おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

TBS「次世代に伝えたいと思う歌4時間スペシャル」完見 ?

2013年03月26日 07時14分28秒 | 日記


昨夜、安住アナが司会する歌謡曲の4時間番組「あなたが聴きたい歌」を全部見通した。いや聴き通したというべきか

最近マンネリ「お笑い」、くだらないお笑いタレント多用するバラエティー、京都大学出身を売りにしている反面馬鹿キャラ宇治原などが出る雑学(広く浅く、クイズ用知識)を問うクイズ番組に押されて「歌謡曲」、お笑いといっても落語、浪曲などの古典をじっくり見せる番組が消えた

久しぶりだったのでじっくり聞こうと少し焼酎の量が増えたが、最後まで見た。

65歳以上人口が社会に占める割合が今や23%になっている高齢化社会に突入して、昭和世代が圧倒的な層をなしている現代日本、もっと「歌謡曲」を聞かせる番組があってもいいのじゃないだろうか?

25年生まれだが、昨夜はほとんど知っている歌ばかりだった。

春日八郎、三橋美智也、村田英雄、美空ひばり・・・懐かしかった。

テレサテンが好きだが、薄幸な最後だった。しかし、彼女が残した歌♪は宝物だと思う。

ユングが「集合的無意識」すなわち普段は決して表には出てこない意識の深層には自分だけではなく小さなコミュニティー(共同体)から大きな「民族」という段階まで共通の意識=感情があるという。

ひばりの歌を聴いて、最近では美輪明宏の「よいとまけのうた」を聞いて多くの若い人が感激し支持をしたということを聞いているが、情動を揺さぶられて深い感動を得る。

歌はこころと身体にすーっと入ってきて心身の核を揺さぶる「力」を持っている

昔は家庭でお茶の間で家族が揃って歌を聴いていた。

文明は家庭の姿を一変し、夫婦でさえも同じ番組を見ないし、子どもは自分の部屋に入り込んでゲームやスマホに興じる。

世代間で聞く歌=ジャンルが分かれてどんどん亀裂が広がっていっているような感じがするのだが・・・

世代を超えて人の、いや同じ民族のこころを捉えるような歌が出てこなくなっているということかー

追伸 加山雄三がかぐや姫、ワイルドワンズをコラボで演奏したのは良くなかった。加山はやっぱりバックにはランテャーズがいなければー