M.O.M.O.ちゃんが縁あってウチに来たのは今年の1月ですが、このコが作られたのは2012年でした。
そのため現在発売されているボークス製球体関節ドールのドルフィードリーム(シスター)が採用しているDD-f3フレームとは一世代前のDD3フレームが使われているのです。
最新のものと比べると可動域が少し小さいものの別にそこには不満は無かったのですが、もし関節を破損させてももう交換パーツが無いことに気付きました。
このコをお迎えする時に破損箇所を治療したのですが、それも限界がありますし。
気にし始めると動かす時もおっかなびっくり。
元からそんなに乱暴に扱っているつもりは無いのですがやはり何とかしたい。
思い切ってそのDD-f3フレームを装備したボディに変えることにしました。
可動域が広がった……というより関節の保持力が外皮のソフビの反発に負けなくなったようで、ポーズの固定がよりしやすくなりました。
前のフレームではここまで腕を曲げて指を口に付けてもすぐに離れていたんですね。
そしてこのポーズを取った時に新フレームの恩恵を大きく感じました。
これまでは脚をピタリと閉じることが出来ずに正面から見るとスカートの中が見えてしまい、写真を撮る際には角度を気にしたり、スカートを挟み込んだりしていたのですが、もうそんな心配も無くなりました。
背筋もピーン。
マックスファクトリー×グッドスマイルのfigmaを持っている人ならわかるかと思いますが、今までは座らせても上体が後ろにそれていたのですがそれも解消して、まっすぐに座れるようになりました。
これまで貯めていたボークス会員のポイントを全部吐き出すことになったけれど結果満足です…………
と、思いながら着替えさせていると……
うっすらと黒ずんだところを発見。
これ、色移りじゃないか?
今まではそんなこと無かったのに。
考えられるのはこのボディが新しいことか?
ソフトビニールはその性質として柔らかさを持たせる為に可塑剤が含まれていて長い年月をかけ気化していきます。
前のボディも柔らかさは消えてはいないけれど、やはり新しい物と比べると気化は緩やかでしょうからやはりその辺が影響したのかも知れません。
翌日すぐにボークスのショップでドリームレスキューなる色移りを消す薬剤を買い早速患部に塗布。
このままラップで包み2日間待つとのことですが……
どうか綺麗になりますように
そもそもどこから色移りしたんだ?
それもつきとめなきゃ。