おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

楽しかったグランドゴルフ

2011年10月26日 07時02分26秒 | 日記
初めての挑戦だった。

グランドゴルフ

老人の暇つぶしと偏見があって、ちょっと頑なな偏狭の私は運動量も年寄りに相応しく小さく、しかし競争心だけは老いてもなくならないので、喧嘩も絶えない。ゲートボールで殺人事件まで発生したことを聞いたことがある。

なんだかなあ・・・

5時きっかりに4軒集合し、お隣の庭に設営されたグランドゴルフのコースで先ずは説明からー

要はゴルフのルールに則っているのだ。

私は緑のボールとスティック(なんと言うのか知らない)。スタートは強振でボールがあっち行ったりこっち行ったり6打叩いてしまった。

しかし、次は自分で言うのもなんだがすばらしいショットで、2打

これを皆でワイワイガヤガヤ騒ぎながら(ここのお宅は敷地300坪位あるし、近くにある家は別荘だから昨日は人がいない)、そして飛んだボールの行方に一喜一憂しつつ競技を終えた。

案ずるよりは産むが易し、実に面白く楽しいではないか

よく公園の広場でお年寄りが集まって競技に熱中している「意味」が了解。

ゴルフも学生時代にバイトで練習場の球広いの仕事をしていた時、オーナーの好意でお客が帰るまでは仕事ができないので好きなだけ打ちっ放ししてもいいと許可が出たので、練習だけはしたことがあるのだがコースに出たことはない。

「何であんなに毎週毎週思いゴルフバッグ提げて出かけていくんだろう」と狭隘な私は軽蔑の目で見ていたのだが、グランドゴルフをやっただけで、あれ始めたら中毒になっちゃうなと思った。

スポーツを皆でやった後に飲む酒のなんと美味いことか

また飲みすぎたど

寄る年波には・・・

2011年10月25日 07時40分46秒 | 日記
昨夕はウォーキングの週一の例会?

コースは外輪山への山道コースではなく、南郷谷の最下部白川の流れに沿った平坦な道を選択した。

楽しい会話をしながらのウォーキング、少しも疲れを感じないから不思議なものだ。

昔、マラソンに燃えていた時、土日になると10kmから15km、レース前には20kmほどの長距離を一人で走ったものだ。それは孤独な修行僧の荒行みたいなもので、途中ランニングハイが訪れる時以外はやはり苦痛の練習だった。

歩くことに心身の癒しを求め、健康の維持・増進を求めるならば皆でわいわいと雑談しながらのウォーキングは最高だ。

さて、今夜は隣人宅での宴会に招かれている。隣近所4軒集って会食、去年は我が家で庭でバーベキューをやって、中に入ってカラオケの2次会をやった。

隣のHさんはもう70歳。中学の校長をされていた方で、野菜栽培はプロ級でいつも立派な出来栄えの作物を頂くし、指導していただいている。

最近は畑の世話が難しくなったと、その周囲をグランドゴルフのコースにされた。

5時から皆でゴルフをやって遊んでから飲みましょうと誘われている。

今まではゲートボール、パークゴルフなどお爺ちゃんお婆ちゃんのすることと決して近寄ることはなかったのだが、さあいよいよだ

新しい境地に至れるのかもしれないが、心中寂寥感と虚しさがどんよりと沈んでいる。

歳は取りたくないものだなあ・・・




楽しかった冠ヶ岳登山

2011年10月24日 06時55分31秒 | 日記
昨日は所属している「南阿蘇クラブ」主催の「冠ヶ岳登山」に参加した。

天気に気をもんでいたのだが、幸い薄曇りの朝、出発は9時10分。

目的の山の方を見ると雲がかかっている。ちょっと気になるけどな・・・

参加者は全員で11名。ほとんど顔見知り。

村の社会人の集まりだが参加者は9割方他所からの移住者。

何故だか関西弁が多い。皆阿蘇に魅せられて移り住んだ者ばかり。

ガイドを務めてくださるのは前回の企画で同じ南外輪山のマツムシソウ見物の時と同じNさん。とても優しい方で、山のこと植生全般のことに詳しく、いつも質問をいっぱいするのだが厭う事無く微笑みながら教えてくれる。

千mを少し超える高度の地蔵峠から外輪山の尾根を西北へ縦走、九十九(つづら)折りの坂道を登ったり下ったり、登山途中まで霧がかかって薄暗い山道をただ歩け歩け



皆アラカン世代の中高年、何度も休憩を取りながら登っていった。

道の脇にはマツムシソウもリンドウも咲いている。これがグミだよと教えられて、その朱い実を口にすると何とも渋くて吐き出してしまった。



杉やヒノキがあまり手入れされずに植わっている。間伐や枝落としをしないとうまく育たないそうで商品価値はない。だからほったらかされている。だったら始めっから人工林にしないで自然のままの森にすればいいのにと思う。


いろんな事情があるのだろう・・・

山は紅葉にあと少し。しかし、秋の色とりどりに染まった木々の葉、それを俯瞰するとこころが温かくなる。




歩いて2時間あまり、やっと頂上へ。



すでに他の登山客が弁当を広げて寛いでおられた。

「こんにちは

「こんにちはご苦労さんでした

初めての山だが、人気があるのだろう。後から後から登山者が登頂(ちょっと大袈裟な物言いだがー)されてきた。記念写真をお互いに撮り合う。

到着してから早めのお昼を食べていると、雲が切れて青空が一面を被った。なんとも見晴らしがいい。



この日のために妻と一緒に登山シューズを購入していた。私のは特売品、妻のはその倍の値段。しかしいずれも登山専門の名の通ったメーカーだ。流石に歩き易かった。

登りも下りも老いた体に関わらず口だけは皆元気で、わいわい雑談を交わしながら歩いたのできついのだが楽しく登山ができた。

登山ってど素人だが、いいもんだなあ・・・

来月は見るからに険しく、難しそうな根子岳に登ると言う。さてどうしよう・・・

降ったり止んだり

2011年10月22日 07時38分38秒 | 日記
昨日から雨が降ったり止んだりしている。

急な天気の変化で風邪をひいたらしく、少し咳が出る。

熱はないし、だるさもひどくはないので安静と栄養に気をつけている。

一番の頼りは生姜。自分栽培しているものを畑から掘って、オロシガネでする。これに熱湯を注いで蜂蜜を入れ飲む。体がポッカポッカになる。

要は体を温めること。

もともと軽い喘息も指摘されている。酷くなると咳が止まらなくなるし、熱発で長く寝込むことになり易いのだ。用心用心

体調が本当に悪くなったら、酒を飲む気が失せてしまうが、昨日はきっちり晩酌した。

ビール(発泡酒グリーンラベル)1缶、焼酎お湯割り2杯。パスタだったから赤ワイングラス1杯。

現在「天気雨

明日は南外輪山の一角にある休火山「冠ガ岳」(1100mほど)登山だ

何とか体調を戻し、楽しいトレッキングにしたい。

そのために専用シューズを購入したので初おろし。ほんとは今日でも試走?したほうがいいのだろうが・・・この天気と風邪!

さてこれから朝食。生姜を飲んで、レモンを絞って飲もうかな・・・

神戸の弟はきつい病気で闘病中。薬の副作用が酷いらしく、症状を数えると10以上も出ているという。

しんどいなあ。遠くで何もできないけれど兄は応援しているぞ

サイキックと宗教

2011年10月20日 06時59分39秒 | 日記
急に寒くなったので体が対応できないで悲鳴を上げている。

秋の夜長、昨晩は「相棒スペシャル版」を見たのだが、2時間ということで食事後、夏用の籐の折りたたみ長椅子に寝そべって見た。

一つの裁判で無実の被告が冤罪を着せられて、投獄され出所後に自殺する。

冤罪を作った検察と弁護士と究極裁判官までがぐるになっていたというストーリーだが、どうも突拍子もなく飛躍し過ぎて途中から拒否感が出たのか、少しだけ眠っていた。

もちろん毛布を一枚着ていたのだが、朝から喉が痛い

現在は食卓はテーブル・椅子を使っているのだが、「すーすー」して寒い。

今日はこれを片付けて、作り付けの掘りごたつにしようと思っている。コタツ布団も出してー

まだ暖房は我慢しなければ、ほんとに寒い冬が到来した時に耐えられない。ガスストーブと石油ストーブの準備だけはしておこう。

さて、宮部の本、サイキックのことを主題にしたミステリーだ。文庫だが500ページほどある。後残り百。

読んでいるとサイキック(超能力)のことを少し調べてみたくなった。

熊本にも昔御船何某という超能力者がいたという。これはたしか記述されている本が書棚にあった。

言葉を超えて相手の思いや過去や未来が分かる。二人の少年のうちひとりは瞬間移動さえできる。

人間には情報集能力が知能(推理するという思考能力)、五感が感知する力を備えているので、「察知」することはある程度できるのかもしれない。

相手の顔・表情・それまでの関係性でその現在と過去を知識として知っているのでなにも言わなくとも、なにかあったのかなとかその日の機嫌の良し悪しくらいわかるものだ。

しかし普通は言語外にある事実についてリアリティーをもって詳細に掴むということはできない。

考えてみるとこの能力があることは羨ましい気もするが、だれも信じないし、孤立する上に知りたくないことまで分かるとするときつくなるのではないかー

小説の登場人物(サイキックのー)もそれで苦しんでいる。

不可思議で神秘的なことだが、私は頭から否定はしない。

宗教が2500年も信じられてきたことを思えば、合理主義=科学的実証主義だけがこの世では全てじゃないのだから・・・

歳を取ると次第に元は科学的唯物論者だった自分が宗教に近づいていることに気づく。