紅葉観賞も一段落して、気掛かりだったロウバイを見にやって来ました
和泉川の上流 関ケ原の水辺に来るとロウバイが開花していました
陽当りの良い枝先の開花が早いようです
ロウバイ(蠟梅)は中国原産の落葉低木です
蝋細工のような梅に似た花だからとか、又開花時期が臘月と呼ばれる陰暦12月の
頃だから、蠟梅と呼ばれるようになったとも言われているそうです
ロウバイはロウバイ科で梅はバラ科なので全く違う植物です
ロウバイは雌雄同株で、「雌性先熟」で雌しべが先に熟して他の雄花からの
花粉を受けて受粉し、その後に雄しべが咲き出します 上の写真の花は雌性期で
雄しべは開いて花の内側にへばりつき、メシベの受粉を待っています
雌しべの受粉が終わると雄しべは立ち上がり雌しべをすっぽりと
包み込んだ後花粉を飛ばします、多様性の子孫を残す為のロウバイの
戦略として、雌しべは自分の木の雄しべの花粉は受け付けない
拒否反応を持っているそうです
ロウバイの開花時期は12月下旬から3月中旬と言われています
陽当りの良い枝先は早く開花しているようですが木の下部の方では
蕾が沢山付いています
今回撮影した木はこんな木でした
ロウバイの名所は横浜市内や鎌倉、又近くにもありますので、
時期になったら観賞撮影に行って見たいなぁ~と思っています
★今年の2月2日に「ロウバイの観察」をアップしました
ご参考に こちら
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