公立小学校の学級人数の上限を35人に引き下げる改正義務教育標準法が31日、参院本会議で全会一致により可決、成立した。情報通信技術(ICT)を活用したきめ細かい指導体制を築くため、2025年度までに段階的に「35人学級」へ移行する。小学校全体で学級人数を引き下げるのは、約40年ぶりとなる。
標準法に基づく従来の上限人数は小2~小6が40人で、小1のみ11年度に35人学級を導入した。21年度は小2を対象とし、低学年から順に毎年1学年ずつ移行する。
標準法に基づく従来の上限人数は小2~小6が40人で、小1のみ11年度に35人学級を導入した。21年度は小2を対象とし、低学年から順に毎年1学年ずつ移行する。