ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の佐久荒船高原の林間では、ニリンソウの花が咲き始めました

2014年05月06日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、林間の地面ではニリンソウ(二輪草)やスミレ系の野草が花を咲かせ始めました。

 標高が1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原では、山麓の木々が新芽を出し始めています。この木々の根元の地面には、枝に葉がまだ茂っていないために、春の日差しが届いています。

 木々が芽吹いて葉が茂って、陽光が当たらなくなる前に、ニリンソウやスミレ系などが花を咲かせ始めました。森陰になる前に、種をつけ、子孫を残すためです。

 白い花が美しいのは、ニリンソウの花です。林間には大群落が所々にあります。





 数日前は、ニリンソウの白い花びらはまだ小さかったのですが、日に日に大きくなり、存在感のある花になりました(ガクは薄いピンク色のため、蕾は薄いピンク色が目立ちます)。

 木々の根元周辺のあちこちで咲いているのは、スミレ系の花です。この薄紫色のスミレ系は品種は不明です。タチツボスミレ系ではと推定していますが、同定できません(日本の代表的なスミレ系は30数種類ほどあり、なかなか区別が難しいからです)。



 スミレ系では、エイザンスミレやツボスミレなどが花を咲かせ始めています。濃い紫色のスミレは別の場所でもうすぐ咲き始めます。

 森陰の薮では、ニホンサクラソウの新芽が吹き出しています。開花までには、まだ一週間程度はかかりそうです。



 晴天時には、林間に陽光が降り注ぎ、野草たちは“子孫を残す”作業を進めます。

 晴天時には、佐久荒船高原の西側にそびえている北八ヶ岳系の連山が望めます。



 北八ヶ岳系の霧ヶ峰高原の名峰、車山(標高1925メートル)も木々のすき間から望めます。



 佐久荒船高原の北側にそびえている名峰の浅間山(標高2568メートル)も久しぶりに山容をみせています。



 山頂部の冠雪はほとんど消えています。

 山頂付近の手前に雲が少しかかっていますが、この後に雲は消えました。

 佐久荒船高原とその周辺では、春がすごい速さで進んで行きます。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
北八ヶ岳 (与作)
2014-05-06 05:21:32
北八ヶ岳の山々の山頂には、雪がまだ残っています。
一方、標高が高い浅間山の山頂は、雪がほとんど溶けています。浅間山の南側の面が見えているからではと考えましたが、本当のところは分かりません。
山としては、北八ヶ岳の山々の方が好きです
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二輪草 (里山歩き)
2014-05-06 07:22:12
里山にある雑木林の中には、二輪草が一面に咲く所があります。
でも、昔に比べれば、二輪草の群落は減りました。
片栗のように激減しないようにしたいものです。
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霧ヶ峰高原 (JJJ)
2014-05-06 09:12:37
御高原から見える霧ヶ峰高原に、連休中に、ビーナスラインを使って、霧ヶ峰高原や白樺湖などに行ってきました。
晴天時はビーナスラインは走りやすいのですが、霧が出ると困りました。
まだ何も無い霧ヶ峰高原ですが、予想以上ぬ人出で、食事処は混雑しました。
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浅間山 (紫陽花)
2014-05-06 14:05:15
軽井沢から見える浅間山は、春になると、冬期の冠雪がどんどん溶けて筋状になり、残雪が消えていきます。
早春の変化を楽しんでいます。
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長野と岩手の春のスピード (かるがも)
2014-05-06 15:48:26
こんにちは。
長野と岩手の春に向かうスピードは同じような速さで進んでいるように感じます。
車山や浅間山・・・初めて見たときは感動しました。
浅間山から登る噴煙を初めて見たときは、ずーっと雲だと思っていました。
スキーの大会で長野県にも年に一度お邪魔するのですが、
以前は軽井沢方面から志賀高原へ・・・・。
今は新潟経由で白馬まで・・・・と訪れる地域が変わり浅間山も暫く見ていません。
また、浅間山の姿を生で見たいものです。
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かるがも様 (ヒトリシズカ)
2014-05-06 16:39:17
かるがも様

コメントをいただき、ありがとうございます。

お住まいの岩手県と長野県東部の佐久市辺りは、桜前線などの到着時期が同じかもしれません。佐久市でも田植えが始まっています。

かるがもさんはスキー選手なので、白馬や軽井沢のスキー場をよく、ご存じなのですね。そのため、日ごろからランニングをして足腰などを鍛えているのですね。

冬のスキー、初夏から秋までの釣りをそれぞれお楽しみください。
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