小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

名古屋大学理系数学入試2019年講評です。

2019-02-28 | 国公立大学二次試験
理系数学1番

(1)誘導式付きの定積分
(2)定積分の漸化式の定番
(3)この体積計算の為に、(1).(2)が用意されている。

理系数学2番

問題文をよく理解する。
一般性を損なうことなく、状況設定する事。

原点に点Aを持ってくる。
3次元座標系のxy平面を平面Pとする。
これだけの設定で問題は考えやすくなる。
(1).(2)は内積の定義より比較的簡単に示せる。
問題は(3)だ。


理系数学3番

初見でこれは飛ばす。


理系数学4番

巡回群がテーマの問題。
(1).(2)を頑張って解こう。
(3)はy=1/xの定積分を利用した不等式の証明問題。
(1).(2)は(4)のヒント。

小問12題の内、6題解けるかが合否の分かれ目だろう。

医学部は上乗せとしてプラス三題は欲しい。



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キャンディーズの微笑がえし... | トップ | 食品などがこの3月1日以降値... »

国公立大学二次試験」カテゴリの最新記事