今年の十五夜は天気も良く、空気も澄んで名月観賞には
絶好の日でした。
この村は山がせまっているので裏山から月が顔を出すのは
夜9時頃になってからです。
窓際に寝ているので満月の夜は明るすぎてなかなか寝つけません。
窓からぼんやり村を見渡すと、幻想的な景色が見られます。
夜なのに家も畑も田んぼも川もよく見え、屋根瓦は濃淡がくっきり映り
山と空の境は稜線がシルエットになり、不思議な景色です。
眩しいくらいの月をじっと見ていると、狼男ではないけど
本能が騒ぎ出すような気がします。
十五夜の夜、村の家々では縁側を開け放してススキを瓶にさし
だんごや芋、果物、饅頭などをお供えします。
昔は村の子供たちが”十五夜泥棒”と言って、そのお供え物を
盗ってきて食べる風習がありました。罪にならない窃盗です。
今ではそんなことする人いないけど、何か残しておきたい気がします。
父ちゃん
絶好の日でした。
この村は山がせまっているので裏山から月が顔を出すのは
夜9時頃になってからです。
窓際に寝ているので満月の夜は明るすぎてなかなか寝つけません。
窓からぼんやり村を見渡すと、幻想的な景色が見られます。
夜なのに家も畑も田んぼも川もよく見え、屋根瓦は濃淡がくっきり映り
山と空の境は稜線がシルエットになり、不思議な景色です。
眩しいくらいの月をじっと見ていると、狼男ではないけど
本能が騒ぎ出すような気がします。
十五夜の夜、村の家々では縁側を開け放してススキを瓶にさし
だんごや芋、果物、饅頭などをお供えします。
昔は村の子供たちが”十五夜泥棒”と言って、そのお供え物を
盗ってきて食べる風習がありました。罪にならない窃盗です。
今ではそんなことする人いないけど、何か残しておきたい気がします。
父ちゃん