

小鍋峠越え、行ってきました。
いつもながら、わが家の裏山から隣の集落まで、朝イチ一番険しい獣道。
その後、田舎道を辿ってひっそり静かな小鍋峠に入り、宿場町の風情の残る河津湯ケ野へ。
明治に創業し、川端康成の『伊豆の踊子』が生まれた宿場、湯本楼を見せていただくことができました。
河津川を見下ろす風情のある宿は、職人さんの技が光る繊細な建具や網代編み、
歪みのあるガラス、趣のある風呂場、磨きあげられた艶やかな手すりや窓枠、窓ガラス……、
本当に素敵な建物でした。数日後に取り壊されてしまうこと…、惜しまれます…(涙)


旅の終わりには花も人も満開の桜並木へ。
また途中には下田側と河津側、両方の縦貫道を俯瞰することもでき、盛りだくさんの一日になりました。
寄り道だらけの気ままな山歩きでしたが、今しか見れないものを記憶に刻む一日となりました。


2023年春、特別なお花見。
集まってくださった朗らかな方々、楽しい時間をありがとうございました🌸
母ちゃん