東京都文京区本郷にある東京大学本郷キャンパスでは、ギンナンの匂いが漂っています

　東京都文京区本郷にある東京大学本郷キャンパスでは、イチョウの実であるギンナンの果肉の匂いが漂っています。

　東京大学本郷キャンパスの赤門から東に向かう道は、建屋間に見事なイチョウ並木があります。





　このイチョウの大木は、毎朝、多数のギンナン（銀杏）を含む果実を落下させます。



　いくら時間が経つと、ギンナンの果実部分の匂いが臭いので、清掃員の方が人間が歩く歩道部分は掃除しています。午後になると、ギンナンの匂いがかなり、漂います。

　たぶん、ここを歩いた方の靴にギンナンの匂いが付いたままで、教室や研究室に入ると、そこもギンナンの匂いが漂うからです。

　イチョウの大木の根元には、落ちたギンナンの実が集められています。





　実は、東京都心の一流料理店の方は、朝早く、落ちたばかりのギンナンを拾いに来ているそうですーーとのうわさです。

　本郷キャンパスのイチョウ並木は大木が多いので、大きな良質なギンナンが採れるとのうわさです。

　不思議なことに、イチョウ並木は黄色く色づいた葉をあまり落としていません。主に実だけを落としています。

　赤門から東に向かう道のイチョウ並木を抜けると、由緒ある西洋建築の建屋があります。



　東京大学本郷キャンパスを東に抜けたある場所では、秋咲きの小さなサクラの花が咲始めました。



　たぶん、シキザクラ（四季桜）かフユザクラ（冬桜）などの1年に2回咲く、サクラの木だと推定しています。





　実は、約1週間前に、ここを通った時には、小振りなサクラの花はまだ咲いていませんでした。

　例年に比べると、秋咲きの小さなサクラの花が咲く時期が早いように感じます。

　これも今年の冷夏の影響ではないかと、根拠も無く想像しています。