先日TVで"山手線各駅停車"的な番組を見ていたんですね。
その中で秋葉原駅は戦後の電気部品の闇市から電気街になり今はオタクカルチャーの街と、よくある取り上げ方でした。
そしてその象徴として駅前のラジオ会館がピックアップされていました。
まぁ2014年に建て替えられた新ラジオ会館には以前のような"電気部品の闇市から発展した"雰囲気は残っていないのですが。
ともかくそのラジオ会館内のボークス、アゾンのドールメーカー2社の直営店とドール関連販売のDOLKにユーズド品を扱うドーリーテリアの4店を紹介し、"アキバカルチャーで次に「来る」のはドールだ"と取り上げていました。
いや、いくらなんでもそれはないだろうとは思うのですが、以前より時々ドール撮影している人を見かけるようになりました。
ぼく自身がドールの写真を撮れる(人が少ない)場所・時間帯を狙って行っているので、つまりはほかのドールさんと同じことを考えているということになるのですが。
で、先日衝撃的な光景を目にしたんですよ。
朝9時過ぎの日比谷公園に1/3スケールクラスの女の子のドールを撮影いる人がいたのですが、よく見るとそのコ、脚が外されていたのです。
ロングスカートの中に手を入れて上半身を持っているようでした。
確かにそうすれば60cm近いドールちゃんも半分程度の大きさとなり運び移動するのが楽になります。
脚は無くともこういった写真なら撮れますからね。
でもMSN02ジオングの開発担当技師じゃないんだから……アシナンテカザリデス!エライヒトニハワカランノデス!
もちろん人それぞれのドールとの付き合い方があるので批判するつもりはないのですが、只々そういうやり方もあるんだと驚いたのです。
で、そのことに関していくつかのブログやSNSを見て回ってみるともっと衝撃的な事を知りました。
遠方のドール仲間の所に行く際に自分のコの脚どころか手も体も家に置いて、さらにはウィッグ(髪の毛)すら持たず出かけ、着いた先でその友人にボディもウィッグも服も借りるという事だったんです。
確かにその方はカスタムドールとして顔のメイクを念入りに施しアイパーツも厳選した個人制作の物を入れていたので、ヘッドパーツがあればあとは市販のボディでもそのコの個性は保たれるという事なのでしょうが……
いやはや驚きました。
前か後ろが開かず上から被せるしかない服を着せる時に頭を外しながら「ごめんね、すぐ終わるからね」って未だ声をかけながら着替えさせている自分もドールとの付き合いが長くなればどんどんそういった"割り切り"ができるようになるんですかね……