国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

20. 初回は鬼門?

2021-05-09 | 運転免許

あとは運転免許センター米原分室での学科試験(本免)を突破するだけですから、そんなに書くことはないです。(後日追記:そのはずでした。)受験料に相当する1750円分の収入印紙が予め貼ってある(自動車学校の料金に含まれている)ため購入は不要。

受付を済ませて2階の待合室に着席。その後案内があって試験室へ移動しました。中に入るのは許されないだろうと思い、私は外で待っていたのですが、しばらく後に目の合った職員さんから「日本語の説明が理解できていないようだから翻訳してもらえますか?」と訊かれました。これは意外でした。が、こちらから申し出たいほどでしたのでもちろん快諾。実際のところマークシートの項目は多岐にわたり、Lindaが私のヘルプなしで正しく塗りつぶすのは無理でした。

先に(30分後)原付免許の受験者が出て、50分後に残りが退室。下(1階)で適性検査があるということで少し身構えましたが、自動車学校入校時に受けてボロボロだったものとは全く異なり、視力と聴力の検査だけでした。あとは発表を待つのみ。

で、電光掲示板に彼女の番号は表示されませんでした。残念! 結果(点数)だけ教えてくれるというので残っていたら88点ということでさらに残念!! 1〜90番(1問1点)までの内二つ、または91〜95番のイラスト問題(1問2点)の一つを間違えていなければ合格できていた訳ですから。けれども負けは負け。仮免試験も卒業検定も1度目は不合格でしたのでLindaにとっては鬼門なのかもしれないと思ったりもしました。

なお、この日もそうだったのですが、若者(高校生と大学生)の受験者が殺到しているため次は早くて3月12日とのこと。その日は私がダメなので、その次の16日を予約しました。

またも後日追記
 3月12日の某重要業務も午後からだったし、直接の担当者ではなかったため、受けようと思えば可能でした。なので、その日出題された別問題だったら・・・・・というタラレバは付いて回ります。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

19. ついに卒業

2021-05-08 | 運転免許
そして2月7日の朝。できることはやったので「もうなるようにしかならん」という心境でした。そうなると心配は大雪だけでしたが天気は曇り。2度目で要領は解っているから説明の場に同席してくれなくてもいいとLindaに言われたので、下で待っていたら微笑みを浮かべた彼女が。「1番目で6コースが当たった」とのこと。

6コースは最初の車線変更と右折さえこなせば後はラク。難易度でいうと1番目か2番目に低いと思います。そして場内課題も比較的得意にしていた縦列駐車。今回は当たりクジでした。

スタート地点は教習所を出てすぐの所だったので検定開始からしばらく見届けることができました。そして1時間としばらく後に戻って来たLindaには安堵の表情が。「今日は最後まで走れたし、ほとんど何も言われなかった。とにかく道が空いていたのがありがたかったし、縦列駐車もバッチシだった。終わってから指導員に『この前はなぜ不合格だったのか』と尋ねられた。」とのこと。それを聞いて私もホッとしました。どうやら落ちる材料は何もなさそうです。

電光掲示による合格発表を待っていたところ、外から「記念撮影をするので出て下さい」という声が。どうやら全員合格したようですが(注)、念のため受付嬢に確認しました。(注:後で考えるに一人減っていたので、Lindaの初回と同じく不合格となった受験者は先に帰ったものと思われます。)番号が表示される瞬間を撮影しようとスマホを構えていた私は拍子抜けしましたが、それまでの苦労がようやくにして実を結んだことに感謝し、Lindaと喜びを分かち合いました。(昨年の仮免試験に続いてどうにか危機的状況から脱出。綱渡りの連続で寿命は確実に縮んだと思います。)ところで彼女のその日の受験番号は「6」、仮免合格の時と同じです。しかも走ったのは6コース。ラッキーナンバーなのかもしれません。

撮影を終えて中に戻る途中、O先生が寄ってきて「おめでとう!」と声を掛けてくれました。感謝です。

その後、部屋で学科試験(本免)の説明と予約受付がありました。かつては車で1時間以上かかる守山の運転免許センターに行くしかありませんでしたが、いつ頃からか米原の分室(以前は更新のみ)でも受けられるようになったことを少し前に知っていました。これは大助かり。いくつか候補日を示され、私に都合の良い16日を予約しました。(平日の昼に分室か警察署へ行って予約するしかないと思っていたので、それも嬉しい誤算でした。ちなみに守山の方が実施回数は多いですが、こちらも知らない内にインターネットでの事前予約が必須になっていました。)

マスクを付けているのでよく判りませんが、Lindaはずっと笑顔のままでした。ずいぶん辛い思いをしたこともある場所へもう来る必要がなくなったからでしょうかね。(後日追記:免許交付時に聞いた話ですが、運転免許取得後1年以内に合計点数3点以上 (3点の違反1回の場合を除く) の交通違反、交通事故を起こすと原則として卒業した自動車学校で初心運転者講習を受けなければなりません。そんな事態は想像もしたくないですが、私がそれを説明したらLindaの顔も歪んでいました。)数えてみたら入学してから138日後の卒業でした。全然関係ないですが、32年前に私がJICAの駒ヶ根訓練所でスペイン語を習っていた期間はたしか140日間でした。(→後日訂正:思い出してみればそれは77日間。140日というのは2009年11月〜翌年3月末までのナミビア出張の滞在期間でした。記憶がゴッチャになっていたようです。)

おまけ
 Lindaの受験中、ロビーで外国人から話しかけられました。初めて見た人でしたが、ペルーから来たとのことでした。(その前にも入校してきたばかりと思しき南米人と帰り際に擦れ違ったので、「何かわからなかったり困ったことがあったら尋ねて」と言って名刺を渡したのですが、それっきりでした。)しばし雑談。「子供の頃ボリビアに住んでいたのでコチャバンバにも友だちがいる。あそこはいいところだ。」などと語っていたので意気投合しました。

後日追記
 運転免許センター米原分室で受験できるのは火曜と金曜の午前のみ。直近は2月12日(金)でしたが、午後に某業務が入っていたので次の16日(火)に予約を取りました。が、今思うに、その12日も13時前には十中八九出勤できたはずなので、もしその日に受験して16日とは違う問題を解いていたら、あるいは・・・・・これから詳しく紹介していきますが、2ヶ月以上も苦しまずに済んだかもしれません。それが心残りです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

18. 卒業検定(再び背水の陣)

2021-05-07 | 運転免許
なぜ検定中止になったかの説明はこうでした。交差点に入る直前に信号が黄色になったので(本来そのまま進んでいいところを)慌てて止まろうとして停止線を越えてしまった。(結構減点されたはず。)危惧していた通り湖岸道路の車線変更ができず、検定員に促されてようやく入った。そして停車地点では位置が違う(もっと前)と何度も指摘された挙げ句に中止(不合格)を言い渡された。(よくは解りませんが、減点が積み重なって合格点の70点を割ってしまったのでしょう。)みきわめ良好の認定をしてくれたS先生は「車の少ない日曜日に受けたらいい」とアドバイスしてくれたそうで、それに従っていればと悔やんでも後の祭り。私が焦ったことが仇となりました。

幸いにして、というより落ちた時のために(O先生の)予約を残していたので、同じ週に補習を受けて次の日曜日に再チャレンジすることは可能でしたが・・・・・その夜Lindaが前と同じ宣言をしました。

「次も不合格なら学校を止めます。」

「またかよ〜」と心の中で叫びました。仮免試験に2度目で受かった時は「これからは何ものも私を打ち負かすことはできない」などと勇ましいことを言っていたのに。

やはり説得を試みても首を縦には振りません。またしても悶々とした日々を送ることになりました。ただし今回はできることが限られています。とりあえず再試験前の土曜日は午前も午後も時間の許す限り路上練習をしました。とくに「魔の5コース」を。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

17. 卒業検定(あえなく中止)

2021-05-06 | 運転免許
卒業検定の日も同行。説明をメモって伝えたのは修了検定の時と一緒です。検定車1台当たり受験者2~3人で行われますが、くじ引きで最初に乗る人を決め、1番になった人がコースを選ぶためのくじも引きます。Lindaは2番目で1番くじの人が引いたのは4コース。ということで自動的に5コースで試験を受けることが決定。思わず顔を見合わせました。彼女が最も苦手としていたコースなので。(車の多い湖岸道路で車線数の減少があるため車線変更の必要があります。)さらに場内課題も成功率が最も低かった左方向変換。この時点で彼女は「何とくじ運のない」と思ったかもしれません。私もいい予感はしませんでした。

呼び出しを待っているLinda。

検定車に乗り込むところ。こうなれば心の中で「頑張れよ」と叫ぶしかありません。(古いですが「巨人の星」の星明子の心境です。)

その後、2階に上がって戻って来るのを待っていました。そろそろ場内課題が始まってもいい頃かな、と思いましたが、Lindaが乗っている車は見当たらず。それで下へ降りてみたら彼女が一人ポツンと椅子に座っていました。「どうしたの?」と尋ねたところ「途中で降ろされた」とのこと。落ちました。居心地が悪いので逃げ去るように帰宅(つづく)。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

16. 第2段階(技能2)

2021-05-05 | 運転免許

第2段階18回目の教習の終了後、S先生が「次かその次にみきわめ良好になるでしょう」とLindaに言ったそうです。けれども彼女はとくに優しい二人からの評価だけでは不安で、本当に卒業検定を受ける資格があるのか自信を持てなかったようです。それで続く2回は別の先生で指名予約をしました。その19回目は救急救命の講師をされていた先生。見た目も話し方も穏やかそうということでLindaが選びました。その見立て通り、みきわめ良好で判を押してくれることになりそうだったのですが、彼女がもう1回受講したいと言い張ったため、次回へ持ち越し。(欲がないというか完璧主義というか。)20回目の教官も学科教習では優しそうな感じだったのですが・・・・・しっかりダメ出しされてみきわめ不良。結局、念のために予約していたS先生の教習で良好の認定を受けることになりました(1月31日)。この間、予約が取れなくてだいぶ時間をロスした感があります。何はともあれ、卒業検定は2月2日に決まりました。

なお、予約時に「技能試験の後にペーパーテストがあるんですよね?」と尋ねたところ、学科試験は運転免許センターで受けてもらいますとの返事。恥ずかしながら、その時になって卒業検定が技能だけということを知りました。(上画像の流れを理解していませんでした。)それを伝えたらLindaは大喜び。負担が軽くなりましたし、仮免試験時の悪夢(屈辱)を思い出さずに済みますから。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15. 路上練習

2021-05-04 | 運転免許


第2段階では何といっても二人で何度も行った路上練習が印象深いです。ちなみに路上練習をするには、仮免許練習標識を車両の前後の決められた位置に付けるだけでなく、助手席に「普通二種、または普通一種免許取得後3年を経過している者(免停中の者は不可)」が同乗するという条件も付きます。で、私は予め(仮免試験合格前に)ネットで練習標識(と初心者マークのセット)を買っていました。あいにく私の車は前後とも鉄製ではないためマグネットが張り付かず。それで父の車を借りて毎週土日の朝、練習に出ました。(なおプレートの磁力が弱いせいで最初の練習日には強風で飛んでしまったため、四隅に強力なネオジム磁石をセロテープで貼り付けて増強しました。)




技能教習も本番の卒業検定も同じ路上コース(1〜6)を走りますが、それぞれの出発点、途中の停車位置、最後の駐車位置を入念に確認しました。だいたい1日に連続する二つ、または三つのコースを走りました。休日の早い時間帯ゆえ国道8号線を除くと道は空いており、不安は全く感じませんでした。また時には市営駐車場に寄って場内コースで行われる方向変換と縦列駐車の練習もみっちりやりました。本当はいけないのかもしれませんが、朝はガラガラだったので。

また大学圃場実験施設の燃料タンクの蓋の上に置かれていた三角コーンを拝借し、以前触れた神社の駐車場でも練習をしました。(もちろん無断で持ち帰った訳ではなく、技師さんの了解を得ています。念のため。)
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

14. 第2段階(技能1)

2021-05-03 | 運転免許
技能教習の方もこれといって書くことがないですね。途中からほとんどO先生とS先生だけになりましたし・・・・・Lindaも路上の運転が最初はおっかなびっくりだったようですが、慣れてくると楽しいと言ってました。なので順調に進んだ、と言いたいところですが、先述した予約の取りにくさにはずっと悩まされ続けました。(そういえば、これまた私が通っていた頃にはなかった応急救護処置と高速教習は別に窓口で予約する必要があり、それらも少し待たされました。)

あまりの生徒数の多さに学校側も教官数を増やすとともに(臨時雇用?)、年末年始もギリギリまで開校するという対応を取っていたようですが、私たちは休みたいので無理に予約は入れませんでした。


上2枚の撮影日時は1月9日で今年最初の教習でした。これから高速教習を受けるところです。伊吹山には積雪が見られますが、長浜でも昨年末から年始にかけて結構雪が降りました。しかしながら、この日も含めLindaの路上教習時にはきれいサッパリ消えてくれたのは本当にラッキーでした。雪道の運転を随分心配していましたからね。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

13. AIの弊害

2021-05-02 | 運転免許
ある日、自動翻訳による英語問題を解いていたLindaから尋ねられました。「この "forbidden" ってなに?」と。私は思わず「えっ?」と耳を疑いました。「今更それを訊いてくるか?」とも思いました。運転免許の試験では最重要単語のはずの "forbid"(禁止する)の過去分詞ですから。

けれども、よくよく考えてみれば、それまで見てきた英語オリジナルの問題で「禁止されている」として使われていたのは専ら "~ is prohibited" とか "~ is not permitted" という言い回し(あるいは "You should not ~" や "You must not ~" のような直接的表現)。そして、"prohibit" や "permit" はスペイン語に "prohibir" や "permitir" という(語源が同じゆえ)クリソツの動詞が存在するためLindaにも十分理解(類推)可能です。しかしながら、AIは "forbidden" のみならず "banned" 、 "not allowed"、 "impermissible" (許可されていない)など、ありとあらゆる同義語を使ってきました。(困ったことに同じ和文でも日によって違う英訳が返ってくることも。)これはあくまで一例に過ぎません。

前回書いた通り、MUSASIには利用可能な英語の試験問題があまりにも少ないため、Lindaにトレーニングを積ませるべく日本語から英訳した問題のプリントアウトも渡していたのですが、私がそれをすればするほど彼女の語彙を憶える負担が増えていくというジレンマを抱えることになりました。そうでなくてもLindaが作っていた単語帳は相当なボリュームになっていましたし、せっかく苦労して単語や熟語を憶えても、それが試験で使われないものならば全くの無駄です。そこで事前にMUSASIの英語問題と見比べつつ可能な限りその表現に合わせるよう手直しましたが、この作業が結構面倒でした。

しばらく道草を食ったので次回は話を戻します。ただし、英語による受験の難しさについては全然書き足りないのでこれからも。

おまけ
 巷に出回っている試験問題(予想問題)は、当然ながらほとんど全てが日本語ですが、あちこち捜し回って"honmen eng" の01と02を見つけました。(なお前にも触れたようにリンク先から "karimen eng" の01〜05にもアクセス可能です。)誰が作ったかは存じませんが、たしかに日本の道路交通法を元にして作成されているようです。ただし、そこで使われている言い回しが本番の試験と同じという保証はどこにもありません。ご利用は慎重に。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12. AIの限界

2021-05-01 | 運転免許
AIによる自動翻訳のメリットは感じていましたが、限界があったのも事実。とくに車(vehicle)と自動車(automobile)、追い越し(overtaking)と追い抜き(passing)、駐車(parking)と停車(stopping)が一緒くたにされ、時には逆になっていたりするのは困りました。問題の意味がまるで変わってしまい、誤答を招くことが必至だからです。




例えば上はMUSASIで出題される日本語の問題とそのムリヤリ英訳。まるで意味が取れません。なので、Lindaがなぜ不正解なのか理解できないと言った時は、原文をチェックするとともに「これは訳が悪いせいだから気にしなくてもいいよ」とフォローしておくことも必要でした。以下、「珍訳」としか言いようがないものを挙げてみましょうか。

上の原文は「標識には本標識と補助標識の2種類がある」です。

そしてこちらは運転免許問題の無料学習サイトからで左が「仮免許問題」、右が「本免許問題」。ここでも「本」を "this" にしちゃってます。あちゃー。

問題の中身は「普通免許か準中型免許を取得して1年未満の者は図のマークを表示しなければならないが、運転に自信があれば付けなくても良い」で答えはもちろん「×」ですが、この英訳はメチャクチャ。それよりも最後に「たぶんいいよ。」と言ってるみたいで笑えます。他に "It will not be." や "Must be." のような終わり方も目にしましたが、AIにしてみれば「長文を何とかかんとか訳してきたものの最後に力尽きて放り出した」といったところでしょうか? その最高傑作がコレ↓

もしかして英語に "Yellow" という感嘆詞があるのかと思ってしまいましたよ。しかも感嘆符がスペイン語みたくひっくり返ってるし。

なおAIは主語のない問題文を不得意としているらしく、(悪い意味で)適当に "it" とか "he / she" を使うことも度々で閉口しました。それでも文脈で判る場合がほとんどですが、主語が運転者自身なのか、他者(対向車や歩行者など)を指しているのかが不明でLindaが悩むこともありました。

実のところ、ここまで書いてきたのは私がチェックすればいいだけ、笑って済ますことのできる些細な問題です。より深刻なものは次回に。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11. 第2段階(学科)

2021-04-30 | 運転免許
第2段階の教習が始まりました。が、要領は第1段階と一緒なので敢えて書くことは思い付かないですね。まず学科教習ですが、コマ数こそ増えたものの、毎週日曜日の10時〜と11時〜、および14時〜のクラスを受講して16課まで問題なく終了。効果測定に向けての自主勉強は、学科教習も終盤に入ってから始めましたが、それで十分間に合いました。

それまでと同じく練習問題(テスト形式と一問一答形式)および模擬テストの問題はもちろんですが、日本語メニューにしかないデジタル教科書についても全ての項目、さらに関連する練習問題もプリントアウトして冊子を作りました。その際に役立ったのがGoogleの自動翻訳です。「ウェブページを翻訳」という拡張機能をインストールし、ページを開いたまま日本語から英語やスペイン語に訳せるようにしました。それまで私はAIの機械翻訳を信用していなかった、それどころかバカにしていたのですが、訳文を読んでみたら意外とまともでした。おそらく決まり切った表現が多いからでしょう。

それから第2段階では最後の5問(91〜95)が危険予測問題(小問3つ全て正解で2点)で私の時代にはなかったものでした。Lindaも最初は一つか二つ間違えていましたが、"carefully"、"make sure" など慎重さを表す言い回しがあれば「○」、逆に "the same speed"、"without ~ing"、"sound a horn" のようなNGワードが使われていれば「×」というパターンがあると分かってからはコンスタントに全問正解できるようになりました。あと、判断基準が日本語の「だろう」に相当する動詞や助動詞なら「×」、「かもしれない」だったら「○」という法則も鉄板でした。(引っかけがない分ラクだったかもしれません。)


教習所での効果測定は二人で行った1月16日(土)は1勝1敗(89点と97点)でしたが、その二日後にLindaが技能教習後に受けて96点だったためクリア。なお第1段階では間違った問題の一部しかプリントアウトをくれないという不満をずっと抱えていましたが、それらも後日MUSASIに入って「復習トレーニング」の「見直し学習」というメニューから全部見るという方法を見つけて解決。日本語オンリーながら私が英語と西語に訳して伝えれば問題なし。とはいえ、それもほとんど使わずに済みました。あとは本番ですが・・・・・


それにしても教習所が提供する英語メニューの貧弱さは目を覆うばかり。模擬テストもだった3種類で日本語の1/4とは。このままでは経験値を上げるのも容易ではないと考えたため、日本語問題もドンドン訳してLindaに解かせました。その際も自動翻訳をフル活用したので仮免試験の時よりはずっと楽になったと当初思っていたのですが、後に判ってみればいろいろと問題が生じて痛し痒しでした。詳細は後日。

おまけ


上がそのデジタル教科書の教習項目(第1段階)とそのGoogle翻訳。概ね妥当ですが、11「追い越し」の訳が "passing" なのは困ります。そっちは進路変更を伴わない「追い抜き」の方で、正しく "overtaking" と訳してほしかったところ。さらにその下12の「行き違い」(狭い道ですれ違うこと)を "Mistake" としているのには笑えました。こういう類の「珍訳」を挙げていけばキリがありません。それらについても日を改めて。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする