とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

映画『Fukushima50』を見ました

2020-03-08 08:28:53 | 映画
 映画『Fukushima50』を見ました。あの日がよみがえり、実際に福島原発で何がおきていたのかがわかりました。そしてそこで命がけで働いていた人たちの姿に感動しました。情報が乏しく冷静に判断できることがむずかしい状況の中で、どう行動すべきかということを教えてくれる映画でもありました。

 監督 若松節朗
 出演 佐藤浩市 渡辺謙 吉岡秀隆 安田成美他

 私は戦争を知らない世代です。安定した時代の中で生きています。しかし9.11のテロ、東日本大震災、今回の新型コロナウィルスなど、大きな危機を次々に経験しました。「いざ」というときは常に身近にあるのです。「いざ」というときに、正しい対応ができるように心を鍛えなければいけないと強く感じる映画でした。

 この映画に対して、首相を意図的に愚かに描いているとか、アメリカ軍が必要以上に肯定的に描かれている点に違和感を感じるという批判があります。実際にそういう感じはありますが、映画全体から見れば些細なことです。首相の姿も当時の批判の通りですし、首相という立場からすれば、国全体のためにあのような言動になってもいたしかたないとも思われます。愚かな対応だったかもしれませんが、今の首相よりは真摯に向かい合っていたのではないかとも感じられます。


コメント
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