四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ コブシの実 クサギの実 ハクウンボクの実など経過観察 2020

2020年08月31日 | 樹木

午前中に一雨あって涼しくなるかと期待したが、残暑が厳しく今日も暑い~暑い

午後 青空が顔を出して、宮沢遊水地一回りの散歩に出掛けた

遊水地土手のコブシの実はどうなったかな~ 赤らんでいる実が多くなっている

大きな立派な樹なので、北面の実はまだまだ青いのも多いが

熟した実が割れて、赤い種が顔を出していたのを見つけた

こんな真っ赤な種が入っているんだ

赤い実の側に来春用の花の芽があちらこちらに出ています

桜並木の土手にはクサギの花が一輪残っていて、実が赤くなり始めていた

クサギの花が受粉すると、袋状の実が赤くなってきています

赤い袋が開き、中の実が顔を出しているのを見つけた

クサギの側の大きな樹「ハクウンボク」の実が沢山ぶら下がっている

始めてみるハクウンボクの実を触るととても堅い

 

ハクウンボクの実をナイフで切ると、中から堅い黒い種が出て来た

あんなに沢山花が咲いていたのに実の数が少ないですね

この大きな樹がハクウンボクで手前の大きな葉っぱが

クサギです

2020、8、27 宮沢遊水地にて

 

 

 


・ 舞岡公園 田園風景 2020

2020年08月29日 | 風景

待望のどんぐりの撮影が出来、セミの大合唱の樹林を抜け田んぼへやって来ました

一面に稲田が広がっています この田んぼでの田植え体験の様子を撮影に来たのを思い出します

昨年の5月末の田植え体験の様子は こちら

既に稲穂が実って垂れています

シオカラトンボが沢山飛んでいて、目の前に止まりました チャンス~

これはオスで、シオカラトンボは塩のように白色で複眼は青色、メスは胴体の

色が麦わら色で、複眼はハッキリとした緑色をしています

狭い畦道にはねむの木が多く見られす

ネムノキの鞘の種子が透き通って見られます

「ねむのき休憩所」の側では、実が枯れて今にも鞘から種が飛び出しそうです

休憩所に座り、顔を洗って一息ついて持参の冷たい麦茶を飲み一休みします

「小谷戸の里」への手前で、クサギの花がまだ咲いていて実の入った袋が赤らんでいます

「小谷戸の里」では2~3人の方と出会いましたが、さすがに人は少ないです

古民家の裏手で沢山の赤い実を見つけ、管理事務所で名前は「ウメモドキ」と教えてくれた

調べてみると、ウメモドキはモチノキ科モチノキ属、落葉低木、5~7月頃淡紫色の花を咲

せる雌雄異株で、果実は9月頃より赤く熟し、12月頃に落葉して枝に残っているため

赤い実が目立つ、花より実の方がもてはやされる植物は多いがこれはその中の代表格である

虫もつかず育て易く大木にもならないので盆栽や庭木に人気がある と書かれていた

事務所入口の前に、数珠つなぎのセミのぬけがらが展示され

大混雑!よくこんなのがあったもんだと感心しつつ撮影した

 

ツクツクボウシ                アブラゼミ

 

ヒグラシ               ニイニイゼミ

セミの世界には3密なんて関係無いんでしょうね(笑)

事務所の前の小屋には、赤い実のホウズキがぶら下げられ販売されています

この小谷戸の里ではボランティアの方々が木工作品など作って売っています

このホウズキも集めたのでしょうね

道々お花や色付いた実などいくつも見掛けたのですが、

名前が分からず投稿できないのが多くて残念ですが、また調べてみます

2020、8、24 舞岡公園にて

 

 

 

 


・ 舞岡公園 コナラの実を見つけた 2020

2020年08月28日 | 樹木

前稿でクヌギを見つけた後、森に入って行くと今度はコナラを見つけた

どんぐりの姿や形、大きさ、樹皮、葉っぱの大きさや形などから

どんぐり図鑑と照合してコナラだと決めた

照合したどんぐり図鑑は日本産30種が掲載されていて、樹形、花の姿、

雄しべ雌しべの姿、樹皮や冬芽など写真と共に詳細に記されている

ブナ科コナラ属の落葉樹、漢字では小楢と書く、大きなミズナラに比べて

それほど大きくならないのでコナラと名付けられた

日本の里山の雑木林を代表する樹木で、材は建築・家具などに使われ、

葉や実、樹皮はタンニンを多く含み、染料に利用されるそうだ

コナラは落葉樹で、撮影した樹は若木のようで、手の届く

近さの所にどんぐりがあり、楽に撮影ができた

樹皮は縦に不規則な割れ目が入り、若い樹の樹皮はクヌギに比べて

明るい灰褐色をしている、 どんぐりの樹の種名を決めるにはお皿(殻斗)

どんぐりの特徴、葉っぱの特徴の他にこの樹皮の特徴が決め手になる

はじめにシラカシかと思ったが、この樹皮が全然異なる樹皮でコナラに決定した

コナラの果実は、細長いもの、丸っこいものなど色々な形がある

コナラを撮影した場所は、もみじ休憩所から東門への途中の左手です

上の写真の右の方に東門が写っています

コナラを撮影した後、雑木林の坂道を下り、耕作体験田んぼに

出て、小さな畦道で花や樹の実など、田園風景を楽しんだ

日差しは強かったが時折吹く風は秋の香りがした

2020、8、24 舞岡公園にて

 

 

 


・ 舞岡公園 クヌギの実 (どんぐり) を見っけ 2020

2020年08月26日 | 樹木

舞岡公園へ散歩に出掛けました 日差しは強く暑いのであまり人は見掛けません

京急ニュータウンのバス停よりけやき広場に入り、しばし木陰の涼しさを味わう

この辺りは紅葉で楽しませて頂いた場所でとても懐かしい

「ばらのまる橋」の手前でクヌギの樹を見っけ、予期せぬどんぐりで急いで撮影する

これは参考用で過去のフォトですが、どんぐりは今はまだ小さく殻斗(帽子)を

かぶっていて、来月頃には上の写真のようになるでしょう

このドングリを見ると子供の頃に遊んだことが懐かしく思い出されます

クヌギの実(ドングリ)がいくつも出来ていた

クヌギはブナ科コナラ属の落葉高木で、クヌギの実がどんぐりで、コナラ属の中では

最も大きい いつか出会ったらこんな写真を撮りたいと思っていた矢先でした

垂直に伸びた15mほどの高い樹を見上げると上の方にも沢山実がついている

どんぐり図鑑の説明によると、どんぐりという種類の植物は無く、カシやクヌギの

果実の俗称だそうです クヌギは雌雄同株で、葉の展開と同時に雄花が開花する

雄花花穂はソメイヨシノが咲く頃開花し、花序は長さ10cmほどで新枝より垂下る

風で花粉を飛ばす風媒花で、雄花が満開になった頃ようやく雌花が出て開花する

これは自家受粉を避ける為だ 雄しべは3~6個、雌しべの花柱は3個

実(どんぐり)は2~3cmの堅果、花が咲いた翌年の秋に成熟する

クヌギの葉っぱは互生で長楕円形、葉っぱの回りに鋭い鋸歯がある

クヌギは枯葉になってもなかなか落ちない

樹皮は灰褐色の厚いコルク状でやや深めに不揃いに割れている、古いコルク層の上に新しい

コルク層を作っていくので、樹皮の幹は年々分厚くなっていきます 材は薪炭やシイタケの

原木として使用されて来た 樹液はカブトムシやクワガタの大好物だそうです

クヌギの樹は、けやき広場の外周散歩道の「ばらのまる橋」近くに3本あり、一番下の枝が

手を伸ばす高さにあって撮影が楽に出来ます この外周散歩道は、秋には紅葉を楽しませて

くれます 舞岡公園は昔ながらの田園風景が残され、谷戸の地形を生かした公園です

舞岡公園のHPは こちら

2020、8、24 舞岡公園にて

 

 

 


・ 大船フラワーセンター 真夏のお花たち 2020

2020年08月22日 | 花 1

毎日暑い日がつづいています マスクして外には出掛けられませんね

コロナと熱中症を気にしながらでは、正直このところ撮影には出掛けていません

前回大船フラワーセンターでハスとバラを楽しんだ後のお花をアップします

スイレン池のそばでヒマワリが満開でした

今年はひまわりまつりが中止になったので、このヒマワリで我慢します

色とりどりの百日草が満開です

今年は少ないと思っていたら、ピクニックランドの大木でセミを見掛けた

一握りもありそうなイガイガボールが沢山ぶら下がっています

名札からプラタナスの実だと分かったのですが、こんなの始めてです

芝生広場の近くではサルスベリが一番元気に花を咲かせています

広い芝生広場ではキバナコスモスが最盛期です

広い芝生広場で円を描くようにキバナコスモスが咲いています

グリーンハウスへの道としてアサガオのアーチがつくられ

朝顔はしおれていましたが、アーチ内にはひょうたんが

点々とぶら下がっていました

2020、8、15 大船フラワーセンターにて

 

 

 


・ 大船フラワーセンター 四季咲き&夏バラ 2020

2020年08月19日 | 花 1

桜広場での観蓮後木陰で一休みして、バラ園にやってきました

木陰からバラ園を覗くと、日差しがあって暑そうだ~ 2~3輪でも良いからと入る

プリンセスチチブの名札があった

近くに、これは変わっていて面白い

流石にカメラマンも2~3人、園内にはバラの手入れをしている方もいた

 

お昼頃の日差しを受けてやっぱり元気がないが、ステキなのを選んでパチパチ

休憩所に入って給水時間~早く撮り終えて出よう

赤いバラの中にステキなのを見つけた 少しボカシを効かす

 

今咲いているのが四季咲きバラや夏バラと言われるが・・・どれがどれやら

ピンクの縁取りが際立っていて、とてもきれいだ

この辺りのミニバラは可愛い花や蕾がいっぱい

「ラブミーテンダー」なんてステキな名札が付いていた

期待以上に四季咲きバラや2番花と言われる夏バラが咲いていた

入口横の売店で冷たいお茶を買って一息ついた

2020、8、15撮影 大船フラワーセンターにて

 

 

 


・ 大船フラワーセンター ハスはまだまだ元気に咲いています 2020

2020年08月17日 | 花 1

今日も朝から日差しの強く暑い中を大船フラワーセンターへ行ってきました

ハスは2~3輪でも咲いているかもとあまり期待していなかったのですが

正面入口の石のモニュメントの所と池に一輪咲いていました

玉縄桜広場のハス展示場所へやって来ると、沢山咲いていて急に元気がでた

既にカメラマンも数人来ていた 目立ったハスを青空バックに撮る 

これはきれいだ~ 色も素晴らしい~

きれいに咲いているよって呼びかけているようだ

鉢植えで並べられたハス まだまだ多く咲いています

足元近くに咲いていたきれいなハス 真上から撮った

こちらの方もまだまだ咲いている

青空に飛び出したハス~手前の蕾も間もなく開花のようだ~

おっと これは素敵な真っ白な花だ

展示場側の素敵なハスの下にはいくつもの蕾が出番を待っている

近づいて見ると、花の中程でくるくる巻き込んでいる様子

ハスは朝開いて午後には萎むと聞いているが、今はお昼前でこれから萎むんだろうか

 

正面入口を入った所で、「ハスシャワー」を展示していた

今の時期にふさわしい水シャワーに子供さんが手を出して遊んでいた

ハスの葉の外周をきれいに切り取って、ホースにつなぐと出るらしい

 

前回の投稿時にも書いたのですが、この鉢植えのハスは沼津の本広寺より

190種を譲り受けたとハスのパンフレットに書かれていた

又入園時にハスの品種名が全て書き込まれている「ハス品種名一覧表」を

頂いたが、この一覧表を見ながらの撮影は大変で出来なかった

 

木陰で休み休みしながら1時間ほどハスの撮影した後、バラ園へ行くと、

四季咲きや夏バラが咲いていて楽しく撮影しました、次回に続きます

2020、8、5 大船フラワーセンターにて

 

 

 

 


・ カノコユリにアゲハチョウ 2020

2020年08月15日 | 

今朝は青空~ 澄んでいて気持ちの良い朝だ~

用を済ませた後、高台より眺めたが丹沢の稜線より先は雲で富士山は見えず残念~

帰り道~ チョウがカノコユリの周りをひらひらと飛んでいるのに気が付いた

カノコユリに止まった チャンスだ!!

こちらのコンデジにを気にしていない様子だ

更に近づいたが大丈夫だった しめしめこんなチャンスは始めてだ~

シベの根元辺りへ口吻を差し入れ吸密開始~近づいても大丈夫の様子

背中を見せてくれた、これを撮って置けば後から名前が分かるから・・・

チョウの小さな図鑑で見ると、アゲハのはねは沢山の筋が入ったうすい黄色、

キアゲハに似ているが前ばねのつけねは黒い筋になっていると書いてある

というわけで名前はアゲハ(?)と思われる

 

追加:名前について、ネットで調べてみましたら、ナミアゲハ(アゲハチョウ、

アゲハとも言います)最もポピュラーなアゲハチョウ と書かれています

https://www.nature-engineer.com/entry/2018/12/29/080000

(ネイチャーエンジニア いきものブログ)より

2020、8、1 境川の近くで

 

 

 


・樹の実 マユミ ロウバイ ムクロジ ミツバウツギなど 2020

2020年08月13日 | 樹木

ふれあいの森~泉の森を散歩しながら撮った樹の実をまとめてみました

【マユミの実】 ふれあいの森への入口近くでいつも見るマユミの木です

小さな可愛い実が沢山付いています ニシキギ科ニシキギ属で雌雄異株の落葉小木、

木の質は緻密で粘りがあり、マユミの木で弓を作った事から真弓と呼ばれるように

なったそうです、 秋には赤い種と紅葉を楽しませてくれる

おっと~大きな実が見つかった きれいな花でお馴染みの【ボケの実】だ

一握りほどの大きな実が付いていた バラ科ボケ属、花期は4~5月

花色は紅色、ピンク、黄緑色、白とあり、同じ株に紅花と白花の咲くのもある

【ロウバイの実】ふれあいの森・緑の見本園の入口のロウバイの木に実がぶら下がっていた

この実は花からは想像し難い袋状で、毎年年初から可愛い花を見せてくれている

 

泉の森へやって来ました 曇ってきたので霞んで見えます

しらかしの家に入ると冷房が効いていて、汗ばんだ顔を洗うとサッパリとした

【ムクロジの実】

 

しらかしの家の前庭にある大木で、実の中の黒くて堅い核は羽根つき玉や数珠に利用されます

 

【ミツバウツギ】(三葉空木) 名前は葉が小葉3枚の複葉で枝が空洞な事に由来する

果実はハートを逆さにしたような形で袋のように膨らんでいて、9~11月に熟す

 

【ゴンズイの実】 秋の紅葉が美しい 

(参考写真)果実は袋果、9~11月に赤く熟して裂開し

中から黒くて光沢のある種子が顔を出す

 

【ヤマコウバシ】クスノキ科クロモジ属、枝を折ると良い香りがするのが名前の由来、

花期は4月、果実は球形で10~11月に黒く熟す

ムクロジからヤマコウバシまではしらかしの家の前庭にあり、名札が付いていて撮影は楽でした

今回撮影した樹の実は秋頃に熟し、種となって顔を出すので、その頃に又撮ることにします

どの樹も春には花が咲き、夏に実となって秋には熟して種が出来る、その様子を知ればきっと

花や樹に愛着が沸いてくるだろうと思われる

2020、8、5 撮影 ふれあいの森~泉の森にて

 

 

 

 


・ モミジアオイ テッポウユリ のうぜんかずら 2020

2020年08月12日 | 花 1

暑い日が続いています 市境の境川からのお天気です

バス停近くにモミジアオイが元気に咲いています

大和駅より「ふれあいの森」~「泉の森」一回りの散歩に出掛けます

花や樹木の実などを撮りながら泉の森の中程までやって来ました

キツネノカミソリが鬱陶しい森の中に沢山咲いています

足元にミズヒキが咲いていました 後になってもっとしっかり撮ればよかったと

切り詰められた後にアジサイの2番花が咲いて、目立っていました

2番花は東名高速のトンネルの手前に6月に咲いていたきれいなアジサイです

泉の森で大木に居たので撮って見ましたが何でしょうか?

森の中を歩き疲れて帰って来る途中で、既にすっかり終わっていると

思っていたのうぜんかずらの2番花が咲いていた

きれいなテッポウユリが今を盛りにあちらこちらに咲いています

アルストロメリア和名ではユリズイセンと言うそうですが、南アメリカが

原産地の多年草、花の一部の縞模様が特徴で、花色が色々沢山あるそうです

この時期に炎天下で汗だくになりながら撮影は疲れました

撮りながらの散歩が良いと思って行ったのですが、やり過ぎは禁物ですね~

2020、8、5 撮影 泉の森にて