さよならJR留萌線
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JRが単独では維持困難としている留萌線の石狩沼田駅と留萌駅の区間が31日夜、留萌駅から4両編成で満席となった深川行きを最後に開業から113年の歴史に幕を下ろした。
留萌線は1910年(明治43年)に開業し、ニシンや石炭などを輸送し、住民の足としても利用され北海道経済の発展に大きな役割を果たした。
留萌駅で開かれたセレモニーには駅舎に入れないほどの市民や鉄道ファンが詰めかけ、中西俊司留萌市長が「ひとつの時代の終止符を迎えた。鉄路の廃止で街がさびれないよう取り組んでいきたい」とあいさつした。
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留萌線は留萌~幌延までの羽幌線が1987年廃止されてから、留萌~増毛間も2016年に廃止、3年後には石狩沼田から深川の区間も廃止されます。
北海道から次々と100年以上地域を支えた鉄路が消え沿線の人口も急速に減少し、昔の原野に戻りつあるのが寂しい気がします。