吉田前学長パワハラなど否定
旭川医科大学
記者会見する吉田前学長
私は2020年旭川医大で13時間に及ぶガンの手術を受けて命を助けていただきました。それ以降3か月に一度定期健診に旭医大病院に通っています。
その、旭川医大の吉田晃敏前学長が昨日文科省で弘中弁護士と同席で「パワハラ行為一切ない」と会見しているのをテレビで見ました。
旭川市の慶友会吉田病院の患者受け入れを巡り患者を受け入れるよう進言する古川博之前病院長に対して、吉田前学長が「患者を入院させるなら、病院長を辞めろ」と言ったという。
私は入院中に古川博之前病院長には「体調はいかがですか」と毎朝巡回にきて親切に声をかけていただいたので、今後どうなるか特に関心を持っていた。
吉田前学長はクラスターが発生した旭川市の慶友会吉田病院に対し「コロナを完全になくすためには、あの病院が完全になくなるしかない」などと発言したと「道新」や週刊文春に報道された。
あとで、吉田前学長は、これを認めて謝罪したが、発言内容を外部に漏えいしたことが問題だと非難し、漏洩させたのは古川前病院長だとして、1月25日に突然病院長を解任した。
昨日の吉田前学長は記者会見でパワハラ行為、不正支出など34件の不適正行為を否定し「身に覚えがない」「何も悪いことをしていない」と述べている。
旭川医大次期学長の西川祐司氏は職員へのパワハラ、多額の不正支出、勤務中の飲酒など34件について吉田前学長が、やったことの調査を継続していきたいと表明した。