国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

4度目の正直

2020-10-22 | 日記

上高地は一昨年と昨年、乗鞍スカイラインとセットにした1泊2日のバスツアーに申し込んだものの、いずれも最少催行人数に届かずお流れ。そして今年9月も地域共通クーポンのゴタゴタで長期滞在型(6泊7日)の信州ツアーに参加しそびれたため、今回ようやくにして訪問が実現することに。実はこのY社も乗鞍を組み込んだツアーを提供していたので少し高くても当然そちらに参加したかったのですが、7月の豪雨でスカイラインが通行止めとなり、代替の観光地が3年前に行ったばかりの高山だったためパス。また上高地&善光寺他というのもありましたが、お寺はLindaが退屈するだけになると思ったし、私もさして興味がなかったので落選。消去法で上になりました。

なお同社のツアーに参加するのは初めてでした。(申し込み後にキャンセルしたことは2度ありましたが。)ここはH社やC社が提供している同内容のバスツアーと比較して1000円ほど割高感があるのですが、家から片道30分ちょっとで着ける名神高速道路の多賀サービスエリアが乗車地に含まれているのは大きなメリット。駐車代として1000円取られますが、米原から京都や湖南(大津、草津)までの往復電車賃(3人分)を払うよりはるかに安上がり。(米原のコインパーキングも2日で最低500円かかりますし。)また東へ向かう場合は京都や大津から乗る人より1時間以上遅く家を出て早く帰宅できます。


駐車場は下りSAの近く、そして集合場所は上り側だったので歩道橋を渡りました。その分帰りはラクです。ほぼ定刻に乗車。昨年のこの日の記憶があったため危惧していたのですが、名神では一宮や小牧のジャンクション前でも渋滞することはなく杞憂に終わりました。

発車後しばらく挨拶と説明があり、続いてこれが配られました。3人分で12枚あります。先月は「半分返しだ!」と書きましたが、北海道でもらい損なった地域共通クーポンは21000円分なので、正確には「4/7返し」ということになります。

左下に貼ってあるシールに記載されている県でのみ使用可能です。長野県は日本で最も隣接する都道府県が多く、それ自身を含めると9県。(滋賀の倍以上!)ただし旅程を考えると実際に使えるのは長野と岐阜だけです。

最初の休憩地(恵那峡SA)での昼食時に早速1枚を消費。レストランで注文すると時間を食うためファミリーマートでパンや弁当を買って手軽に済ませました。釣銭が出ないので現金支出を減らそうと思えば組み合わせに知恵を絞る必要があります。もちろん暗算力も。

既に中央道に入っています。(先述した昨年5月以来です。)正面あるいは左手に見える雪山が何か尋ねた人がいて、添乗員さんは御嶽山と答えていましたが、そこで思い出したことが。かつて自転車ツーリングで滋賀・岐阜県境にある鳥越峠から見える雪山が御嶽か白山かという問題(こちらと1年後のこちらを参照)が未解決のままだったのですが・・・・


改めて考えても分かりませんね。距離的には白山ですが、方向が違いすぎるような気もします。

その後も南アルプスと中央アルプスの説明の度に写真撮影を試みました。この辺りで富士山の次に高い北岳(3193m)も見えたはずですが・・・・・上画像左の山がそれなのかは自信なし。そうこうしている内に本日最初で最後の観光地のリンゴ園へ。インターを出てすぐの所にありました。

高速道路沿いは果樹園(観光農園)ばっかりでした。

ここで30分間のリンゴ狩り。その後買い物タイムも少しばかり取るとのこと。以下適当に。






私は皮を剥くのが面倒なので丸かじり。見かねたLindaが剥いてくれました。




果物狩りに目のない人なのでご満悦。ですが、いくら食べ放題といってもモモとかブドウのような柔らかい果実のようにバクバク食べる訳にはいきません。私が5個、Lindaと父がそれそれ3個だったような。

もちろん直売所にも寄りました。たしかリンゴ(良品)が6個で1000円(税込)だったと記憶していますが、その横にあった傷物の青リンゴ(同じく6個)が500円だったので、同価格のリンゴジャム1瓶との合わせ技にしてクーポンで支払い。ところが、その隣に加工用ではねられた赤いリンゴの8個入り袋が激安(300円!)なのを見つけたため、100円払ってその2袋と青リンゴを交換。さらに父が同じく難ありのナシ1袋600円を買うと言って聞かなかったため、それも先のジャムと一緒に購入。(とにかく1000円近くになるよう心がけました。)ここだけで結構な量と重さの買い物をすることになりました(苦笑)。

上は思い出の場所だったので思わず1枚。(駒ヶ根には3年前に鉄道旅行で来ていましたが。)今から31年半前のことですが、このサービスエリアに徒歩で行ける施設で私はスペイン語を(後に親戚関係になるH君と一緒に)学んでいました。そこに来ていなかったらLindaと一緒になることも100%ありませんでした。



さらに進むと北アルプスとか白馬三山などがクッキリ。(これもどれがどれだったか憶えていません。)

既に本日の宿泊地、白馬村に入っています。長野冬季オリンピックのジャンプ台(左がノーマルヒル、右がラージヒル)も何とか撮れました。


JR大糸線の白馬駅。思い返せばここも32年前に来ていました。土木関係の調査のバイト(ピンチヒッター)で1週間ほど滞在し、結構いい金になりました。

今回は宿が2箇所に分かれていたので最初にグレードアッププランの参加者(数名)のホテルへ向かい、続いて残り大勢が泊まるところへ。スキー客用に建てられたコテージという説明でしたが、ベッドルームと和室があって3人には十分な広さ。最近リフォームしたらしく内装もきれいでした。

オフシーズンのため開いてみる土産物屋は少なく、それらもすぐ閉まってしまうとのことで、いつもは夕食前に済ませる入浴を後回しにしてLindaと外へ。


18時前でしたがもう真っ暗。そして灯りの付いている建物はまばら。2店廻ってワイン(赤白1本ずつ)などで4000円ちょっと散財。もちろんクーポンを使ったので現地発信した通り残り5枚となりました。

酷いピンボケで面目ないです。コテージゆえアメニティもタオルと歯ブラシだけと決して充実しているとはいえませんでしたし、大浴場といいながら(天然温泉は良いとして)5人入れば満員になってしまう程度のサイズ。しかしながら、ビュッフェ形式でこそなかったものの、この懐石風の夕食、そして翌日の朝食(下画像の和定食)は質量とも申し分なし(ご飯と味噌汁おかわり自由)。翌日のバス車内で他の人達も「食事は良かったね」と口々に言っていました。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする