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「た……大変だよ! 真姫ちゃん!」
「どうしたのよ そんなに慌てて」
「とうとう来たんだよ」
「来たって誰が?」
「バ……」
「バ?」
「バズ・ライトイヤー……」
「はぁ? ナニソレイミワカンナ………… ああ、前に言ってたアサルトリリィにまりきちは夢中だからそのドールをお迎えすると私たちの立場が危うくなるってやつ?」
「うん、でもアサルトリリィの夢結さまをお迎えするのはやめたらしいよ。 なんかシュッツエンゲルの契りを結んだふたり引き離すなんてできない。 ヒトリダケナンテエラベナイヨーってまりきち言ってたよ。 ふたり一緒にお迎えできる甲斐性無くてつらい……って」
「はぁ…… そうなの。 じゃあ私たちも安泰じゃない。 いったい誰が来たのよ?」
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「ほら、あのコだよ」
「…………‼︎」
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「でかっ‼︎」
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「???」
「あ、穂乃果さんと真姫さんですね」
「どうして私たちのことを?」
「いやー 私たちも有名になったもんだねー真姫ちゃん」
「この世界のサーバーはどこも脆弱すぎて簡単にアクセスできますので」
「なんかヤバいコ来た!」
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「私、百式汎観測レアリアンプロトタイプM.O.M.O.です」
「え? なんて? 真姫ちゃんわかる?」
「いや、私に聞かれても……」
「璃奈ちゃん呼ぼうか?」
「いやーこれはせつ菜の守備範囲かもよ」
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「ねぇ、あなたスクールアイドルしない?」
「いやいやいや穂乃果何言ってるのよ」
「だって大型新人現るだよっ! このコが入れば絶対UTXに勝てるよ」
「大体"スクール"アイドルになっていいわけ?」
「お望みであればハッキングして私の学籍を割り込ませるくらい一瞬でできますけど」
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「やったー! 話わっかるー」
「とんでもない世界のコが来ちゃったわね」
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「あなたもあの子が突拍子もない事言っても無視していいからね」