probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1982~

2021-07-24 10:27:12 | 懐かし洋楽
今回は、1982年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Eye To Eyeの"Nice Girls"です。
(Pop #37)



Eye To Eyeは、アメリカ人のシンガー、
Deborah Bergさんと、
イギリス人のキーボードプレイヤー、
Julian Marshallさんの
二人からなるグループ。

Top40ヒットは、この1曲のみで、
Hot100入りしたのも、翌年発売の
次のアルバムからのシングル、"Lucky"が、
88位にランクインしたという
記録があるだけのグループで、
けっこう、マニアックな
チャートファンでないと、
忘れてしまいそうな人たちなのですが、
じつは、プロデュースしていたのは、
Steely Danとの仕事で有名な、
Gary Katzさんで、アルバムには、
そのSteely DanのDonald Fagenさんや、
さらには、Eaglesの
Timothy B. Schmitさん、
そして、この曲を含めた数曲で、
TOTOのJeff Porcaroさんが、
ドラムを叩いていたということで、
ことさら日本では、AORファンから、
注目が高い人たちでありまして、
この曲を収録した1stアルバム
"Eye To Eye"は、何度か、
CDでリイシューもされているようです。

って、これは、当時は、もちろん知らず、
そんなに昔ではない時期に教わって、
へぇ~と驚いたものでした。

Eye To Eyeは、1984年に解散したものの、
2001年ころから、活動を再開していて、
2005年には、22年ぶりとなった、
3rdアルバム"Clean Slate"を
リリースしていたようですが、
オフィシャルのFacebookは、
2019年までで投稿が途絶えていて、
現在の動向は、わかりませんでした。

https://www.facebook.com/eyetoeyemusic/

1982年7月24日付けのビルボード誌
です。

1位は、説明不要の、
80年代と言えばコレでしょ?と思う、
あの大ヒット曲です。

<1982年7月24日、何があったか?>

CD化もされております、松山千春さんが、
5万人を集めて、
北海道の真駒内屋外競技場で
行ったコンサート『大いなる愛よ夢よ’82』が
開催されたのが、この日だったようです。

https://columbia.jp/artist-info/chiharu/discography/COCP-35825-6.html
松山千春 LIVE「大いなる愛よ夢よ」
〜1982.7 札幌・真駒内屋外競技場〜
(NIPPON COLUMBIA)

※次回は、華麗なる
インストゥルメンタルヒッツ、10曲目です。

"Just A Friend"(追悼 Biz Markie)

2021-07-22 19:49:34 | 同名異曲
今回の同名異曲は、
"Just A Friend"です。

まずは、やはり、この曲。



先週、17日に、57才の若さで、
この世を去ってしまった、
ラッパーでDJの、Biz Markieが、
89年にリリースした2ndアルバム
"The Biz Never Sleeps"からのカット
"Just A Friend"ですね。

翌90年にかけてヒットして、
R&Bチャートでは、37位が
最高位だったようですが、
Hot100では、堂々の9位を
記録していました。

時代的には、ギャングスタ・ラップが、
台頭し始めたころのヒット曲ですが、
まだ、こうした、コミカルテイストの
ラップナンバーも、チャートに
顔を出しておりましたね。

R.I.P.

そして、もう1曲の"Just A Friend"は、
ぐっと古く、1971年に、
オランダのバンド、Sandy Coastが、
国内でヒットさせた、こちらの、
"Just A Friend"です。



すみません、じつはこのバンドのこと、
知りませんでした。
"Just A Friend"という曲を、
やっている人はいないか?と、
いろいろ検索して行ったら、
こちらのナンバーにヒットしました。(^^;

この頃活躍した、オランダのバンドというと、
自分でも知ってる、"Venus"の、
Shocking Blueが思い浮かびますが、
ベースを弾いていた、
Henk Smitskampという人は、
Sandy Coastを脱退したあと、
Shocking Blueのメンバーに
なっていたようであります。

※次回は、Time Machineです。

80's #150

2021-07-21 10:58:15 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第150位は、バージニア州出身の
シンガー、Stevie Woodsが、
81年に放ったTop40ヒット
"Steal The Night"です。
(Pop #25 R&B #38 AC #14)



残念ながら、パフォーマンス映像などは、
見つけることが出来ませんでした。
当時、克也さんの『ベストヒットUSA』で、
"Solid Gold"かなんかの映像を
見たような記憶があるのですが、
記憶違いかなぁ。
他の曲を歌っている映像なら、
チラホラと見つかるのですが。

びっくりするような、
大ヒットではなかったものの、
日本の洋楽ファンの間でも、
人気が高い曲でありました。

なのに、なかなかCD化されなかったため、
長年、中古アナログ盤が、けっこうな
高値が付いたりしておりましたが、
2010年に、リリースした3枚のアルバムが、
そろって、CDリイシューされたので、
お求めしやすい価格で、ごろごろ、
見かけるようになりましたね。

Stevie Woodsは、もともと、
ファンクバンド、
Crowd Pleasuresのメンバーとして、
活動していたようですが、
独立してリリースした1stソロ、
"Take Me To Your Heaven"から、
この曲と、""Just Can't Win 'Em All"が、
連続して、Popチャートで
Top40ヒットとなって、
人気になりました。

残念ながら、その後は続かなくて、
ヒットは出せなかったのですが、
ドイツに拠点を移すなどして、
シンガーとして活動を続けていたようで、
2014年に、62才という若さで、
この世を去っておりますが、その時も、
ベルリンで亡くなったみたいですね。

Crowd Pleasuresって、YouTubeなどでも、
あまり音源を見かけなかったのですが、
タイミング良く、アップしてくださっている
優しい方がおられました。
Stevieさんが歌っているのかは不明ですが、
こんな音のグループだったようです。
けっこう、ゴリゴリ。



最後に、やはり、ご本人動画も、
見たいと思いますので、翌年に出た
2nd"The Woman in My Life"から、
R&Bチャートの54位まで上がっていた、
Marvin Gayeのソウルクラシックのカバー
"Ain't That Peculiar"の映像も
貼ってみたいと思います。



※次回は、同名異曲です。

今週の気になる新曲2曲。

2021-07-20 10:22:25 | 最近の洋楽
今回は、ロック系の新曲2曲。
でも、だいぶ趣は違います。

まずは、2014年の、
"Shut Up and Dance"のヒットで
知られます、オハイオ出身のバンド
Walk The Moonの新曲
"Can You Handle My Love??"です。



秋にリリース予定だという、
5枚目のアルバム
"HEIGHTS"からの先行のようです。
相変わらず、理屈ぬきで、
楽しんじゃおう!という感じの
ロックサウンドであります。

そして、もう1曲は、同じロックでも、
Walk The Moonとは、
かなり違うところを
歩んでいる感じのグループ、
Fuelの新曲"Hard"です。



ペンシルバニア出身のバンドで、
98年の"Shimmer"や、2000年の、
"Hemorrhage (In My Hands)"
などのヒットで知られる彼らの、
10月にリリース予定だという
6thアルバム"Anomaly"からの
先行カットのようですね。

なのですが、Fuelって、
こんなバンドだったっけ?
という感じですが、昨年、
一時、バンドを離れていたものの、
2010年からは、復帰していた
リードボーカリストの、
Brett Scallionsが、再び脱退して、
新しいボーカルに、John Corsale
という人を迎えて、初の新曲が、
この曲ということのようです。

他は、オリジナルメンバーで、
リードギターのCarl Bellが復帰。
さらに、1998年から2004年まで
ドラムを叩いていた、
Kevin Millerも、復帰。
他二人、新しいメンバーが参加して、
5人組の新生Fuelとして、
スタートのようであります。

※次回は、80年代お気に入り曲、
第150位の発表です。

The Artist : The First & The Final Hit (#31 Amy Winehouse)

2021-07-18 20:06:54 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
31人目は、7月23日で、没後10年になる、
Amy Winehouseです。

27才で亡くなってしまいましたので、
存命なら、37才。
改めて、惜しいなぁと思いますね。
危ういながらも、
歌い続けていてくれそうな
そんな気がしていたのですが。

まさに、太く短かった音楽活動で、
2枚しか、オリジナルアルバムは、
リリースしていない、Amyですが、
さらには、2003年に発表された
1stアルバム"Frank"からは、
ヒットシングルが生まれておらず、
ことさら、USチャートでは、
生前にHot100入りした曲は、
2曲だけなんですね。

というわけで、今回は、その2曲です。
1曲目は、やはり、この曲。



"Rehab"、Hot100での最高位は、
第9位、UKチャートでは、
7位まで上昇していたようです。
説明不要の、Amyの代名詞的な
ヒット曲となりました。

そして、もう1曲、
Hot100に入っていたのが、
やはり、同じく2ndアルバム
"Back To Black"からのカットである
この"You Know I'm No Good"です。



Ghostface Killahをft.した
Remixバージョンもあって、
自分は、むしろ、こちらのほうが
好きなくらいだったのですが、
Hot100では、77位までしか
上がらなかったみたいですね。
UKチャートでの最高位は、18位。

Mark Ronsonと作りだす、
レトロだけれど、どこか新しい、
そんな音楽世界、
まだまだ聴きたかったですね。

なお、亡くなった5ヶ月後に、
リリースされた、未発表曲集、
"Lioness: Hidden Treasures"から、
カットされた、Tony Benettさんとの
デュエットで、クラシックソング、
"Body and Soul"が、最高位、
87位を記録しております。

※次回は、気になる新曲です。