週末のイオンモール幕張新都心店ではなにか三重県のPRイベントがおこなわれており、鈴鹿サーキットもブースを設けられていました。
そこにいたのがこいつ、
1989年のF1マシン、ロータス101です。
しかも中嶋悟さんがロータス在籍で最後に乗ったオーストラリアGPの車だそうです。
もう20年以上もたってしまったんですね。
あの夜(録画中継なので深夜)のことはいまでもはっきり覚えていますよ。
もう手に汗を握り大興奮でしたから。
録画中継とはいっても今のようにインターネットの無い時代ですから結果は我々は何も知らない中での視聴応援。
激しい雨の中のレース、最終戦で年間順位が確定している選手は無理をしなかったという事もあるにしても、川のように雨が流れる路面で四苦八苦する他選手をガンガン抜いていきついに4位まであげ3位のパトレーゼを執拗につつき回す。
でも電気系統のトラブルをかかえたマシンでは決定打を出すことはできずにそのまま表彰台に上ることはできずに終わりました。
それでも日本人唯一のファステストラップを記録したのはとても嬉しかったですね。
毒舌解説で知られるジェームス・ハントも「F1が全戦雨の中で行われるなら中嶋に順位も違ったものになるだろう」と評価したらしいです。
あそこまで興奮できたレースはそうは無いですね。
そしてそのジェームス・ハントですが、F1の歴史の中でも有名なニキ・ラウダとの対決を映画化したのがただいま航海中の「RUSH」です。(ダサイ邦題は無視)
妻と観てきました凄かったですよ。
何が?ってその再現性です。
マシンから各選手を演じる役者さんからエンツォ・フェラーリに至るまでもうそっくり。
各方面でも高い評価を得ているようでF1に興味がない人も劇場に足を運んでいるようですが、その方々は楽しめたのでしょうか?
ストーリーとしては事実をありのまま追っているので(脚色はあるにせよ)エピソードが散漫でラストも少し地味ではあるんですね。
エンターテインメント性を打ち出すならチャンピオン争い最終戦は2人争い続けてわずかな差で1位をとったほうが優勝…という展開になるのですが、ここは事実通りにラウダは雨のレースで無理を犯さず自らマシンを降りリタイヤで、一方のハントも3位で終わりそのポイント差によりハントの優勝が決定するというものなのですから。
あとは完全に2人にスポットをあてた映画なので、他のマシンや選手のほぼ描写はありません。
タイレル(当時の子どもたちはティレルをこう発音した)の6輪と色が明るいリジェはまあ判るのですが、ぼくが大好きなウルフWR1を最後まで見つけることができませんでした。
それでも、あのときはあまりに幼すぎてTVを見てもほとんどわかっていなかった(覚えていることはタイレルが6輪のP34と4輪の007の両方走っていたことくらい)富士の「F1世界選手権イン・ジャパン」が細かく描写されている点ではとても価値のある映画に感じます。
総じて言えば素晴らしい映画だったのですが、これがF1やカーレースに興味が無い人が見ても面白いのかは疑問には感じますね。
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そこにいたのがこいつ、
1989年のF1マシン、ロータス101です。
しかも中嶋悟さんがロータス在籍で最後に乗ったオーストラリアGPの車だそうです。
もう20年以上もたってしまったんですね。
あの夜(録画中継なので深夜)のことはいまでもはっきり覚えていますよ。
もう手に汗を握り大興奮でしたから。
録画中継とはいっても今のようにインターネットの無い時代ですから結果は我々は何も知らない中での視聴応援。
激しい雨の中のレース、最終戦で年間順位が確定している選手は無理をしなかったという事もあるにしても、川のように雨が流れる路面で四苦八苦する他選手をガンガン抜いていきついに4位まであげ3位のパトレーゼを執拗につつき回す。
でも電気系統のトラブルをかかえたマシンでは決定打を出すことはできずにそのまま表彰台に上ることはできずに終わりました。
それでも日本人唯一のファステストラップを記録したのはとても嬉しかったですね。
毒舌解説で知られるジェームス・ハントも「F1が全戦雨の中で行われるなら中嶋に順位も違ったものになるだろう」と評価したらしいです。
あそこまで興奮できたレースはそうは無いですね。
そしてそのジェームス・ハントですが、F1の歴史の中でも有名なニキ・ラウダとの対決を映画化したのがただいま航海中の「RUSH」です。(ダサイ邦題は無視)
妻と観てきました凄かったですよ。
何が?ってその再現性です。
マシンから各選手を演じる役者さんからエンツォ・フェラーリに至るまでもうそっくり。
各方面でも高い評価を得ているようでF1に興味がない人も劇場に足を運んでいるようですが、その方々は楽しめたのでしょうか?
ストーリーとしては事実をありのまま追っているので(脚色はあるにせよ)エピソードが散漫でラストも少し地味ではあるんですね。
エンターテインメント性を打ち出すならチャンピオン争い最終戦は2人争い続けてわずかな差で1位をとったほうが優勝…という展開になるのですが、ここは事実通りにラウダは雨のレースで無理を犯さず自らマシンを降りリタイヤで、一方のハントも3位で終わりそのポイント差によりハントの優勝が決定するというものなのですから。
あとは完全に2人にスポットをあてた映画なので、他のマシンや選手のほぼ描写はありません。
タイレル(当時の子どもたちはティレルをこう発音した)の6輪と色が明るいリジェはまあ判るのですが、ぼくが大好きなウルフWR1を最後まで見つけることができませんでした。
それでも、あのときはあまりに幼すぎてTVを見てもほとんどわかっていなかった(覚えていることはタイレルが6輪のP34と4輪の007の両方走っていたことくらい)富士の「F1世界選手権イン・ジャパン」が細かく描写されている点ではとても価値のある映画に感じます。
総じて言えば素晴らしい映画だったのですが、これがF1やカーレースに興味が無い人が見ても面白いのかは疑問には感じますね。
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