寒い日が続きます。
「南国」のイメージのある伊豆半島ですが、
わが家は山奥に加えて風の通る谷にあるため、なかなかに冷えます。
冷たい西風は幼い子どもは体を飛ばされるほど強く、
凍えるような寒さが襲います。
家の中も「冷蔵庫 みたい!」と言われるほど…。
が、そんな寒さのおかげでぎゅっと旨みの詰まった野菜ができます。
美味しい切干大根もできます。
体も自然に丈夫になっていっているような…。
先日はうっすらと雪が積もり、一面の銀世界が広がりました。
子ども達は珍しい雪に大はしゃぎで、雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり。
手がかじかみ、真っ赤になってもおかまいなし。
日が暮れるまで遊び続けていました。
「かまくらをつくれるほど ふってほしい」が子ども達の願い。
「子どもは風の子」そのものです。
一方、わさび田ではわさびの花が咲き始めました。
白く、小さく、可憐な姿は凛としていて、
きりりっと引き締まった山の景色によく映えます。
今月中旬には、その花の収穫も始まります。
それまで、いましばらくは冬籠り。
コタツにミカン、鍋料理、たき火、繕いもの…。
静かな冬を味わいたいと思っています。
母ちゃん
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