2015年11月01日 足尾砂防堰堤
足尾砂防堰堤は栃木県日光市足尾町の一級河川利根川水系松木川にある砂防堰堤です。
足尾銅山の煙害と山火事によって荒廃した渡良瀬川源流域の流出土砂の抑制と河床の安定を目的として建設省(現国交省)直轄事業で1955年(昭和30年)に建設されました。
高さ39メートル、長さ204メートル、貯砂量500万立米と日本最大級の砂防堰堤となっています。
河川法のダムではありませんが、現地では通称『足尾ダム』の名前で親しまれています。
高さ39メートル、長さ204メートル、貯砂量500万立米と日本最大級の砂防堰堤となっています。
河川法のダムではありませんが、現地では通称『足尾ダム』の名前で親しまれています。
2021年(令和3年)に『渡良瀬川上流域足尾の砂防堰堤群』として土木学会選奨土木遺産に選定されました。
砂防ダムとして我が国最大規模の堤体。
壁面には壁画が描かれています。
左下の公園管理棟と比較すれば堰堤の巨大さがわかるでしょう。
下流から
連続する6段の砂防ダムとそれを跨ぐ斜張橋の組み合わせは土木ファンおなじみの撮影ポイントです。
これは下流の足尾銅山精錬所跡。
足尾砂防堰堤
栃木県日光市足尾町
利根川水系松木川
39メートル
204メートル
1955年
国土交通省関東地方整備局
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