夜中の2時30分にISS補給船こうのとりを載せたH-IIBロケットの打ち上げがあり、無事切り離しに成功。
こうのとりも軌道に乗りました。
夜中の打ち上げで、しかも月齢も新月2日前と好条件、そしてなんと言ってもSRBを4本携え本体も2基エンジンの大型クラスターロケットなのでその強烈な光が千葉の我が家からも少しくらいは見えるかと期待したけどどんより曇り空でダメでした。
大阪あたりからは見えたそうですね。
これまで9号機まで続いたH-IIBおよびこうのとりの運用も終了、H-IIIと新型輸送船HTV-Xに引き継がれることになります。
例え相手が機械であってもそれなりの愛着やラストフライトに対する感情もあったりもするのですがそういえばロケットって……
これが700系新幹線だとかB747型機だとかであれば、「ありがとう」「お疲れさま」という言葉になるわけで、実際このH-IIB/こうのとり打ち上げ中継でもネットを見てる人たちからそういったメッセージで溢れました。
でも現状ロケットって使い捨てなわけでH-IIBは初号機打ち上げから11年経ったとはいえこの9号機は生まれたてほやほやなんですよね。
新幹線や飛行機のラストラン/フライトはデビュー当時の個体ではなくむしろ後期に生産されたものとはいえ、それでもその形式運用期間の大半を活躍してきたものであるのでその「ありがとう」「お疲れさま」もその通りの言葉となるのですが、モデルしては終了であっても最終組み立てから数日程度のこの9号機に対してかける言葉ってなんだろう?
と頭の中をグルグルしながらの中継視聴でした。
なので、いつものように。
なんと言っても今や驚異的ですらある安定した打ち上げを重ねているH-IIシリーズですからこれまでと同じように「おめでとう‼︎」
そしてこうのとりも「ご安航を」