小島教育研究所

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ある数学教師と教頭との会話。

2016-07-07 | 東海(中高)見聞録
 かれこれ50年前のこと。
場所:東海高校職員室
登場人物:数学科教師のK氏、中学教頭H氏

H氏「珍しーな、K先生。あんたが机に向かって、勉強しとるの見るの、久しぶりやなー」
K氏「次の授業、M君のクラスだが。彼はよー予習しておって、こちらもしっかり予習しと
   かなかんのだわ。」
H氏「ほんと、珍しいモノ見たわ。K先生の授業準備!」
K氏「たまに授業後、M君
が無言でメモを手渡してくれるんだわ。それを見ると、授業中に説明した問題の別解が見事に示してあるんだわ。M君はこちらのメンツを考えて、教室であからさまなことを言ったりしない、よーわかった生徒だよ。M君は。」


解説:K氏とは、数学科の櫛田先生、H氏とは、昨年亡くなった、大樹寺住職、堀田岳成先生。そしてM君とは、元京都大学数理解析研究所長、森重文氏のことです。森先生は幼少のみぎりより良く出来た生徒さんだったのです。

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