おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

健康マラソンについて

2011年10月01日 06時40分22秒 | 日記
最近あちこちの地方都市で大規模なマラソン大会が企画され、たいへんな盛況となっている。

わが郷土熊本市でも来年の春、「熊本城マラソン」と銘打って、参加者を募集。

数日前にフルの42.195kmの部門は募集人員に達し、締め切ったという。あとは30kmがエリート部門、4kmという一般市民用もあるようだがこれもすでに締め切っている。

熊本城をスタートにするのか、市役所前にするのか知らないが市電が走る通りを10000人が走る光景は壮観だろう。

             

私も40台の始め頃までは、元気にマラソンをしていた。

デブ克服のために始めたマラソンのスタートは家の近くにあった「八景水谷(はけのみや)」(熊本市清水町にある湧水池)、ここを毎日ガムシャラに5キロ走り出した。

その当時の体重82.5kg。体の中には成人病の素因になるものがどこそこに充満していたと思う。

すでに動脈硬化、血圧、プリン体は痛風になって発症寸前だったと思う。

この欠陥車を何も知らずに「ウォーキング」や「ジョグ」ではなく「ラン」から始めたのだから、今思うとぞっとする。

それでも事故は起きずに、順調に体重は落ちていった。

12kgほど落ちた頃にはイッパシの「ランナー」になっていた。

「ランナーズ」という月刊誌を購読し、付属のランナー日記に記録つけ始めた。

走った距離とかかった時間、そして体重を記録。今でも10冊は残っている。

そして始めて大会(健康マラソン大会)に出場したのが「南阿蘇国民休暇村マラソン」だった。距離は5km。

これも因縁だと思うのだが、今この南阿蘇村に住んでいる。

それから何十回となく大会に出場した。隣県の指宿菜の花マラソンのフルに3回、出水のツルマラソンにも1回出た。

最高記録はフルが4時間3分。30キロ(大津白川マラソン)は2時間45分、20キロ(菊池マラソン)は1時間25分、10キロが42分、5キロが19分42秒。思い残しはフルがサブフォーになれなかったことだ。3分のオーバー。

30台の後半がピークで40台になると走力は落ちていくばかりー

菜の花でも3回目は途中、30km前で断念、バスに収容された。

天草である当時県内唯一のフル、天草マラソンではやっとの思いで本渡市に帰り着く頃には、道案内の役員の姿が消えており、陸上競技場がどこにあるのかわかなくなり迷いながら、ほうほうの体で帰り着いた競技場内、すでにテントが片付けられ、ゴールにも誰もおらず、一人寂しく形のないテープを切った。5時間をオーバーしていたと思う。

その後、仕事が忙しくなって、ストレスが起因して狭心症を起こし、いろんな病気で入退院を繰り返すことになる。

以来、マラソンは諦めた。

今ウォーキングの会に参加して、毎週月曜日に5kmほどを1時間かけておしゃべりしながら歩いている。これが結構楽しい。

この何週間か、一人で歩く時にジョグを入れるようにした。少しずつ距離を延ばしているところ。数日前には4kmを走りきったので感激。少し自信が出た。

昨日一日中雨だったので、村内の温泉施設内にあるトレーニング室に行って、ルームランナーで40分、2キロ走って2分のウォークを入れてさらにスピードを上げて2キロをランで繋いだ。

汗だくになった体を温泉で洗い流し、ゆったり温泉に浸かりながら本を読んだ。今、「万葉集」と梁石日のエッセイを読んでいる。

引っ越して1年有半。やっと「毎日休日生活」にも慣れたようだ。