ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

杉ノ沢ダム

2018-08-03 17:00:37 | 秋田県
2018年7月15日 杉ノ沢ダム
 
杉ノ沢ダムは秋田県横手市大森町板井田の雄物川水系左支流(河川名未確認)源流部にある灌漑目的のアースフィルダムです。
ダム便覧及び現地改修記念碑によれば1934年(昭和9年)に秋田県の事業により竣工、その後1977年(昭和52年)から1981年(昭和56年)にかけて農林省の補助を受けた県の老朽ため池整備事業により改修が行われ現在に至っています。
ダムの管理は山城水系土地改良区が行っています。
 
堤高はないものの、堤頂長が200メートルにも及び遠方からでもダムが視認できます。
 
下流面
犬走りを挟んで2段構成。
 
洪水吐の減勢工側面にある底樋。
 
長い洪水吐導流部。
 
右岸の横越流式洪水吐。
 
上流から見た洪水吐。
 
天端
轍がついていますが関係者以外立ち入り禁止。
 
上流面はコンクリートで護岸されています。
 
斜樋の操作室。
 
1981年(昭和56年)の改修工事竣工記念碑。
 
3396 杉ノ沢ダム(1341)
ため池コード
秋田県横手市大森町板井田
雄物川水系雄物川支流
15.5メートル
200メートル
594千㎥/594千㎥
山城水系土地改良区
1934年


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