おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

カントリーパークで遊ぶ

2010年02月18日 08時40分41秒 | 日記
昨日、園児全員を連れて熊本市郊外でやっている植木市に行った。天気が良くて、春うららのいい日和で行きは電車を使い、帰りはスクールバスが迎えに来た。合志市の県農業公園カントリーパークというところで開かれているJA主催の恒例イベントなのだが、幼稚園でも毎年園外保育の一貫として実施している。子供達は一人500円を持たされて買い物をする。広い敷地に県下各地から120万点の植木が展示されている。ウィークデイなのに人が多く、活況を呈していた。

園児は担任、教生等に任せて一人でぐるぐる回ってみた。結構いい値がついている。もっと安いのかと想像していたけれど、商売だね。結局何も買わずに子供たちとお弁当食べて帰った。子供達はシクラメンやらサクラソウ、桃の苗、「梅干の木」、イチゴなどそれぞれ手に手に買った品物が入った大きな袋を提げて、よちよちと歩いている。まるで「初めてのお使い」だ。その姿を見て、お客さんお喜び。「がんばってーっ」と声を掛けていた。

穏やかな日和、青空の下でおにぎり弁当(園外保育の約束事)を食べると、美味いのなんのって・・・
一人の男の子がお弁当の時間に泣いていた。いつも一緒に鬼ごっこする友達だ。「Tくん、どうしたの?」何にも応えない、なかなか泣き止まない。友達のDくんが慰めている。何も言わないのにバッグから自分のお手拭(お弁当時に使う個人用のおしぼり)をそっと渡している。男の子なのに優しい心遣いだ。どうしたの?とDくんに聞くと「家がマンションだから買えなかったの・・・」という。他の友達がはなももや梅、みかんの苗木を買っているのに自分はマンションだから庭がないので植える場所がないと悲観しているのだ。「大丈夫だよ、鉢植えの草花は買えるから!」と慰めたのだが、なんだかかわいそうだよなあー。
マンションは都心に建てられ、機能的で便利で快適につくられているはずなのにー。近代性は人間の環境から自然を奪っていく。