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昨日は別荘として住んでいる隣人が街の住所で文化祭があって出品するというので見に行った。
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場所は幕末肥後藩の思想的先駆者横井小楠の生誕の地「沼山津」(ぬやまづ)。街と書いたがここは昔の日本家屋がたくさん残っていて、細長い路地で車が離合するのが難しい静かな住宅地。
道が細いというのはディメリットと考えていたがそうではない!不便性が大きな車の進入を防ぎ、更なる開発を防ぐので都市生活と田舎暮らしが共存するメリットが存在する。
事前情報なしで行った。隣人からの詳しいアクセスも聞いていなかったのでナビで会場を推量し現地に向かった。何回か来たことのある場所なので(横井小楠研究のため)ある程度の予備知識はあったものの、ナビは違う場所を紹介していた。そこには同じ「公民館」なのだが鍵が罹っている。
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そこでバス待ちの女性に尋ねると懇切に教えていただき、現地に到着。
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鉄筋コンクリート作りの立派な建物で会場は人で溢れていた。
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1階の大きい部屋では舞踊とかコーラスとかステージ発表。玄関ホールでは生け花、手芸など・・・
尋ねると隣人の木彫は2階という。この方は昔地元中学校の校長をされていた人で地域の人望も厚い方。そして手先が器用で家庭菜園も上手だし、特に木彫り工芸はこのクラブでは講師をされているから作品は別格だった。
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夫婦で取り組まれていて、奥様の作品が5,6点出されていた。これもいずれも秀作ばかり
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書道の展示、絵葉書のコーナー実に豊かなジャンル・演目で我が住まう田舎の村の文化祭とは範囲も質も随分違うと思った。人口が少ない超過疎地域だから指導者がいないのだから仕方ないのだがー
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さて会場を見ていて感じたこと。おじいやおばあが何と多いことか
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高齢社会になって人口の25%が高齢者になって行き着くところの一角にこういう場所があるのだ。しかし、共同社会の催し物なのに50台以下の年齢の人間が見回したところ誰もいないのは寂しい限り。これでは老人会の文化祭。
多重年齢層が寄り集って文化的行事を運営するということならばもっと違った意味で高齢者も活力を得る事になるし、若者も高齢者の文化的技量を習得するいい機会になるはずなのだがー
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それにしても活況でりっぱな文化祭ご苦労様でした
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