おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

すっぽりと霧に包まれた熊本市

2010年02月02日 08時09分26秒 | 日記
日曜日は駐車場建築中なので、その大工仕事の手伝いをした。一日中付きっ切りで大工の傍にいた。仕事はサイディングの内壁張りだったが、ずっと見ていた。張り付けるのに長さの調節が必要になるので、電動丸鋸で切断する。その時に出る粉塵が凄い。空中に漂う粉塵をかなり吸い込んだ?所為か気管支か肺をやられたようで、風邪症状が出ている。昨日から咳が出たり、寝てるとヒュウヒュウと胸から音がする。熱はないし、気分もそう悪くはない。でも用心して、飲まずに早めに床に就いた。8時からのNHK『鶴瓶の家族に乾杯』(これは『田舎に泊まろう』とともに大好きな番組)は寝て見た。睡眠をたっぷりとって、栄養を補給し、さらに特別メニューとしてなま生姜を摺ったものを熱い牛乳に溶かして飲んだ。(殺菌・消毒効果があるという)出勤はゆっくり目に家を出た。
気温は低くないようだが、昨日の大雨に続いて、今朝は霧で真っ白。珍しい現象、この状態、南阿蘇はどうなのだろうと思ってしまう。

昨日幼稚園に県の特別支援センターの方から、心理士の方が園の依頼に応えて来援され一日中様子を見てくれた。そして、園児の降園後、反省会をもった。その話は気になる園児の心理学的立場からの分析を行われたのだが、驚くのは園児の一挙一動を実に細緻に見ていること。教師の一つの指導指示に一般の子供たちがどう反応して、対象園児がどう反応したのか
見事に分析してくれた。多動といっても特色があってぐるぐる回り、爪先立ち、脈絡のない「暴力」・・・そのほか鸚鵡返し、パターン言葉、バランスの悪さ、集中力のなさ、表情がない、一人遊び、感覚過敏、偏食、空想遊び、人との距離感がとれないこと。
自閉症の症状にこういうものがありますが「私は医者じゃないので診断はできませんがー」とも言葉にする。
自立支援の話を聞いていて、どうも違和感があってまだ論理的に整理できていないのだが、どこかに「うーん、ちょっと違うのでは?・・・」という気持ちになる。脳の気質的な、遺伝的な要素もあるので、医学の専門的な診察と治療が必要な場合もあるし、「周囲が理解してやれば二次障害が防げることがある」という。論理的な筋道はわかる。発達障害といってもAD/HD,アスペルガー、LDなどいろいろあるという。それぞれの発現の仕方も違うことだろう。どうも言葉(専門用語)が先行してしまい、目の前の子供たちをこの言葉(用語)で一緒くたに括ってしまう傾向が出ているような感じる。LD(学習障害)といっても千差万別軽重には差があるし、自閉症だって目が離せない状態もあればそうでない「傾向」だけだってある。昨日、職員と話していて、ある有名人が発達障害で、彼は絶対に!!カレーしか食べないとかいろいろいう。私は「ほんと?」と疑ったが自明のことと断言して憚らない。
我が園ではすごく勉強していて詳しい人ばかりだが、36年いた高校ではほとんど知られていないし、取り組みなんてないといっても過言ではない。小中でもしかりだろう。これは何だ?どこかに陥穽があるのではないか。教育機関の遅れが指摘されているが、それだけなのか・・・
少なくとも素人が他人にこういう病名を押し付けること(レッテルを貼ること)は危険なことではないかー。職員にはこれだけはいっている。親の特別の「感情」があるので、言葉には十分注意しなさい、「○○の疑いがあるので専門機関のどこそこに行ってください」なんて言わないようにー。最近あちこちでトラブルが起こっているとも聞く。「教師として○○くん、さんを見ていて、こんな点で気になることがありますので、専門の機関がありますのでご相談されては如何でしょうか」こういう言い方で接したらといっている。
脳内物質のアドレナリンの過剰放出があって多動になったり、理解不能の行動に出たり、距離感が摑めないということが出る。「ホルモンがじょうずに出ないのでー」上手に出す云々、ホルモンなんて意思では制御出来ないだし、その医学的な検証の内実なんて脳科学者、内科医師でないとわからないだろうに・・・うーん何だかなあ・・・