幕張でポタリング日記

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広島旅行 その3 安芸の宮島 秋の宮島

2018-11-26 21:56:36 | 日記
 
あっさぶろだ~っ☆
 
小さくても部屋専用の温泉風呂釜があれば気軽に何度でも入れ、特に目覚めのひとっ風呂が大浴場まで往復せずに済むのでとても楽ちん。
 
特に平日であればみんなこれからラッシュに揉まれて通勤ごくろーさんと、ちょっぴりの背徳感とともに優越感を感じちゃう。
 
 
どこか行楽に行こうとなるとネットで情報収集をする人は多いですよね。
 
特に安芸宮島のトップシーズンである紅葉の時期であればなおのこと、事前予習をするしないでは人の揉まれ方も大きく変わっちゃうかもしれません。
 
今年はもう遅いかも知れないけれど来年とかで紅葉の宮島で検索してここにたどり着く人もいるかもしれないのでひとつアドバイスを。
 
それは……
 
”宮島は泊まるべき”
 
おそらく9割以上の人が午前中にここ宮島に渡ってきて夕方には帰ってしまうのでしょう。
 
島自体は結構大きいけれど観光客が立ち寄るエリアはほんとに小さいこの宮島。
 
だから宿泊施設もそんなには多くないし、日中は頻繁に出ているフェリーで10分ちょい程度なので半日もあれば良いと思う人がほとんどでしょう。
 
でもあえて言いたい。
 
宮島に泊まれと。
 
 
スタバはあってもコンビニは無い宮島の朝です。
 
朝食を7時にさらさらっと済ませ早速観光。
 
まずは宮島に来て行かない人はいないであろう厳島神社に向かいます。
 
この時期は日の出も遅いので朝食後だけれど夏季なら朝食前の散歩がいいかもね。
 
実はこの日もそう考えていたんだれどなかなか明るくならない。
 
自宅千葉より日の出時刻が30分遅いのを忘れていました。
 
なので予定を変更して朝食後。
 
JRフェリーであればすでに2便が運行されている時間。
 
早朝とはいえ紅葉シーズンなのでもうかなりの人が渡ってきているかもしれない。
 
そんなゾンビ映画なかったっけ?
 
無人島に逃げ込んでラストと思いきや、船でゾンビたちが島に向かってくるシーンで終わる作品が。
 
そんなイメージすら湧き出てきちゃう。
 
急げ急げー!
 
 
これは >ω</
 
ところでこの時々出てくる”>ω</”は”テンション上がるにゃー”と読みます。
 
全世界4500万人の妹「星空凛」ちゃんの言葉です。
 
もうこの1枚で宮島は制覇した!!とさえ思えてしまう風景が見れました。
 
この日の満潮時刻が6:59分なのでそれから50分くらいたった頃。
 
 
そして拝観料を納めて厳島神社社殿に上がります。
 
これよこれ!
 
これこそが宮島に泊まるべき理由のひとつです。
 
中国地方最大の観光地?であるここ宮島では平日であってもごった返し特に紅葉シーズンでは早朝でなければこんな姿には出会えません。
 
 
あと2時間もすれば右も左も多くの人が写り込むに違いないでしょう。
 
 
さすがにこの時期この時間は少し寒いけれど神社の静謐な空気感としては悪くはない。
 
 
お賽銭も入れて願うは……
 
まぁいつも神田明神さまでは新田恵海さんのこれからの発展だったり次のAqoursライブチケット当選といったことなんだけどここでそれはあまりにもあんまりなのでたまには家族の健康を願う。
 
そういえば厳島神社ってどういったご利益に強いのか調べてないや(オイオイ)
 
見ればそろそろ人も多くなってきた。
 
急いで次に行こう。
 
ここはまた後で来れるし。
 
 
山に向かいぐんぐん登っていきます。
 
 
シカちゃん。
 
 
シカちゃん。
 
奈良のように鹿せんべいが無いので餌やり禁止が徹底されている分ちょっと痩せてる?
 
まぁここは奈良と違いほぼ手付かずの山が広がっているからがんばって食べ物を探すんだよ。
 
 
紅葉谷公園に到着。
 
よかった。
 
まだ人も多くない。
 
 
この時期ですから厳島神社以上に人も多くなりそうなのでまずは朝にここの見物を済ませたかった。
 
 
はぁー 綺麗。
 
 
真っ赤よりもこうして緑の中にまじってあるほうが好きだな。
 
 
大抵の人はこのまま登っていきロープウェイで更に上を目指すのだけれどもぼくたちは宿に戻り……
 
二度寝を決め込む。
 
朝早かったから眠いおやすみなさい。
 
 
…………………………
 
 
かけたアラームに起こされる。
 
時間は13時。
 
再び身支度を整えて厳島神社に向かいます。
 
 
平日とはいえ朝とは全く違うその人の多さ。
 
もみじ谷は朝行って正解でした
 
 
朝に来た時とはうってかわったその姿。
 
すっかり潮が引いてしまっています。
 
この日の干潮時刻は13時46分。
 
 
さっきまでなみなみと海水で満たされえいたところを歩くこともできちゃいます。
 
天気が良く気温もここ数日では高めだからかすでに乾いているところも。
 
 
知識では知っていてもこうして自分の目や足で感じてみればあんなに小さく見えるお月さまがこんなにもすごいことをやっているんだねーと感動
 
 
 
となればお腹がすくのも自然の摂理。
 
トップシーズンですから14時前であってもまだどこもかしこもまだ行列が残っている。
 
もちろんそれは予想したことではあるのですが。
 
 
とりあえず目星を付けていた「MIYAJIMA BREWERY宮島ブルワリー」を覗いてみる。
 
意外にも空席にありつけた。
 
人気店のひとつなのにこれはラッキー。
 
もしかすると宮島では珍しい2階にあって外見からは中の様子がわからずスタバの一部にしか見えないことが原因なのかも。
 
そして平日であるので客層は当然お年を召した方々がほとんどである(あとは外国人観光客)のでこういった所よりあなごめし店などのほうが混むのかも知れない。
 
ともかくこれで昼食難民にならずに済んだ。
 
しかも通された席は窓際海に面した席でなおラッキー
 
ペールエール、もみじエール、ピルスナー3種と大島みかんエール、広島レモンエール、ヴァイツェン3種のビールで乾杯。
 
プフワァーーー 真っ昼間からの麦汁さまは格別だなぁーーー
 
 
牡蠣のクリームスパゲッティ広島産藻塩レモン風味に
 
 
蒸し牡蠣。
 
生牡蠣もちょっと考えたんだけどもね。
 
ウイルスが出ていない海域の牡蠣をどんなに気を使って提供しても危険性はゼロにはできないし、結局最後には確率の話になるから2個3個ならまだしもそれ以上食べるならば覚悟しなければならないって知人のフランス料理シェフが言ってたのを思い出す。
 
クリームレモンソースはその美味しさといったらもーっ!ってくらい。
 
店でなかったら皿を舐め回したい。
 
そういえば昔くりいむレモンって……(以下略)
 
 
 
 
シカちゃん
 
 
シカちゃん
 
……ってホント多いな。
 
厳島神社周辺だけでなく店の前とかでも平気でウロウロしてんのね。
 
修学旅行で1回来ているんだけど忘れていたよ。
 
あの時は提出しなければいけないレポートをブラブラさせて友だちと喋ってたらいつのまにか鹿に1/3くらい食べられていたんだよね。
 
それがここのシカに対する恨み。
 
あのシカそんなもの食べて大丈夫だったのかな?
 
 
揚げもみじ饅頭うめっ!
 
 
お腹いっぱいになるとまた眠気が……
 
宿に戻りお昼寝おやすみなさい……って今日何回寝てるんだ。
 
まぁ小さな町なので時間に追われてあっちこっち行かなきゃいけない場所でもないし。
 
 
 
そして夜の散歩。
 
昼間の喧騒が嘘みたい。
 
 
宿での夕食を終え19時過ぎなんだけれどもっと早い時間の17時くらいにはもうどこの店も閉め始めるらしい。
 
商店街を抜けて暗い参道を進むと目に飛び込んでくるのは
 
 
ライトアップされた鳥居。
 
このライトアップされる時間帯に満潮時刻を迎える日で良かった。
 
この風景はやっぱり波間に映る光があったほうが良いな。
 
 
そして本殿。
 
 
こうして光に浮かんだ美しいその姿を見る。
 
そして満潮干潮の両方の姿を見ることもできる。
 
それが宮島には日帰りではなく泊まったほうが良いとするもうひとつの理由なのですよ。
 
 
フェリーの最終便は遅く22時台すぎにもあるのだけどもやはり観光客の姿は数えるほどしかいない。
 
 
静まり返った街をねぐらに戻るシカちゃんも見ることができるしやっぱり夜の宮島もオススメです。
 
夜はなーんにも無いと思っていた宮島だけれど酒を飲める店もあるにはあったよ。
 
入りやすそうな店よ入りづらそうな店の2軒は見た。
 
路地裏はわからないけど。
 
 
(つづく)
 
 
 
 
 
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