probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

No.11 コレクション(1978~2008)(41)

2022-02-22 10:24:56 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、87年の2曲目は、
6月に、2週間、11位を記録しました、
こちらのナンバーです。



80'sサントラ王、Kenny Logginsの
"Meet Me Haif Way"ですね。
この曲も例外ではなくて、
同年公開の、Sylvester Stallone主演の、
アームレスリングを題材にした作品
『オーバー・ザ・トップ』サントラから、
1stシングルでした、Sammy Hagarの
"Winner Takes It All"に続く、
2ndカットでありました。

"Winner..."は、最高位54位止まりでしたが、
こちらは、Top10あと1歩のところまでの、
ヒットを記録しておりました。

3月の第1週に、95位でNewエントリーして、
8週間かけて、Top40入り、15週目に、
11位まで上昇して、2週間とどまりましたが、
翌週には、13位にダウンして、
Top10入りはならなかったようです。

80's後半戦の、Kennyさんといえば、
この前の年の"Danger Zone"のヒットが
たいへん大きかったですが、
この曲も、"Danger Zone"と同じ、
Giorgio Moroderプロデュースなんですね。

また、Giorgio師匠自らも、
スーパーバイザーとして、サントラに関わって、
"The Fight"という楽曲を提供しておりました。

1987年6月13日付けのビルボードHot100
です。

1位は、結婚式のBGMの定番曲でもあった、
あのグループの、あの名曲です。

※次回は、気になる新曲です。

Time Machine ~1978~

2022-02-19 20:09:34 | 懐かし洋楽
今回は、1978年の今ごろ、
チャートインしていた曲
Santa Esmeraldaの
"Don't Let Me Be Misunderstood"です。
(Pop #15)



Santa Esmeraldaは、
アメリカ人である、リードボーカルの、
Leroy Gómezを中心に結成された、
アメリカとフランスの、
混成ディスコグループでしたね。

自分が洋楽ヲタになる、
2年ほど前のヒット曲でありますが、
これは、ホント、
いろんなところで、流れていて、
大ヒットしていたように思います。
邦題は『悲しき願い』でありました。

もともとは、Nina Simoneが、
オリジナルだそうですが、
The Animalsが64年にヒットさせて、
ロッククラシックとなっていた曲を、
Santa Esmeraldaがフラメンコ調の
ディスコナンバーに仕上げて、
再びチャートインしたというわけなのですが、
The Animalsバージョンを、
65年に日本語カバーして、
ヒットさせていた尾藤イサオさんが、
Santa Esmeraldaのディスコバージョンを、
再度カバーして、またまた、
ヒットさせたなんていうこともありました。



で、Santa Esmeraldaバージョンの
フレーバーを取り入れちゃったのが、
松本隆&筒美京平コンビ作の名曲の、
こちらのナンバーでしたね。



中原理恵さんの『東京ららばい』。

洋楽マニアで知られる、
筒美先生のアイデアで、この曲は、
Santa Esmeralda風で行こう!
と決まったらしいですが、
イントロは、ちょっと、
行き過ぎ感もあったりしますね。(^^;)

1978年2月18日付けのビルボードHot100
です。

4兄弟で、1.2フィニッシュ!!です。

<1978年2月18日、何があったか?>

現千葉県知事である、熊谷俊人さんが、
誕生されたのが、この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/熊谷俊人
熊谷俊人(Wikipedia)

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、87年の2曲目です。

華麗なるインストゥルメンタルヒッツの世界(21)

2022-02-18 10:55:16 | 懐かし洋楽
年代などは関係なく、
ビルボードのHot100に、ランクインした、
インストゥルメンタルの楽曲を、
取り上げていこうという、
このコーナー、今回は、1985年に、
Hot100で、最高位57位を記録した、
こちらのナンバーです。



UK出身のミュージシャンで、
レコードプロデューサー、
近年は、主に、Smooth Jazz系の
アーティストとして活動しています
Paul Hardcastleの"Rain Forest"ですね。
残念ながら、ミュージックビデオや、
パフォーマンス映像などは、
見つかりませんでした。

前年の84年にリリースしたアルバムの、
タイトルトラックで、R&Bチャートでは、
最高位5位を記録する、大ヒットに、
なっていたようですね。

まだまだ、日本では、
知る人ぞ知るくらいな感じでしたが、
現AFNの、当時のFENでは、
よくかかっていたのを記憶しています。

Top40などには入ってきませんでしたので、
情報が少なく、妙に耳に残る、この曲、
何なんだろうなぁ?と思っていましたね。

が、このPaulさん、同じ年に、
アメリカのベトナム戦争従軍兵の、
平均年齢が19才だったことを、
その衝撃性を持って曲にした
"!9"が、社会現象的な大ヒットになって、
時の人になってしまうんですよね。

それは、日本でも例外ではなくて、
当時、日本テレビの人気アナウンサーで、
「あ、さて~」でおなじみでした、
小林完吾さんによるナレーションが入る
リミックスバージョンが発売され、
大きな話題になっておりました。



※次回は、Time Machineです。

今週の気になる新曲2曲。

2022-02-15 19:39:03 | 最近の洋楽
今回は、違う曲を考えていたのですが、
Silk Sonicが、突然、新曲を出したと、
吉岡正晴さんのTwitterで知り、
えぇっ!?と驚いたついでに、
そちらを取り上げることにしました。



Con Funk Shunの82年のアルバム
"To The Max"に入っていた、
"Love's Train"のカバー。
オリジナルは、ベスト盤にも、
収録されていたりしますが、
シングルカットはされていないようであります。



Silk Sonic、もしや、
カバーばかりを集めたアルバムを
出してくるんじゃないの?
と、ちょっと期待したのですが、
バレンタインデーに寄せた、
特別リリースみたいですね。

うーん、Cameoとか、
Mazeとか、The Gap Band
あたりをカバーして、1枚、
アルバム作ってくれないかしらん。

そして、もう1曲、
こちらもデュエットソングです。
Backstreet BoysのNick Carterが、
人気のカントリーシンガー、
Jimmy Allenをft.したナンバー、
"Easy"です。



もっと、カントリー色が強いのかな?
と思っていたのですが、
ノンジャンル風で、いいですね。

ソロアルバムも、3枚リリースしている、
Nickさんですが、まだ、
新しいアルバムの具体的な予定は、
ないようであります。

Backstreet Boysの最年少メンバーとして、
知られているNickさんも、
もう、42才なんですねぇ。
ワシも年をとるはずぢゃ...。(^^;)

※次回は、華麗なる
インストゥルメンタルヒッツ、21曲目です。

"Love of a Lifetime"

2022-02-14 15:12:27 | 同名異曲
今回の同名異曲は、
"Love of a Lifetime"です。

やはり、一番に思い浮かぶのは、
こちらですかねぇ。日本でも人気が高い、
カリフォルニア出身のロックバンド、
FireHouseの"Love of a Lifetime"です。



80'sっぽいロックバラードですが、
じつは、91年のヒット曲でしたね。
90年リリースのデビューアルバム
"FireHouse"から、Top20ヒットになった
"Don't Treat Me Bad"に続くシングルで、
Hot100での最高位は、5位。
彼らにとって、最大のヒット曲になっています。

90年代というと、グランジ全盛で、
こういう、パワーバラード系の曲は、
そろそろ、お役御免だったのかなぁ?
とか思ったりするのですが、91年は、
Extremeの"More Than Word"が、
No.1になっていた年でもありますし、
まだ、80年代の残り香が、
あったころだったのかもしれません。

そして、もう1曲の"Love of a Lifetime"は、
ジャンルも空気もまったく違う、
こちらのナンバーです。



Chaka Khanの"Love of a Lifetime"。
86年にリリースされた6枚目のソロ作、
"Destiny"からのカットで、
Hot100での最高位は53位、
R&Bチャートでは、
21位まで上昇していたようです。

84年リリースの前作
"I Feel For You"では、
Hip-Hopを大胆に取り入れるなどして、
大成功を収めていたChakaさんでしたが、
この曲では、"Perfect Way"などの
ヒットを放っていた、Scritti Polittiの、
Greenと、キーボードプレイヤーとして、
当時はメンバーでもありました、
David Gamsonが、曲作りと、
プロデュースに参加、
Greenさんは、バックボーカルにも
加わっていて、まさに、
Scritti Politti色全開の
ナンバーでありました。

※次回は、気になる新曲です。