幕張でポタリング日記

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さあ乗ろう!あの日見た空の青さを叫びたがってるんだ② SLパレオエクスプレス乗車記

2023-06-11 10:16:00 | 日記

①からの続きだよ

 


地方鉄道ゆえなのかなんだかゆるーい座席指定券。
 
車内検札印はコラボ列車らしくキャラクターのスタンプが裏にペタリ。
 
娘は「これ、降りる時改札で回収されちゃうのかなぁ?」と心配していたけれど、加えてコラボ記念切符の乗車券も含めて持ち帰りも可でした。
 
些細な事だけどオタク心をしっかりと掴んでいる。
 
ぼくはこのゲームはやっていないのだけれど、どうせ関わったのだから「推し」を探す。
 


車内装飾を片っ端から見て回り……
 


このコ人気ありそう。

どんなキャラかわからずビジュアルだけの感想ですが、CV.小倉唯さんだし。



あ、このコ! このコいい!

決めましたよ。
 
アスターさんというそうです。
 
名門出身のお嬢様で天文台勤務。

知的お嬢様なんてぼくの好みにろーきの165kmストレートです。
 
パパの推しはわかりやすいと娘にはいつも言われる。
 
CVは赤﨑千夏さん。
 
アイマスの日野茜ちゃんや中二病でも恋がしたい!の森夏ちゃん、それにMGL140を2丁ぶっ放すフカ次郎(ガンゲイル・オンライン)の声優さんですね。
 
 
さあ、お待ちかねのグッズ入り袋の配布です。
 
キャラも内容も配るスタッフの采配次第。
 
さぁどうだ!
 


アスターさんのアクスタが入っていましたよ!
 
さっき推しを見つけたばかりのニワカなのにこの引きの良さ!
 
娘は缶バッジでした。
 
缶バッジといってもそこそこな大きさなのにその上をいくこのアクスタの巨大さ重さ。
 
2000円以上の品なのは間違いない大きさで、それだけで乗車券とSL指定席券合わせて実質無料。
 
(オタクは実質無料と実質カロリーゼロが好き)
 
 
沿線イチの絶景ポイントである荒川橋梁なのに貰ったグッズを並べて写真に撮るオタク。
 
 
調子に乗ってゲームを起動させたiPadと記念乗車券も一緒に並べる娘。
 
オタクはどこでも祭壇を作り始める。
 
 
コラボ列車とはいえ全員がオタクなのでは無く、SLパレオエクスプレスとして乗車しているファミリー客や高齢夫婦客にもこのグッズは配られていたので、特にアクスタに当たった非オタ乗客は「重い土産だなー」って感じたかもしれない。
 
ツイッターを見ると早速「誰それ(キャラ名)のアクスタと自分が欲しいキャラの交換を希望。 最後尾デッキで待ってます」といった情報が交わされるいつものイベント風景で笑える。
 


秩父鉄道役務係の桜沢みなのさんに迎えられ秩父駅に到着。
 
デザインはラブライブ!版権絵でおなじみの伊能津さんなのでちょっとことりちゃんっぽい?
 


街のシンボルである武甲山がベッタリとまとわり付いた雲から姿を見せてくれました。
 
1000m級の山、それだけでもう珍しい千葉県民。
 
 
秩父市は街中ですでに海抜250mあるらしい。
 
午後に雨マークがついている日だけど今のとこは降雨は無し。
 
このまま降らないで欲しい。
 
 
留置線に石灰石を積んだ貨物列車発見。
 
武甲山があんなカタチなのも秩父鉄道に貨物輸送があるのもこの石灰石が採れるから、なのです。
 
 
最後尾にはここでしか見れない車掌室付きのヲキフが連結されています。
 
折檻部屋とかそんななんだか禍々しい雰囲気を持つデザイン。

 
ここで乗客は半分ほどになり、やっとぼくと娘の2人でボックスの占有となりました。
 
 


ここまではほぼ平坦だった路線も一気に山間を縫って走る山岳路線のような風景となり、石炭を燃やし蒸気を作り大量の黒煙を噴き上げ20‰の登り坂をゆっくりゆっくり登っていきます。
 
"蒸気機関車は生き物"という言葉がよく分かります。
 
線路沿いすぐのバルコニーに洗濯物を干していた家があったけど大丈夫?
 
身をのり出す事なくレンズ部をちょこっと突き出すだけで写真が撮れるスマホはこういった時にはデジイチより使いやすい。
 


積雪のある山間部で見られる烏帽子型送電塔。
 
それすら千葉県民には珍しく、こうして写真を撮ってしまう。
 
 
2時間44分の長旅を終え、終点の三峰口駅に到着です。
 
 

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