「山中鹿介を大河ドラマに!」の1文に惹かれてふらっと入りました。
東京ソラマチの東(イースト)ヤード4階12番地で1月3日(土)~14日(水)まで開催中の
『三日月に祈る∞戦国の麒麟児 山中鹿介』展です。
山中鹿介(やまなか・しかのすけ)を知ったのは、去年の大河ドラマ「軍師官兵衛」でした。
別所哲也さんが演じていたのですが、出番は少ないながらインパクトがあり、
脇役の中で記憶に残る登場人物のひとりだったんですね。
鹿介は、山陰の雄、尼子家の武将で、若くして武名を馳せながら毛利家によって滅ぼされた主家の再興に一生を費やした信念と忠義に燃えた士。
鹿介が没したのは34歳ということで、49歳の別所さんはだいぶ年上ですけど、
「信念と忠義に燃えた士」を熱演されていたと思います。
島根県安来(やすぎ)市は、鹿介と尼子家ゆかりの名城『月山富田城』があり、興亡の歴史が多く存在しています。
戦時中は『忠義の士』として教科書に載っており、当時は有名な武将でしたが、戦後GHQによってその物語は愛国心につながるということから封印されてきました。
今、日本が目覚めようとしているとき山中鹿介は、現代の我々に何か大切なものを思い出させてくれる・・・そんな気がするのです。
また『我に七難八苦を与えたまえ!』と三日月に祈った武将としても知られる鹿介。
古来日本では、非業の死を遂げた者は生前叶わなかった願いを叶えてくれるという信仰があります。
詳しくは
コチラのサイトをご覧ください。
母親のスパルタ教育・三英傑らとの絡みなどを盛り込んで、鹿介を大河ドラマの主役に!に1票入れてクリアファイルをいただきました。
オモテ。
ウラ。
正子公也さん画・デザインです。
イベント会場には来場者が自由に書き込めるキャスティングボードがありましたが、
出演者のキャスティングを空想するのも大河ドラマファンの楽しみのひとつであります。
大人気の戦国時代ですが、有名な武将はドラマ化しつくされた感があり、
準有名~無名だが魅力のある武将にスポットライトを当てる試みには興味をそそられますね。
描き方によっては新しい英雄像が誕生するかもしれませんし。
誰でもいい。大河ドラマ化実現の暁には、主役の鹿介は史観と演技力があり、好感度の高いイケメンに演じてほしいです。