前回あんなこと言っておきながらまた戦車プラモネタです…
完成したはっきゅんことあひるさんチーム「八九式中戦車甲型」ですが、そのできに満足はしていたのですが、なにか…どこか…ピッシリとしていない……
う~ん……
写真を見ていると……
………
わかりました!!
起動輪(八九式は後ろ)と遊動輪のまわりの覆帯が丸いんだ!。
戦車プラモの覆帯(キャタピラ)はたいていの場合軟質プラで出来ています。
1列になった柔らかい帯をぐるりと巻いて留めるのですが、モノが柔らかいので前後の力が強くかかっていないところは丸くなります。
でも、実際の覆帯は鋼鉄製なのですごく重いんですよね。
なのでまず気を付けることは上部転輪に瞬間接着剤できちんと接触させること、転輪間は重みで少し沈んでいるようにたわませることです。
そこは基本なのでやってはいたのですが起動輪と遊動輪の回りには気をくばっていませんでした。
柔らかく軽い輪なので当然早く離れて丸くなろうと振るまいます。
そこをなるべく遅くまで起動輪、遊動輪に過重がかかっているよう修正しました。
その結果…
修正前
修正後
微妙な差ですね……キリッとしまってくれた思うのですが、じーっと見ている自分にしかわからない程度かもしれません。
キットによってはこの軟質プラ製の他に何コマかに分割されて最初からたわみ表現がされているプラパーツが付属しているものがあります。
でも…これも結構難しい。
マチルダはこのプラパーツ覆帯で組んで見たのですが、接着面が広く開いたり狭かったり、まっすぐになっていなかったりでかなり苦労しました。
しばらくは軟質プラのほうでいいや…
カバさんチームIII号突撃砲に手を出し始めたのですが……
やっぱり海外のキットは難しい。
このキットは香港のメーカー「ドラゴン」が出しているキットを国内の「プラッツ」がガールズ&パンツァー公式商品としてパッケージやデカールをガルパン仕様にして売り出しているものなので、戦車自体はそのドラゴン製のままです。
しかもけっこう古いキットのようです。
なので、とにかくぼくのように素人で基本タミヤばかりだった者にとっては非常に組みづらいです。
まず説明書がわかりづらい…
たった2ページですよ…
これがタミヤなら、
大きな絵でたっぷり6ページになっています(これはB1bisのもの)
バンダイRGの1/144ザクなんかは、
CADデータを使ったCGなので実際のパーツとまったく違いがありませんし、しかもカラー。
このIII突なんて、パーツがここに付くよの説明はあっても、その付いた姿、つまり次のコマでは、もう説明したからいいでしょって感じに省かれて描かれているんですよ。
なので微妙な角度とかがわからないんですよね。
転輪パーツは……
2cm以下のパーツに四方からのゲートって……
しかもぶっといし。
そして極めつけなのが遊動輪パーツ……
スポーク内に切り取らなければいけないところがあります。
薄刃ニッパーすら入りません。
断面を綺麗に切除できないし、ヤスリも先端のちょっとだけしか入らない……
もうムキーっ!!って感じ。
まぁ昔の海外キットって感じではなく、パーツの合いは良好なんですよ。
反り返って合わせることができない…なんてことはないです。
むしろ、組みやすさを優先するタミヤなら1パーツにしてモールド表現で留めるところをあえて別パーツでちゃんと穴やスリットを開けている個所もいくつもあるので表現力は高いと思います。
ちゃんと組みあがればかなりかっこいいIII突が出来るのではないでしょうか…
ちゃんと出来れば…ですが……
あ、
転輪は塗装前にはめておいたほうがいいですよ。
あまりにきつくて力をこめてぐりぐりしながらやっとはまる感じなので塗装後だと乾燥後であっても指紋がついちゃうし、塗膜の厚みで余計にはいらなくなっちゃうから。
まぁそのきついおかげで接着剤をつかわずに付けて回転させられるので、転輪縁を黒く塗る作業もしやすいというメリットはあるけどね。
もし、戦車プラモ未経験でガルパンにはまり、このIII突を買おうと思っている方は、タミヤの戦車プラモを3箱くらいは組んで戦車の構造を理解してからこいつに取りかかったほうがいいかもしれません。
タミヤからはベースとなったIII号戦車も発売されているし、ガルパンでもIII号は黒森峰車として(マウスの後方を守ってマヌケなやられかたをした)出ていますしね。
それほど難易度が高いんですよ。
こいつは……
はぁ……
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完成したはっきゅんことあひるさんチーム「八九式中戦車甲型」ですが、そのできに満足はしていたのですが、なにか…どこか…ピッシリとしていない……
う~ん……
写真を見ていると……
………
わかりました!!
起動輪(八九式は後ろ)と遊動輪のまわりの覆帯が丸いんだ!。
戦車プラモの覆帯(キャタピラ)はたいていの場合軟質プラで出来ています。
1列になった柔らかい帯をぐるりと巻いて留めるのですが、モノが柔らかいので前後の力が強くかかっていないところは丸くなります。
でも、実際の覆帯は鋼鉄製なのですごく重いんですよね。
なのでまず気を付けることは上部転輪に瞬間接着剤できちんと接触させること、転輪間は重みで少し沈んでいるようにたわませることです。
そこは基本なのでやってはいたのですが起動輪と遊動輪の回りには気をくばっていませんでした。
柔らかく軽い輪なので当然早く離れて丸くなろうと振るまいます。
そこをなるべく遅くまで起動輪、遊動輪に過重がかかっているよう修正しました。
その結果…
修正前
修正後
微妙な差ですね……キリッとしまってくれた思うのですが、じーっと見ている自分にしかわからない程度かもしれません。
キットによってはこの軟質プラ製の他に何コマかに分割されて最初からたわみ表現がされているプラパーツが付属しているものがあります。
でも…これも結構難しい。
マチルダはこのプラパーツ覆帯で組んで見たのですが、接着面が広く開いたり狭かったり、まっすぐになっていなかったりでかなり苦労しました。
しばらくは軟質プラのほうでいいや…
カバさんチームIII号突撃砲に手を出し始めたのですが……
やっぱり海外のキットは難しい。
このキットは香港のメーカー「ドラゴン」が出しているキットを国内の「プラッツ」がガールズ&パンツァー公式商品としてパッケージやデカールをガルパン仕様にして売り出しているものなので、戦車自体はそのドラゴン製のままです。
しかもけっこう古いキットのようです。
なので、とにかくぼくのように素人で基本タミヤばかりだった者にとっては非常に組みづらいです。
まず説明書がわかりづらい…
たった2ページですよ…
これがタミヤなら、
大きな絵でたっぷり6ページになっています(これはB1bisのもの)
バンダイRGの1/144ザクなんかは、
CADデータを使ったCGなので実際のパーツとまったく違いがありませんし、しかもカラー。
このIII突なんて、パーツがここに付くよの説明はあっても、その付いた姿、つまり次のコマでは、もう説明したからいいでしょって感じに省かれて描かれているんですよ。
なので微妙な角度とかがわからないんですよね。
転輪パーツは……
2cm以下のパーツに四方からのゲートって……
しかもぶっといし。
そして極めつけなのが遊動輪パーツ……
スポーク内に切り取らなければいけないところがあります。
薄刃ニッパーすら入りません。
断面を綺麗に切除できないし、ヤスリも先端のちょっとだけしか入らない……
もうムキーっ!!って感じ。
まぁ昔の海外キットって感じではなく、パーツの合いは良好なんですよ。
反り返って合わせることができない…なんてことはないです。
むしろ、組みやすさを優先するタミヤなら1パーツにしてモールド表現で留めるところをあえて別パーツでちゃんと穴やスリットを開けている個所もいくつもあるので表現力は高いと思います。
ちゃんと組みあがればかなりかっこいいIII突が出来るのではないでしょうか…
ちゃんと出来れば…ですが……
あ、
転輪は塗装前にはめておいたほうがいいですよ。
あまりにきつくて力をこめてぐりぐりしながらやっとはまる感じなので塗装後だと乾燥後であっても指紋がついちゃうし、塗膜の厚みで余計にはいらなくなっちゃうから。
まぁそのきついおかげで接着剤をつかわずに付けて回転させられるので、転輪縁を黒く塗る作業もしやすいというメリットはあるけどね。
もし、戦車プラモ未経験でガルパンにはまり、このIII突を買おうと思っている方は、タミヤの戦車プラモを3箱くらいは組んで戦車の構造を理解してからこいつに取りかかったほうがいいかもしれません。
タミヤからはベースとなったIII号戦車も発売されているし、ガルパンでもIII号は黒森峰車として(マウスの後方を守ってマヌケなやられかたをした)出ていますしね。
それほど難易度が高いんですよ。
こいつは……
はぁ……
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