天気はよくない。今7時前、雨は落ちていないがどうやら一日こんな曇天が続くのかもしれない・・・
水・木と泊り掛けで街に下りた。
ホテルは前回同様KBホテル。改装されきれいになったし、部屋が広く落ち着く。東横とは若干値は張るが断然KBがいい。
さて今回は妻と久しぶりに街で飲むことにした。
記念日ではない。実は新聞である記事を読んで、決意したのだ。
それは昭和40年代から50年代はじめにかけて熊本市内の飲食店の懐かしい写真や記事を読んだ所為で、しかも四面の片隅に小さく「飲み比べ飲み屋3軒めぐり」という記事を読んで即決で申し込んだ。
居酒屋やスナックを3軒周って、ひとり3000円、前売り2500円。
まずあり得ない企画。街の商店街繁栄会主催らしい。不況で客がだんだん遠のいている現状にあって、呼び込み策だろう。
店で出るものといっても酒1杯とちょっとした小鉢程度だろうとは忖度した。
時間は8時からという。3時にホテルのチェックインし、妻はデパートに出かけ私はいつものように昼寝。
夕方6時前に宿を出て、歩いて街へ。恐らく喰うものは大してない筈、なにか腹に収めておこうと相談。
ドイツビールと料理を出す店「オーデン」に入った。
ここで腹ごしらえ。そして言うまでもなくドイツビール。生を妻は普通のビールで中、私はハーフアンドハーフの大。
肴は水炊き白ウインナー。
ここで1時間潰し、店を出て今度はコーヒーを飲んで時間調整。早めに受付で予約していた券を買おうと向かう。
ところが・・・
すでに何百人というチケット購買の列ができているではないか
後から後から客が集まってくる。みんなこういうチャンスを待っていたのだ・・・
さあ券を買った。チケットの裏に指定された3軒の店が記されている。
1件は貝料理の店とある。もう1軒は日本風の名前の店なので居酒屋と推量。もう1軒は心当たりがあったけど妻には黙っていた。
先ず貝料理の店。こじんまりとした貝料理をメインとした居酒屋で、カウンターに座ると愛想のいいマスターにチケットを見せると生ビールを1杯と小料理「小さな二切れが入った味付け湯豆腐」。客はみんなこの企画で来ていた。飲み干すと追加注文はしないで次に向かう。次も日本料理と思ったらドッコイ流行のスポーツバーで真正面の壁にでかいスクリーンが据え付けられていた。
ここではピーナッツを肴に酒は3杯までいいという。しかし、酒を1杯ずつとトマトジュースを1杯ずつ飲んで出た。若い男達で店をやっていたのだが、その格好や言葉使いなどなど古い世代の人間にとっては「場違い」と感じた
最後は「キャッツ」という店。来たことはないのだが、盛んに宣伝しているキャバクラに同じ名前の店があったぞと思ったが、まさかと半信半疑の思いで住所を見てそこに向かった。
するとやっぱりキャバクラだ。入る前に躊躇した、「こんな年寄りがはいってもいいの?」とマネージャーみたいな感じの男性に尋ねるとニコニコしながら「どうぞどうぞ!」と案内された。
ボックスに座って静かに酒だけ飲んで出るのだろうと思ったら、キターッ、若いホステスがやってきたではないか
妻はその娘に諭すように「私たちのようなとこには気を使って来ないでいいのよ、勝ってに飲んでるから・・・」と
しかし、相手はギャル嬢も慣れている。「そんな遠慮なさらなくていいんですよ。お客様のような今回の企画で御出でになっている方いっぱいいらっしゃいますよ」
たしかに見渡すとどの席も老若男女、紐のついたチケットを胸にぶら下げている。
話し上手でさすがに客あしらいが巧い。妻の顔を横目で見ながら若いホステスと話していると、ドレスを着た別のお嬢さんがやってきて席を替わった。
これが3回。全部で4人の女性が私たちのボックスにやってきた。
どの店も30分と決まっている。普通女子にはお酒を取ってやるのだろうが、黙っていると妻が「ビールでも取って頂戴」と注文。女の子に飲ませたのには脱帽
3軒周って、妻も結構満足したらしい。機嫌は良かった。「もう一軒行こうか」と誘うと、歌いに行きたいんでしょう
心中を見透かされていた。いつも行く「オヤジバンドのライブハウス」へ。
ここで弾き語り3曲やって日付が変わってホテルに帰った。
この企画、安いので少々物足りなさもあるけれど、初めて行って楽しかった。来年は?「その時にならないとわからない!」
水・木と泊り掛けで街に下りた。
ホテルは前回同様KBホテル。改装されきれいになったし、部屋が広く落ち着く。東横とは若干値は張るが断然KBがいい。
さて今回は妻と久しぶりに街で飲むことにした。
記念日ではない。実は新聞である記事を読んで、決意したのだ。
それは昭和40年代から50年代はじめにかけて熊本市内の飲食店の懐かしい写真や記事を読んだ所為で、しかも四面の片隅に小さく「飲み比べ飲み屋3軒めぐり」という記事を読んで即決で申し込んだ。
居酒屋やスナックを3軒周って、ひとり3000円、前売り2500円。
まずあり得ない企画。街の商店街繁栄会主催らしい。不況で客がだんだん遠のいている現状にあって、呼び込み策だろう。
店で出るものといっても酒1杯とちょっとした小鉢程度だろうとは忖度した。
時間は8時からという。3時にホテルのチェックインし、妻はデパートに出かけ私はいつものように昼寝。
夕方6時前に宿を出て、歩いて街へ。恐らく喰うものは大してない筈、なにか腹に収めておこうと相談。
ドイツビールと料理を出す店「オーデン」に入った。
ここで腹ごしらえ。そして言うまでもなくドイツビール。生を妻は普通のビールで中、私はハーフアンドハーフの大。
肴は水炊き白ウインナー。
ここで1時間潰し、店を出て今度はコーヒーを飲んで時間調整。早めに受付で予約していた券を買おうと向かう。
ところが・・・
すでに何百人というチケット購買の列ができているではないか
後から後から客が集まってくる。みんなこういうチャンスを待っていたのだ・・・
さあ券を買った。チケットの裏に指定された3軒の店が記されている。
1件は貝料理の店とある。もう1軒は日本風の名前の店なので居酒屋と推量。もう1軒は心当たりがあったけど妻には黙っていた。
先ず貝料理の店。こじんまりとした貝料理をメインとした居酒屋で、カウンターに座ると愛想のいいマスターにチケットを見せると生ビールを1杯と小料理「小さな二切れが入った味付け湯豆腐」。客はみんなこの企画で来ていた。飲み干すと追加注文はしないで次に向かう。次も日本料理と思ったらドッコイ流行のスポーツバーで真正面の壁にでかいスクリーンが据え付けられていた。
ここではピーナッツを肴に酒は3杯までいいという。しかし、酒を1杯ずつとトマトジュースを1杯ずつ飲んで出た。若い男達で店をやっていたのだが、その格好や言葉使いなどなど古い世代の人間にとっては「場違い」と感じた
最後は「キャッツ」という店。来たことはないのだが、盛んに宣伝しているキャバクラに同じ名前の店があったぞと思ったが、まさかと半信半疑の思いで住所を見てそこに向かった。
するとやっぱりキャバクラだ。入る前に躊躇した、「こんな年寄りがはいってもいいの?」とマネージャーみたいな感じの男性に尋ねるとニコニコしながら「どうぞどうぞ!」と案内された。
ボックスに座って静かに酒だけ飲んで出るのだろうと思ったら、キターッ、若いホステスがやってきたではないか
妻はその娘に諭すように「私たちのようなとこには気を使って来ないでいいのよ、勝ってに飲んでるから・・・」と
しかし、相手はギャル嬢も慣れている。「そんな遠慮なさらなくていいんですよ。お客様のような今回の企画で御出でになっている方いっぱいいらっしゃいますよ」
たしかに見渡すとどの席も老若男女、紐のついたチケットを胸にぶら下げている。
話し上手でさすがに客あしらいが巧い。妻の顔を横目で見ながら若いホステスと話していると、ドレスを着た別のお嬢さんがやってきて席を替わった。
これが3回。全部で4人の女性が私たちのボックスにやってきた。
どの店も30分と決まっている。普通女子にはお酒を取ってやるのだろうが、黙っていると妻が「ビールでも取って頂戴」と注文。女の子に飲ませたのには脱帽
3軒周って、妻も結構満足したらしい。機嫌は良かった。「もう一軒行こうか」と誘うと、歌いに行きたいんでしょう
心中を見透かされていた。いつも行く「オヤジバンドのライブハウス」へ。
ここで弾き語り3曲やって日付が変わってホテルに帰った。
この企画、安いので少々物足りなさもあるけれど、初めて行って楽しかった。来年は?「その時にならないとわからない!」