ふつうの幸せ

息子と娘が同時に風邪をひいてしまいました。
息子は昨年もちょうどゴールデンウィークに入る直前にダウンしました。
寒い冬を乗り切ったと油断したか、通い始めた保育園でもらったか。
息子は未熟児で生まれた為か肺や気管が弱く、肺炎を起こしやすいようです。
今回も発作のように咳き込み「苦しいよ～」「つらいよ～」と連発。
見ていられないです。
かかりつけのクリニックに駆け込みましたが総合的に診た方がいいとのことで
その足で天城越えをして息子が生まれた大学病院へ。
慌てて家を出たので母ちゃんは家着、自分は泥だらけの野良着、
息子はパジャマに半天、おまけに車は軽トラ。
救急外来で検査や診察をして、終わったのは夜8時過ぎ。
時間外通用口を出ながら息子が入院してたときの事を思い出しました。
息子が生まれNICUに入院してるとき、仕事が終わってから
母ちゃんとよく面会にきました。
息子を一人病院に残して後ろ髪引かれるように、この通用口を出たことなど
いろんな事が思い出されます。
あの時と違い今は体調を崩したとはいえ、二人の間には息子が座ってる。
家では娘がじぃじやばぁばと待っていてくれる。
平凡でも皆が健康で普通に暮らしていける事がどんなに幸せなことか
しみじみ思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　父ちゃん