おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

ネコダケ東峰登頂!

2011年11月14日 07時29分18秒 | 日記
今朝は冷え込んでいる。

霜の対策は取っているのだが、やはり急に来るのが恐い。

対策といっても、稲の籾ガラを作物の茎の根方に厚く蒔いているだけ。首にマフラーを巻いてやっている感じ・・・

昨日はクラブで「根子岳登山」の日。

登山ってど素人で、あの根子に登るなんてとんでもない話と最初は思った。

しかし、周りからリーダーのNさんがいるし、皆アラカン世代、無理はさせない筈だから大丈夫と・・・

お向かいのHさんを誘って、ついに根子登山パーティーに参加することにした。

いつものように「あそ望の郷」集合で、参加者は東海大学の先生と学生5名を含む僧院6名で、9時出発。

高森町の大戸尾根ルート登り口まで、車で直行。

そのふもとの駐車場、すでに登山客でいっぱい。人気のある場所なのだ。車は県外ナンバーが多い。

Hさんの車高の高いランドクルーザーは、雨の心配はなさそうなので小さな枯れ川に停め、全員で準備体操をしてからいよいよ登山開始。

登山シューズは先月の「冠ガ岳」(南外輪山)登山の際に購入している。上着はユニクロの流行のダウン。妻はオニューのシューズに前日プロショップで買った靴下と登山用ズボンを穿いた。

根子岳といってもギザギザの「天狗岩」(1433m)ではなく、東の端「東峰」(1408m)を目指す。それでもきつい斜面が目の前にある。

天狗岩では毎年滑落事故で死亡者が出ている困難な箇所、ここは上級者用だ。私らとんでもハップン

登山道をほぼ登りっ放しーしかも斜度は半端ではない。余所見でもしたら滑ってしまう。安全とはいわれているが崖っぷちもあり、1箇所はロープで登るところもある。

ここだけは冷や汗ものだった。

9時半に出発して2時間半、11時25分に頂上到着。頂付近は薄い霧がかかっている。



狭いテッペンに登山客が犇(ひしめ)いていた。

人気のポイントってこんなものなのか?じゃあ富士山は?もっとすごい人?

苦労の末に得た栄冠、ちょっと大袈裟かな・・・山頂の景観は最高であった。

写真の尖った峰は根子岳で最高峰の天狗峰。ここにもザイルで登っている登山者がいた。




急いでお昼を取って、12時過ぎに下山開始。下りは早い。本当かどうかは不明だが傾斜度45度くらいあるという・・・?

下りが危ない。

登山道の両側に生えている樹木の枝を握ったり、手を付いたりしてバランスを取りながら降りていった。

流石に下りは、登りの半分の時間で登山口に到着。Hさんの奥様は斜面で滑って顔面と手足を強打したといってビッコを引きながら降りてきた。痛々しい姿だった。

やはり危険なスポーツでもある。用心して歩いても露で地面が濡れている。露になった地表は滑りやすい。

それでもど素人の私達全員が揃って下山できたのはリーダーのNさんのお陰だ。彼は事前に下見もしていた。あり難いことだ。感謝

しんどさの後でじわりと感動が湧いてくる。体はへとへとだが家にたどり着く頃には、「又行きたいね、程よい高さの山に