2021年5月24日 淀原大堤
淀原大堤は島根県邑智郡邑南町岩屋の江の川水系山田川にある灌漑目的のアースフィルダムです。
現地案内板によれば池の起源は1820年(文政3年)頃に遡りますが、その池は数年後に流出、1935年(昭和10年)に当時の出羽村村長の肝入りで今の淀原大堤が完成しました。
その後1998年(平成10年)にかけて大規模改修が行われ、ダム便覧ではこれを竣工年度としています。
池の管理は淀原大堤水利組合が行っています。
池の堤体直下を町道が通っています。
道路部分が盛土されており堤高18.6メートルもあるようには見えません。
町道から左に折れると池の右岸に到着します。
天端への車の進入も可能ですが対岸で突き当り。
池の由来が記された説明版。
こういうのはありがたいですね。
上流面はコンクリートで護岸
右岸に洪水吐があります。
洪水吐をズームアップ。
左岸の斜樋。
大堤と言いつつも貯水容量はわずか7万5000立米。
斜樋を遠望。
堤体は右岸が湾曲しています。
洪水吐導流部。
底樋は確認できませんでした。
1716 淀原大堤(1647)
ため池コード 324450042
島根県邑智郡邑南町岩屋
江の川水系山田川
A
E
18.6メートル
100メートル
75千㎥/75千㎥
淀原大堤水利組合
1935年淀原大堤竣工
1998年大規模改修竣工