通勤時の東京メトロ日比谷線でたまーーーにこの車両が来ることがあります。
相互直通運転をしている東武鉄道が6月6日から開始する有料座席指定列車「THライナー」に充当する為に作られた70090型車両です。
最近関東私鉄各社でじわじわーっと増えつつある着席保証ライナーですね。
さすがに着席が保証されるだけで何百円も追加で取るのは気がひけるのか各社とも専用車両を用意していて、座席も広くゆったりな進行方向を向いたクロスシートが装備されています。
でも主に朝夕の通勤時間に運行されるライナーだけに何編成も投入していてはもったいないので通常の列車としても運用されるのですが、
その時はこのように横一列のロングシート風に変換されています。
それでもシートの座り心地や肘掛けも装備されたゆったり感は変わることなく気持ちが良い。
なによりTHライナー運行前にすでに乗れてしまうという特別感もありこれが来るととても嬉しいのです。
なにかしらの動きをしそうな座席基部。
回転するには奥行きが足りなさそうなので、手前に迫り出してくるのかもしれない。
進行方向を向いた座席が運転席からの操作で一斉に回転するところを見てみたいけど中目黒駅では一旦引き上げ線に入ってから逆方向ホームに入線だから見れないんだろうなぁ。
反対側の久喜駅はどうなってるんだろう?
THライナーのことは知らず乗ってきた人が「何これー? コロナ対策電車?」って驚いていました。
確かに2席ずつのユニットが回転させるためのクリアランスを開けて並んでいるのでご時世的にそうも見えるのかも。
まぁ流石にそんなわけは無いのですが、その影響で乗客もとても少なく車内写真が撮れたのですけどね。
GW中とはいえこれが昼間の丸の内線東京駅だなんて信じられません。
早く収まって欲しい疫病禍ですが、通勤がありえないほど楽なのは確か。
今のところ限定テレワークしかできない職種なので。