四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 舞岡公園 ガマズミの実、ツリガネニンジン、カラタチの実 など (2021/09/21)

2021年09月28日 | 花 2

前稿の続きです 朝夕はめっきり涼しくなり、また新規コロナ感染者数も

随分減ってきて、9月末で緊急事態宣言が解除されることになり、コロナ感染者数が

このまま推移すれば、気分的には過ごしやすく感じられます

舞岡公園の谷戸の秋の風景を楽しみながら畦道を散歩する

赤く色付いた「ガマズミ」の実です、小さな5mmほどの実ですがすぐに目につきます

レンプクソウ科の落葉広葉低木、5~6月には白い花が咲き、花序を作ります

食用としては、果実が赤く熟す晩秋の頃に表面に白い粉をふき、この頃が最も美味になる

「ツリガネニンジン」(釣鐘人参)舞岡公園ではあちこちで見られた 

キキョウ科特有の一目でわかる釣鐘状の合弁花で、萼片が5裂、釣鐘状の花冠は

淡紫色で先は5裂してやや広がる、雌しべの花柱は花冠より突出し3裂する、

釣鐘状の花形で、白く太い根が高麗人参の形に似ていることから名付けられた

「ヒヨドリバナ」 キク科 中国原産の多年草 小さな花が無数に集まって8~9月に

咲く、ヒヨドリが無く頃に開花するので名付けられたと言われている

「ゴンズイ」の実、果実は袋果、9~11月に赤く熟して裂開し、中から

黒くて光沢のある種子が顔を出す、ミツバウツギ科の落葉小高木

5~6月開花、枝先に小さなクリーム色の5弁花を多数つける

 瓜久保の家(休憩所)の入り口で、薄オレンジ色の小さなミカンが沢山

生っているのを見掛けた ミカンは時期が違うし、大きな棘が沢山有る 何かな?

調べた、「カラタチ」の実で、ミカン科の落葉低木、食用に向かない3~4cmの実、

中国原産のミカンの仲間、寒さと病気に強い

枝に5cmもある大きな棘があり、果実は成熟しても生食不可、種は薬用になる

実は棘に囲まれていて、「穫れるものなら獲ってみろ」と言わんばかりに棘が覆う

道理でこんなに沢山の実が人目につく所に出来ていた訳だ

一面黄金色の稲田を眺めながら、秋の風景を楽しみつつ帰路についた

★横浜市新規コロナ感染者数がこのまま2桁台で推移すれば、今年の紅葉の

時期には、郊外へ撮影散歩に出掛けられるかも・・・と期待する

しかし年末に向けて次の波がやって来るとの話もあり、全面解除した後も

本当にコロナが落ち着くまでは浮足立たないように注意が肝要だ

後手後手にならないように万全の策を、次期総理に期待する

 

 

 


・ 舞岡公園 谷戸の秋の風景  (2021/09/21)

2021年09月26日 | 風景

朝夕めっきり涼しくなってきました 秋の風景を見に舞岡公園へやって来ました

もみじ広場では桜の黄葉が始まっています

クヌギもすっかり大きくなって、もうすぐ一人前ですね

ちょうど一年前、どんぐりを調べていた折、この場所で撮影したのが懐かしい

東門より入り、体験田んぼの畦道へ・・、案山子まつりだろうか沢山並べられていた

既に裂開したクサギの鮮やかな実が目についた 回りの小さな花も撮影・・・

エゴノキの丸い白い実が沢山団子状になってぶら下がっている

小さなゲンノショウコも咲いていて、泉の森では赤紫色だったが、ここでは白色

「小谷戸の里」は今日は休館日でガッカリ、門前のイヌショウマ撮影する

水車小屋で休憩して引き上げる

田んぼが黄金色に輝いていた、 間もなく取り入れだろう

公園内では数人の方と出会ったが、静かな谷戸の風景を楽しんだ

次回に続きます

 

 

 


・ グリーンアップセンターで「秋の山野草展」を見て来ました (2021/09/19)

2021年09月22日 | 花 1

大和市のグリーンアップセンターで「秋の山野草展」を見て来ました

昨年と同様、大和山草の会の展示でした

展示の最終日でしたが、人は数人だけで、自由に見たり撮影したりできました

殆ど知らない名前の花ばかりで、参考の為多く撮影しましたが、その中から

7点を紹介します 「」内は花の名前で、続いて調べた概要を記します

「ジュジュサンゴ」赤い実に魅かれ撮りました ヤマゴボウ科 白い花を6~10月に

咲かせる ジュジュサンゴの実は赤色の他、黄色やピンクの品種もある

展示名は「ビナンカズラ」でしたが、サネカズラだそうです マツブサ科

常緑つる性植物、花は8月に咲き、秋には赤い実をつける

「ガマズミ」レンプクソウ科 果実は6~8mmで赤く熟し、鳥さんに好まれる

花期は5~6月 実は9~11月に生る

「サンゴソウ」又「サンゴバナ」ブラジル原産のキツネノマゴ科

花期は4~10月と長い 高さ30~150cm 常緑花木

花は細い筒状で多くの花が集まって、枝先に穂状で咲きます

「ネコノヒゲ」展示品全体の写真、変わった名前ですね

インドやマレーシア原産のシソ科の多年草

本来は薬草で、葉にオルソシフォニンを含み、単独または

他の生薬と配合して薬や茶として利用しているそうです

「ネコノヒゲ」の中間部分の拡大写真、雄しべ4個 雌しべと共に

花の外に長く突き出して、上向きに反ります

「アシタカジャコウソウ」シソ科 日本固有種 花期は8~9月

萼は鐘形、花は長さ6~8mmで5裂する 花冠は濃紅紫色から薄紅紫色、

筒部が長い唇形で、上唇は短く下唇は3裂している

名前の由来は静岡県の愛鷹山で発見されたことによる

「チャノキ」(茶の木) ツバキ科 高さ1~2mほどの常緑低木

下向きに咲く花は径2~3cm 、花期は10~12月 雄しべは多数あり

果実は蒴果で径1cmで球形 熟すと裂開します

加工した茶葉から湯・水で抽出した茶が飲用される

山野草の名前や詳細を知りたかったが、展示者が不在で、単に並べてあるだけ、

グリーアップセンターの方に聞いたのですが、展示品については知らないとの返事

ただ見学者が少なくコロナの心配が無くて助かった

★昨年の「山野草展」の見学記は こちら

 

 

 


・ クリ、サンザシ、コウシンバラ、テイカズラ など花散歩(2021/09/14)

2021年09月21日 | 花 2

東京はじめ首都圏のコロナ新規感染者数が減少しています 

しかしここが肝心 安心して出歩くと元の木阿弥~ 今日は近場の花散歩です

いつの間にやらクリが成長して今にも弾けそうです

クリの花が咲いて結実してクリらしい実が出来ていますと投稿したのが

ついこの間のように思われます (2021年6月14日 投稿です

真っ赤な実が目についた 初見、早速調べた結果「サンザシの実」です

樹高2m程の木に沢山生っている 「サンザシ」バラ科の中国原産 落葉低木

薬用として利用され、又食すると美味しいそうです

こんな雑草だらけの場所に、ヒガンバナが満開です

クサギの実がはじけて青い実が顔を出しています

クサギが開花して結実するまで調べたが大変興味深い樹木でした

「テイカズラ」が開花しています 5月に開花している花を撮影し、

ブログに投稿したのに、この花は2番花だろうか?

またまた通り道で赤い花を見つけた、バラかと思ったが違うようだ

早速調べました バラ科「コウシンバラ」常緑つる性、中国西部原産の

バラの一種、年に数回咲く四季咲きの性質がある

「ルリマツリ」、青みがあって涼しげな雰囲気が好まれる

ピンク色でキレイに咲いている「フヨウ」の花、よく似たムクゲが咲き

終わった頃に咲いてくる 一日で咲き終わる一日花、

この写真はピンク色なので、もしやスイフヨウかと案じて、朝の8時頃に

確認に行ってみた、朝からきれいなピンク色で咲いていた

 

 

 


・ ふれあいの森 花散歩 シュウメイギク、 ローズヒップ など (2021/09/13)

2021年09月17日 | 花 2

大和駅西口プロムナードより散歩開始、メタセコイア並木の色が何故か悪いように見える

昨年2020年9月8日撮影 この時はメタセコイアが青々していた

ハーブ園で見掛けた「ツルバギア」、とても清楚な感じ、

ユリ科  南アフリカ原産  夏から秋にかけて花を咲かせる 

同じハーブ園で見掛けた「ローズヒップ」、鮮やかなオレンジ色がステキです

ハーブの一種でバラ科バラ属の果実の総称、 調べると、ビタミンCをレモンの200倍

ほど含んでいる ローズヒップには美肌効果や免疫機能を高める効果が期待されている

と書かれていた

売店前のテーブルのある広場で見掛けた「ヒメシャラ」の実、

同じヒメシャラはグリーンアップセンターの裏庭にもある

ツバキ科 落葉小高木、6~7月に咲くナツツバキに似た花は小さめであまり目立たない

小さな池の前で休憩中~可愛い赤帽子の子供たちが先生に引率されて散歩らしい

房状にぶら下がった「イイギリ」の実、樹高15m程もあり見上げて撮影

ヤナギ科 落葉高木、雌雄異株、秋になると明るい黄葉になり、その黄葉の間に

赤い実が多数ぶどう状に垂れさがる、葉が散ると赤い実だけとなり赤一色になる

姿が桐に似て、この大きな葉で飯を包んだことが名前の由来だそうです

袋に包まれ今にもはみ出しそうな「コブシ」の実、熟すと袋から顔をだして

殻が裂け赤い実が飛び出す、あの素晴らしいコブシの花からは想像しがたい実です

グリーンアップセンターの前の通りからふれあいの森へ入る坂道に数本ある

緑の見本園を一回りしよう~何か咲いているかな?

入ってすぐに「シュウメイギク」が開花していた 白色も良いが

この薄紫色のシュウメイギクの方が可愛らしい

見慣れた桜並木 今日は誰も居ない コロナの心配無用のようだ

引地川沿いにヒガンバナが咲いていた 前稿のくらやみ坂よりステキですネ

この他にも多数の花など撮影したがパスして泉の森へ回ります

次回に続きます

 

 

 


・ ヤマボウシ、ハナミズキ、コブシ、クサギの実など秋の実 (2021/09/10))

2021年09月14日 | 樹木

近場を散歩中に見つけた秋の実です

「ヤマボウシ」の赤い実、ミズキ科 日本原産の落葉高木、丸い実は集合果、

小さな花が集まって結実して実となり、熟すと食べられる

 大きな樹には実が無数に出来て、赤い実の花盛りに見える

「ヤマボウシ」の赤い実、実の表面に点々とあるのは小さな花の痕跡、

★参照 2021年5月13日投稿記事「ヤマボウシの実と小さな花」 

「ハナミズキ」の赤い実 ミズキ科 アメリカ原産の落葉広葉高木

「ハナミズキ」の赤い実 この時期になると赤い実が出来る

★参照 2021年5月15日投稿「ハナミズキ 開花して実が出来るまで」

記事末尾に、ハナミズキとヤマボウシの違いについて説明があります

「ネムノキ」の実  マメ科の落葉高木 両性花 枝先に小さな花が集まって咲く

あの可愛い花から想像しがたいが、マメ科らしく鞘が出来て、秋の終わりには

鞘がはじけてタネが飛び出す

「ネムノキ」の実、鞘にタネが入っているかと触って見たが、平らで手応えが無い

晩秋の頃にはしっかりした種が出来るのかも・・・

「コブシ」の赤い実 モクレン科 落葉高木

タネの袋がはじけて赤い実が顔を出していますが、この時期ではまだ少ない

「コブシ」の実、 まだまだ多くの実は袋に入っていて、薄ピンク色になっています

★参照 2021年3月9日「コブシ&ハクモクレン満開」

「クサギ」の実 クマツヅラ科 東アジア原産の落葉低木

花自体はとても甘い香りを放ちますが、葉や枝などを傷つけると悪臭を放つ

ところからこの名前が付いた 両性花で雄性先熟で自家受粉を避ける

★参照 2021年8月12日投稿「クサギ 開花~実が出来るまで」

開花してから結実まで写真で説明しています

「クサギ」の青い実 秋には藍色でとても美しい実となる 

萼は5裂に深裂し真っ赤となって大変目立ちます

「コムラサキ」(小紫)の実、クマツヅラ科 落葉低木

園芸品種で庭や庭園に植栽される 樹高1~2mで枝を垂らすように伸ばし

小さな紫色の果実が付きます ムラサキシキブとは異なる

「コムラサキ」の実 7~8月開花、花径3mmと小さい 9~10月に実となる

ムラサキシキブ(紫式部)とコムラサキ(小紫)の違い:ネットより借用です

一般に見掛けるのは、コムラサキのようです、粒が小さくキチンと並んでいて

枝を垂らすように伸びているのがコムラサキです

 

 

 


・ ブラシの木 二度咲きの花 (2021/09/05)

2021年09月12日 | 樹木

ブラシの木の前を通り掛かった時、あれ~まだ咲いているの?

でもこの前、咲き終わったのを見掛けた事があるから、可笑しいなぁ~

と言う訳で、調べてみましたらブラシの木は二度咲するそうです

中央の1本の枝の左端のツブツブは6月に咲き結実した種、その枝の

右側にはこの夏に咲き結実して間もない実(赤いシベあり、2番花)が写っています

花が咲いて結実した後、その同じ枝の先に続いて花を咲かせるのが特徴だそうです

写真の中央には今年咲いて結実した種が見られます、その枝先に2番花

が咲いていました

開花順序として、新しい2番花の蕾が開き始めました

蕾からもじゃもじゃが出始めている このもじゃもじゃが開花して

咲きそろうと、トップ画像のように真っ赤なブラシ状になります

もじゃもじゃ(雄しべ)がほぼ出揃う前に、花の中央に雌しべ1本が

雄しべより長く突き出ます

出揃ったブラシの木で、雄しべの付け根には蕾の時の痕跡がそのまま残っています

ブラシの木の特徴として、二度咲きすることと、咲き終えた花の同じ枝先に

新芽を出して2番花が咲くことです でも木全体の2番花の花数は少ないですね

因みに、初回の開花の様子は6月18日にアップしています

藤の花、クリ、クチナシ、のうぜんかずらなど二度咲きする木が多くあるようです

既に花が全て落下して咲き終えた思っていたノウゼンカズラも

2番花が咲いていました しかし花数は少ないですね

 

 

 


・ 宮沢遊水地 青空に百日紅、秋明菊、ススキ & カンナ (2021/09/10)

2021年09月10日 | 風景

久し振りに青空になり、気分爽快~近場へ撮影・・・

宮沢遊水地 澄み切った青空に白い雲~すっかり秋の気配

遊水地に沿って百日紅も満開~ 今年は満開が何故か遅い気がする

めがね橋の袂ではシュウメイギクが開花した

上池までやって来て振り返ると、池に白い雲

和泉川に沿って散歩中~ススキが青空に・・・もうすぐお彼岸だね

バス停近くの和泉川土手でもススキが揺れている

遊水地の通り道沿いに咲いていた黄色いカンナ・・・

右側に付いている2個は結実した実、大きくなって黒い実が出来るんだってね

昨日まで幾分肌寒かったが、今日は気温が上がって少し汗ばんだ