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一瞬のことだった。
朝から降ったりやんだりしていた雨が、夕方、突然強くなりどしゃ降りに…。
すごい勢いで空から雨が落ちてくる。やまない…。
裏山から茶色い水が滝のように流れ落ち、
拳ほどの石がゴロンゴロンと転がっていく。
"ゲリラ豪雨"、"土砂崩れ"。身に迫る危険を感じた。
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約15分後、雨はやんだ。が、辺りの様子は一変。
約15戸の小さな集落で3箇所、土砂が流れ出て、
奥の集落への道は寸断された。
家の土間や工場に土砂が流れ込んだ家もあった…。
集落の人、総出で土砂をかき出しを行い、
23時を過ぎた今も、重機による復旧作業が行われている。
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北海道の厚真町の惨状を目にした時に、
山あいの私たちの集落を見ているようで鳥肌がたった。
「他人事でない…」。そんなことを考えていた矢先の出来事だった。
たった15分…。これが1時間続いていたら…。
私たちの住む山は本当に脆くて危うい場所であると思い知る。
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夜通しの作業で道は朝までに復旧するだろうか…。
気になるのは、その奥のわさび田。
明日、ある程度の覚悟を持って、山へ登ってみます!
母ちゃん
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