入学試験の季節です。先ごろ、東京大学が秋入学へ5年後をめどに、移行すると発表しました。
高校以下の学校が、入学、卒業時期をずらすことはないので、3月卒業、10月入学になりそうです。
高校卒業後、約半年間、学生諸君は何をすることになるのだろうか。
東大は、4月を目処に、他の11大学にたいして協議会を開催する意向をもっているという。
大学の国際競争力低下をうけて、グローバル化した国際市場を担う人材の育成が「焦眉の急」といったところでしょう。
何せ、この1年間の、東大生の留学者総数が約50名とは、お寒い限りです。景気動向がややマイナスとはいえ、一国を代表する大学の実績としては、心もとないと思うのは、筆者だけではあるまい。
海外への留学生の増加、逆に海外からの留学j生の招致の増加を目指すには、やはり秋入学しかないとの認識であろう。