小島教育研究所

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ベートーベンがスランプに陥ったとき、彼はどうしたか、ご存知ですか。

2013-01-11 | 音楽の楽しみ
人間誰しも、スランプに陥ることはあります。その時に何をすればよいのでしょうか。
ベートーベンがスランプに陥った時、彼はただひたすら、バッハの曲を聴き、ポリフォニック音楽の中に身をおいたそうです。バッハの曲は、フーガに見るように、対位法を駆使したものが大半です。そのつくりは、きわめて数学的です。
主題テーマが、幾重にも重層的に展開するバッハの曲に対して、主題テーマがホモホニックに続くベートーベンの数々の曲。対照的な音楽のつくりである。おそらくベートーベンはバッハの曲の中に小宇宙を見出し、しばしの安らぎを得ていたのだろう。私も疲れた時は、バッハの曲を良く聴きます。最近またシャコンヌを思いっきり聴いています。やはりパールマンの演奏は素晴らしく良い。他に、ヤシャ・ハイフェッツ、ヘンリック・シェリング等の演奏も捨てがたい。
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