ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

下幌加内ダム

2019-11-05 10:45:56 | 北海道
2019年10月22日 下幌加内ダム
 
下幌加内ダムは北海道雨竜郡幌加内町下幌加内の石狩川水系雨竜川左支流幌加内川源流部にある灌漑目的のアースフィルダムです。
ダム便覧には北海道の事業により1970年(昭和45年)に竣工と記されています。
ダムの管理は幌加内土地改良区が行い、土地改良区管内145ヘクタールの水田に灌漑用水の補給を行っています。
 
深川から国道275号線を北上し、幌加内トンネルを抜けると左手に下幌加内ダムが見えてきます。
 
国道からは貯水池とダム上流面が遠望できます。
 
右岸に取水塔があります。
北海道では赤い取水塔が多いのですが、ここは橙色に着色されています。
取水塔の先には横越流式洪水吐があるようですが残念ながら見えません。
 
場所を変えますが樹林が邪魔になります。
写真左端に洪水吐と洪水吐に架かる黄色い管理橋が見えます。
 
ダムへ向かう管理道路は立ち入り禁止。
 
珍しく橙色に着色された取水塔が特徴ですが、国道から遠望するしかないのが残念至極。
 
(追記)
下幌加内ダムは洪水調節容量を持たない利水ダムですが、治水協定により台風等の襲来に備え事前放流を行う予備放流容量が配分されました。  
 
0029 下幌加内ダム(1546) 
ため池コード
北海道雨竜郡幌加内町下幌加内
石狩川水系幌加内川
20.7メートル
184メートル
1000千㎥/703千㎥
幌加内土地改良区
1970年
◎治水協定が締結されたダム


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