おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

熊本のサッカーJ2ロアッソファンの寛容さ・・・

2012年05月15日 09時47分41秒 | 日記
地元に作られたサッカーチーム「ロアッソ」がまったく勝てない

確か8試合連続で勝利がないのだ。TVを見ていると地元のチームなのであくまで「がんばれがんばれ」と熱烈な応援を続けているようだ。

Jリーグや日本代表として活躍した高木監督を迎えて去年の一時期は5,6位というJⅠへの夢を叶えさせてくれるんではないかという期待を持たせたけれど、後半尻切れトンボで成績は落下。

今年こそという意気込みでリーグ戦に入ったものの、エース藤本の怪我による欠場など決定力不足ですでに成績はJ2でも下位に低迷している。

それでもファンはありがたいもので、応援を続けているのだが私は気持ちが冷め切ってしまった。

サッカーの本場ヨーロッパであれば、ファンはブーイングだったり下手をすると暴動、監督の突然の交代とかチームの身売りとかいろいろあるのだが、肥後人はおとなしい。

なんでも許しちゃうもだ。「まっ いいかっ」って。

学童で小学生を預かっているので見ているとサッカー少年が多いこと。ドリブルの小技も簡単にこなす子がいる。私は自分のバスケットボールをもって行って子どもに誘いをかけるのだ殆ど乗ってこない。

スポーツ雑感ー

放課後のクラブでの野球の練習を見ていると監督の先生には挨拶をするのだが部外者には知らん振り。隣の中学校の野球部の生徒も監督には直立不動で挨拶するが見学している人間には知らん顔。

strong>学校体育で一番必要なのは先ず礼儀を徹底的に叩き込むこと。人間としての根本的な素養を身につけたうえで技術指導だろう。

勝利至上主義が全国津々浦々に蔓延ってアマチュア精神を蝕んでいる。強くなればいい、勝てばいい。そのためには何でもする。親も一緒になって子どものためと称して「いつかわが子をダルビッシュに!」と生活を犠牲にしても子どものため?に尽くす。

こういう話がある。監督のために昼の食事を用意して、裏で「わが子をレギュラーに!」と贈答品を贈り続ける。

なんおスポーツでも強いチームの監督は威張っているし、まさに「天皇」なのだ。中学では監督の顔で高校の監督とコネを利用して「推薦」をもらってどんな成績でも入学していく。

高校だってクラブが強くなると名が売れるし、生徒募集に効果抜群。強いクラブに入っているだけで進路が保障されるなんてもう教育とはいえない。汚れた大人社会の風習が社会全体を汚染しているのだ。