しょうぼうじどうしゃじぷただよっ!
有明ビッグサイトで開催されている「東京国際消防防災展2023」に行ってきました。
前日に体調を壊してしまいどうかと思ったけれど何とか行けるようになって良かった。
5年に1回の開催ですから4年に1度のオリンピックやサッカーW杯より大事なイベントなのですからね。
まぁWBCほどではないけど(まりきち的価値観)
入場後、赤くて赤くて時々黄色の展示を見るのは後回しにしてまず屋外の東京消防庁エリアに向かいます。
最前列を取るために突き刺さる日差しに耐え日焼け止めを塗り塗り耐えた1時間。
なのに開始時刻と共に雲がもくもく……
なんでよーっ!
でも隣にいるオタク風二人組の会話によると「快晴より曇っている方がパトランプの光が良く見えるんだよなー」だって。
なるほどなー
突然会場にドガガガと大きな音。
大きな地震が発生したようです。
空から被害状況を観測するために東京消防庁ヘリ「つばめ」がやって来ました。
仏製アエロスパシアル ドーファンIIですね。
ビルの屋上に要救助者を発見したようです。
上空でピタリとホバリング。
あっという間にホイストで吊り上げてしまいます。
機内に収容。
病院に向かって飛び去ります。
同時に地上への救護者搬出も進みます。
東京消防庁即応対処部隊が駆け付けて来ました。
真っ先に到着した隊長を乗せた車両は米POLARIS社の四輪バギーですね。
最近は陸上自衛隊もオスプレイに搭載できるKawasaki MULEの配備を進めていますが、この消防配備のバギーは公道をそのままで走るナンバーを取得できるのが売りなようです。
続いてYAMAHAのオフロードバイクを使用した消防活動二輪車「クイックアタッカー」が現場に到着。
ハイパーレスキュー隊の大型車両も次々とやって来ます。
即応対処部隊長から指示と注意が飛び、
各隊員がそれぞれの持ち場に一層大きな規模の戦力を展開して救助作業が進んでいきます。
空からはドローンによる目が新たな要救助者を発見。
重機で障害物を撤去。
倒壊して建物からも救助されたようです。
すると建物から出火。
救助を終えた隊員が現場から緊急離脱します。
それに替わるように追加戦力としてハシゴ車が到着。
消防艇も加わり海からの消火活動の準備が完了。
そして……
♫デデデデンデン チャラチャッチャー チャラチャッチャー♫
この曲は‼︎
やっぱU.S.NAVYとなればこの曲だーっ!
横須賀基地の米海軍も応援に駆けつけてくれましたよ。
だから突然流れるDANGER ZONEだったのですねw
日米合同の消火作業により
鎮火。
上空からも火災の制圧を確認。
練度高い隊員たちの活動により無事状況終了となりました。
みなさんの日々の活動により我々は平穏な生活を送る事ができています。
ありがとうございます。
今回のサンダーバード的メカは
なんかカッコいい!
遠隔誘導の消火マシンのようです。
結構小さいので機内にはタンクは持たず、
お尻にホースをつなげてズルズル引っ張りながら火災現場に入っていくみたいです。
屋内展示はやはり時代的に消防車といえどサステナブルが大きなテーマとなっていました。
もちろん大事なことではありましょうが、近年のモーターショーもそれで面白くないんだよね。
とにかく小燃費、再利用可能素材の技術展示になっていて。
2025年に開催される大阪万博もどっちを向いてもエコエコエコで、なんかつくば科学万博で感じたようなワクワク感は無さそうだなと……