲ですが、
子どものころ聴いて大好きだった曲を
ぜひともカバーしてくて、
リリースしたということのようです。

子どものころねぇ...。(^^;

Billboard Hot100

※次回は、80年代お気に入り曲、
第162位の発表です。

The Artist : The First & The Final Hit (#19 James Brown)

2020-12-14 19:45:59 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
19人目は、今月25日になりますと、
没後14年になります、
James Brownです。

存命ならば、87才。
んー、87才のJBさんっていうのも、
やはり、見てみたかったですね。

JBさん、初のヒットというのは、
James Brown and
the Famous Flamesのクレジットで、
R&Bチャート6位を記録した
"Please Please Please"
になるようですが、
初のHot100入りは、58年に、
最高位48位を記録した、
こちらのナンバーになるようです。
"Try Me"です。



これより古い映像も上がっていますが、
さすがに、クリアではないので、
1981年のJazzフェスの映像を
お借りいたしました。
でも、やっはり迫力。

そして、生前最後のHot100入りは、
85年の"Living In America"かな?
と思っていたのですが、
翌年、このナンバーが、
93位まで上がっていたようです。
"Gravity"。



その"Living In America"の大ヒットで、
85年に復活を果たしたJBさんが、
さらなる飛躍を狙って、翌年リリースした
アルバムのタイトルトラックでしたね。

もう、ほとんど
"Living In America II"ですが、(笑)
プロデュースは、同じDan Hartman、
曲作りは、DanとCharlie Midnightで、
こちらも、まったく同じ。
もうちょっと、ひねって欲しかったかな...
という感じでしたね。

JBさん、"Gravity"に関しては、
評価もセールスも、いまいちでありましたが、
このあと、88年に、Full Forceを迎えて
リリースしたアルバム”I'm Real"からは、
クロスオーバーヒットは
生まれなかったものの、
タイトル曲が、R&Bチャート2位、
続くカット"Static"が5位を記録する
ヒットになり、高い評価も受けましたね。

※次回は、今週の気になる新曲2曲です。

Charlie Pride

2020-12-13 11:01:27 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
訃報が入ってきましたので、
Charlie Prideさんの追悼です。

その名前を知ったのは、
自分が洋楽を聴きだした
80年代のことだったのですが、
なにせ、Hot100には入ってこない。

現在のように、ネットで何でも
聴ける状況ではありませんので、
白人ではないのに、
カントリーチャートに入っている
この人は、何者ぞ?という感じでした。

実際、Charlieさんのことを調べて、
音楽を聴くようになったのは、
ネットにどっぷりハマり出した、
20世紀の終わりころだったですかね。

改めて調べると、80年代に入ってからも、
7曲のカントリーチャートNo.1ヒットが
あるようなのですが、69年の、初の1位獲得曲
"All I Have to Offer You (Is Me)"
から数えて、通算、
29曲もNo.1に輝いているようです。

しかし、Hot100入りしたのは、
9曲しかなく、Top40入りしたのは、
この1曲だけだったようです。
71年に、最高位21位を記録したという、
"Kiss An Angel Good Mornin’”です。



そして、なんと、この曲を、先月行われた、
カントリーミュージックアウォードで、
現在活躍している、アフロアメリカ系の
カントリーシンガーである、
Jimmy Allenと歌っていたんですねぇ。



お元気な姿を見せてくれていてから、
1ヶ月ほどしか経っていないのに、
新型コロナに感染して、
旅立ってしまわれたようです。

なお、初のカントリーチャートでの
ヒット曲は、こちら↓の、
66年に、9位まで上がった
"Just Between You and Me"
になるようです。



今でこそ、Jimmy Allenや、
Darius Rucker、Kane Brownなど、
白人ではない人が、
カントリーソングを歌うことは、
珍しくなくなっていますし、
Ray Charlesのように、かつて、
垣根を越えて歌っていた人もいましたが、
60年代に、このスタイルで現れて、
どういう反応を受けていたんでしょうね。
そこらあたり、詳しい方に
お聞きしたいなぁ、と長年思っております。

R.I.P.

https://www.billboard.com/articles/columns/country/9498708/charley-pride-country-music-singer-dead-obit/
Charley Pride,
Trailblazing Country Music Singer,
Dies at 86(Billboard.com)

Time Machine ~1992~

2020-12-12 10:44:01 | 懐かし洋楽
今回は、1992年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Saigon Kickの"Love Is On The Way"です。
(Pop #12)



フロリダ出身のロックバンド、
Saigon Kickの、同年リリースの
2ndアルバム"The Lizard"からの
カットでありました。

前年の、91年は、
Pearl Jamがデビュー、Nirvanaが、
"Smells Like A Teen Spilit"で、
時代の顔となった年でしたので、
グランジ隆盛のころであったと
思うのですが、こうした、
80年代を引きずった(笑)ような、
ハードロックバンドによる、
バラードナンバーも、まだまだ
チャートに顔を出していましたね。

同じ年には、Firehouseの、
"When I Look Into Your Eyes"
なんていう曲も、大ヒットしています。

Saigon Kick、ハードロックバンドの
常といいますか、メンバーの動きも、
流動的で、2000年ころには、
活動休止していたようですが、
2012年に、フロントマンの、
Matt Kramerを中心に、
再結成して、活動中のようです。

また、やはり、オリジナルメンバーで、
一時、Skid Rowに参加していたこともある
ドラマーのPhil Varoneは、当初は、
再結成に加わっていたようですが、
現在は、脱退しているみたいですね。

https://www.facebook.com/saigonkickofficial

1992年12月12日付けのビルボードHot100
です。

1位は、説明不要の、一世を風靡した、
あのシンガーの、あの名曲です。

<1992年12月12日、何があったか?>

自民党55年体制下の、最後の内閣
宮沢改造内閣が発足したのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E6%BE%A4%E5%86%85%E9%96%A3_(%E6%94%B9%E9%80%A0)
宮沢改造内閣(Wikipedia)

※次回は、天国へ行ってしまった
アーティスト、19人目です。

(新)日本語カバーで、あの名曲を振り返りませう。(1)

2020-12-10 19:53:43 | 懐かし洋楽&歌謡曲
お名前ソングコーナーが、
前回で、終了しましたので、
今回から、新コーナーを、
ひとつスタートいたします。

近年は、ほとんど、洋楽ヒットを、
日本のアーティストが、
カバーして、リリースすることは、
無くなってしまいましたが、
グループサウンズや、
オールディーズの時代から、
2000年のミレニアムあたりまでは、
ひとつの文化として、ありましたよね。

で、そんな、名曲たちの日本語カバーと、
オリジナル曲との聴き比べなぞしながら、
それらを振り返って行きたいと思います。

まず、1曲目は、有名(?)なところで、
こちらの楽曲です。



坂上忍さんの"MIDNIGHT DANCE"。
1985年の1月リリースで、
オリコン最高位は、
60位だったようです。

天才子役として、人気者だった
坂上さんが成長して、
どっちの方向に行くのかな?
と思ったら、突然、
ロックな方向へ走りだしたんでしたね。
今回初めて知りましたが、日本語詞は、
御自分で書かれていたんですねぇ。

なんか、御本人も、
何かのTV番組で、この映像を見せられて、
バツが悪そうにしていたような、
そんな場面を見た記憶があります。

この30年後くらいに、
毒舌名物司会者になりそうな面影は、
どこにもありませんね。(笑)

で、サブタイトルに、
"Rebel Yell"と付いちゃってますが、
オリジナルは、もちろんこの曲。



Billy Idolの"Rebell Yell"。
邦題は『反逆のアイドル』。
84年リリースのアルバムの、
タイトル曲で、1stシングルでした。

拳を振り上げながら、モーモー歌う、
Billyさんの代名詞的楽曲ですが、
意外にも、USチャートでは、
Top40入りしていなくて、最高位は46位。

しかし、このあと、2ndシングルになった
"Eyes Without A Face"が、初のTop10入り、
4位まで上がる大ヒットとなって、
一気に、人気は大ブレイクしましたね。

Billyさんのほうは、80年代お気に入り曲で、
いずれまた、登場いただく予定です。

※次回は、Time Machineです。