小島教育研究所

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高校3年夏の陣。数学の学習方法のチェック。

2017-08-01 | 大学受験
この時期、高1から現在まで使用してきた教科書の見直し。
これは、効果あります。
章末の問題をスラスラ解けますか?
解ければ良し。解けなければ、参考書の該当事項を調べ、解いてみる。
こうすると、自分の弱点が露わになる。セッセと穴を見つけ、それを埋めよう。
これを、数1A.数2B.数3と全部解き直そう。勿論、パット見瞬殺できる問題は飛ばして良い。
見つかった弱点は、お宝。教科書、参考書で類題を見つけて必ず解くこと。弱点補強に努めよう。
数3以外は、センター試験対策も兼ねてます。センター試験の出題者は市販されている全ての教科書を、丹念に見てきます。貴方もご自分の教科書を穴のあくほど丹念に見てください。

次に、学校で扱う受験問題集。例えば、数研のスタンダード受験編数学1A.2B、オリジナル・スタンダード数学3
旺文社ならオービタルシリーズ。
解答は生徒には配らないが原則となっている。学校或いは担当の先生の判断で、試験範囲の正解をプリントして配る事もある。そうでない場合、各地にある教科書などを扱う教材屋さんに頼むと、入手出来る場合がある。但し、教師用の指導書扱いなので、費用は高めだ。その辺は友人を集めてワリカンとしよう!?

過去問を解く。志望校の過去問を解き始めよう。時間を計って解く事。初めの5分で、問題全てに目を通し、解く順番を決めよう。得意な分野の問題から解き始めよう。解き終わったら自己採点。志望校の傾向を掴もう。参考書、問題集で類題を解く事。また、証明問題の採点に不安があれば、教科担当の先生に採点を依頼する事も考えよう。

過去問を解く。センター試験の場合、時間を計って解く事。番号順に解く事。小問で詰まったら、それを飛ばして、最後まで解き切り、残された時間で、飛ばした問題にチャレンジする。飛ばす小問は1.2題に抑えること。
東京出版の必勝マニュアルシリーズも参考にする事。

実力養成には。
手慣れた使用参考書の標準入試レベル以上の問題を確実に解けるようにしよう。
青チャートならチャートマーク3以上を確実にしよう。
さらなる実力アップには、
新数学演習(東京出版)、入試数学の思考法(十九浦理隆 著、駿台文庫)がお薦めです。

健闘を祈る。



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