NTTドコモがいよいよ20日過ぎに、I-PHONEを正式に取り扱うという。
もともと、通信規格を調べると、ヨーロッパ、北米、南米、アフリカ、中国、ロシアはみな、共通の規格である。何故か日本と、韓国2カ国のみそれらの規格を異にしている。(これもガラパゴス現象といえる。)通信の規格が異なる、これがI-PHONEを日本で使いづらくしている根本原因です。先行するソフトバンク、auはその違いを吸収すべく、ソフトハードともに改変して、I-PHONEに対応してきました。
一方、武蔵野通信研究所(むさしのつーけん)と横須賀通信研究所(よこすかつーけん)と古くより日本の通信全般の発展に寄与してきた通信研究所を母体に持つNTTとしては、I-PHONE等という異物を自社の通信体系にぶら下げることは、コケンにかかわる、重大事だったのかも知れません。しかし、ユーザーがどんどん離れていく現象の前に、コケン、メンツに拘ってはいられぬ状況が生まれていたのでしょう。
なにはともあれ、NTTドコモユーザーには「遅きに逸した朗報」であることに、間違いなさそうです。